嫌な上司をこの世から消し去る技術


 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

会社に勤めている人の悩みを聞いていると、話題として最もよくあがるのが人間関係の悩みです。

その中でも、上司とそりが合わないという話はほんとうに多く耳にします。

実は、上司が正しいのか、部下が正しいのか、そのどちらかを決めることは難しいところです。

どのような結果にせよ、お互いがそれぞれの正しさでもって行動したことによるはずだからです。

しかし、実際に上司との人間関係において苦しい思いをしている人が大勢いるのは事実です。

ということで、だったら嫌な上司は消し去ってしまいましょう、というのがこの記事での提案です。

 

何やら恐ろしいことをさらりと言っているな、と思われるかもしれません。

恐ろしいかどうかを確かめるために、ぜひ記事を最後まで読んでみてください。  

 

嫌な上司にされること

嫌な上司にされることを列挙してみましょう。

  • 恫喝される
  • ひいきをされる
  • プライベートに立ち入られる
  • 無視をされる
  • 仕事を教えない
  • 失敗の責任をなすりつけられる
  • 話を聞かない
  • 嘘をつく
  • セクハラをする

具体的にあげていけばきりがありませんが、こんなところでしょうか。

上司のこういった振る舞いは、いわゆるハラスメントにあたります。  

職場におけるハラスメント(いじめ)について詳しく書いた記事もありますので、参考にしてみてください。 「職場のいじめに疲れた人が意識するべき大切なこと」  

 

一般的な嫌な上司への対処法

そういった上司の振る舞いに対し、どのような対処法があるのでしょうか。 調べてみた結果、以下のようなものがあげられていました。

  • 話し合う
  • 上司より上の立場の人に相談する
  • 相手にしない
  • 完璧な人間などいないと悟る
  • 転職する

おおむねこんな感じでした。   転職に関しては詳しく説明した記事がありますので、そちらも参考にしてみてください。 「コーチングの理論で考える失敗しない転職の仕方」  

 

一般的な対処法の問題点

さて、嫌な上司にされることと、その対処法をまとめてみました。

これらの対処法は、それぞれが効果的である一方で、本質的な解決に迫りきれていません。 なぜなら、「嫌な上司をこの世の中に生み出しているのはあなたの認識である」ということが踏まえられていないからです。

少しわかりにくい表現かもしれません この理屈を理解してもらうためには、認識とは何で、どのように生まれていくのかを理解する必要があります。  

 

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あなたの生きる世界とは何か

あなたの生きる世界とは、あなたが認識できているものすべてのことです。

たとえば、あなたはパソコンという存在のことを知っていて、認識できています。

よってあなたの世界にはパソコンが存在しているということになります。

もしあなたが100年くらい前の人だとしましょう。

目の前にパソコンがあっても、それをパソコンであると認識することができないでしょう。 これは、その物体をパソコンとして理解することができないというだけではなく、場合によっては見ることすらできないということもあり得ます。

もちろん視界には入っているのですが、物理的に見えないということが起こるのです。 このように、パソコンがなんであるかを知らない人にとっては、世界にパソコンは存在しないのと同義だと言えます。

これは何もパソコンだけにあてはまることではありません。

その人の世界とは認識できるもののすべてであるということでした。

ということは、認識できないものはその人の世界の中にないも同然であるということです。

 

スコトーマ

このように、認識の外側にある見えない領域のことを、コーチングの用語でスコトーマ(心理的盲点)といいます。

このスコトーマという言葉は、もともとは医学の用語であり、眼の構造上どうしても見えない部分のことを盲点のことをあらわします。

それがコーチングの理論の中で、人間の認識に上がっていないものというように意味を拡張して使われるようになりました。

人間には誰にでもスコトーマが存在する、というのがコーチングの考え方です。  

 

*スコトーマを実感するために以下のサイトで試してみると面白いと思います→『試してみよう! 誰もが「モノが見えなくなる」場所 “盲点” がある!』  

 

嫌いな上司はスコトーマの中に入れてしまえばいい

さて、そろそろ嫌な上司をこの世から消し去る方法が見えてきたのではないでしょうか。

そうです、嫌な上司はスコトーマの中に入れてしまえばいいのです。

そうすればあなたは、嫌な上司を認識することすらできなくなってしまいます。

それはつまり、あなたの世界から嫌な上司が消えてしまったということになります。

もちろん、上司の存在がこの地球上から消滅するというわけではありません。

しかし、あなたにとってはまったく取るに足らない、認識すらする必要のない存在になってしまうのです。  

 

認識とスコトーマは何で決まるか

さて、それでは嫌な上司はどうすればあなたのスコトーマの彼方に消し飛んでくれるのでしょうか。

その方法にたどり着くには、そもそも認識とそのスコトーマがどのように決まるかということを理解しなければなりません。

認識は多くの場合、過去の記憶によって決まります。

昨日までのあなたの生きてきた人生のなかでもたらされた過去の記憶です。

過去の記憶の集積のなかであなたは、重要なものとそうでないものをより分けてきました。

たとえば、ある有名人に会ったらすごく感じのいい人だった、という記憶のある人がいたとしましょう。 その人にとって、その有名人は重要度の高い知識となります。

その結果、日常の生活のなかでその人の情報が次々と認識に上がってきます。

テレビや雑誌に出ているのが視界に入ると、否応なしに意識してしまうということです。

一方で、その有名人のことを知りもしない人は認識することができません。

なぜならその人にとってその有名人は、まったく重要ではないからです。

その人の世界にはその有名人は存在していないということになります。

そして、この過去の記憶の集積の結果出来上がった重要度を変えることが、認識とスコトーマを変えるために必要であるとわかります。  

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ゴール設定とは重要なものを決める作業である

嫌な上司に悩まされる人というのは、必ず過去の記憶のなかでその上司が重要であるとの判断があったのです。

だからこそその嫌な上司が認識にあがり、嫌な思いをするのです。

残念ながら、過去を変えることはできません。

しかし、過去に決まった重要度を変化させる方法はあります。

自分にとって重要なものを新たにいまここで決めていくということです。

そして、コーチングにおいてその作業はゴール設定と呼ばれます。  

 

認識の壁の外側に行く

あなたは過去の記憶で作られた重要性によってとらわれています。

その重要性によって生まれた認識の世界で生き、その認識の内側にいる嫌な上司に悩まされています。

これは大変恐ろしいことだと思いませんか。

それはさしずめ、必ずしも自分で望んでいたわけではない、外からやってきた様々な記憶の牢獄に囚われているようなものでしょう。

その記憶でできた認識の壁をぶち破るためには、未来へ向けて自分でゴールを設定するしかないのです。

その際のゴールは、心から望ましいもので、できるだけ大きな、現状を超えたところにあるものにしなくてはいけません。

そういうゴールが設定されれば、自分にとって重要なものの順番が目まぐるしくかわっていき、気がつけば上司のことが認識にすら上がらないという状態になっているはずです。

嫌な上司のことがまったく気にならなくなり、存在を忘れていた、という感じが一番近いと思います。

これは認識の内側にいる上司を無視したり、なだめたり、無理やり気にしないようにしたりするのとは違う、本質的な解決方法であるといえます。  

 

*ゴール設定に関する詳しい説明は以下の記事を参考にしてください

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

まとめ

この記事では、嫌な上司をこの世から消し去る方法について書きました。

嫌な上司はスコトーマの中に追いやってしまえばよいということで、そのためには自分で未来へと向けたゴールを設定する必要があるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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