自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)




苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

前回はエフィカシー(self-efficacy)を高く維持する、つまり自信にあふれた状態を維持する方法として、セルフトーク(self-talk)をマネジメントするという話をお伝えしました。

それはいわば、自分の内側を変える作業であり、大前提となっています。

この記事では、発展編2と称して、自分の外側を変えることでエフィカシーを高める方法を紹介したいと思います。

《*前回の記事を未読の方はこちらからどうぞ→「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」

《*エフィカシーという言葉の詳細な説明はこちらをどうぞ→「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」

人は関係するもので成り立っている

突然ですが、あなたは一体誰なのでしょうか。

もしあなたという人間を説明するとしたら、自分と関係のあるものごとを並べていくことになるでしょう。

名前は○○で、仕事は△△、車は□□に乗っていて、仲の良い友人は〜〜、気が短いが情に厚い……、というふうにです。

このように考えていけば、その人にとって重要なものごとが織りなす関係性の総合体がその人自身であると理解することができます

自信がないあなたを作っているもの

それでは、自信のないあなたを作っているものは一体なんなのでしょうか。

答えは簡単ですね、近くにある重要なものごと全てが作る関係性です。

あなたの家族、友人、職業、趣味、持ち物、思想信条などなどがすべて寄り集まり、その関係性の中で自信のないあなたが出来上がっています。

あなたは関係を変えることができる

幸いなことがひとつだけあります。

あなたには意思があるということです。

あなたに意思があるおかげで、あなたは自分や周囲の重要なものごとに働きかけることができます

周囲の重要なものごとに働きかけることができたならば、もちろんそれらの関係性は変化していきます。

当然の結果として、あなた自身も変わることができます。

人は双方向的な関係性の中で生きているのです

では、あなたは周囲の何を変えるべきなのでしょうか。

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変えるべきは人間関係

自分の周囲にあるものの中で、重要かつ影響力のあるもののひとつに人間関係があげられます。

人間が持つ情報量はとても大きく、それゆえあなたに与える影響はとても大きいからです。

ということは、自分を取りまいている人間関係は、良くも悪くも自分の状態を映し出しているということができます。

このことから、自信のない自分を変えるためには人間関係を変えることが効果的であるとわかります

どのように人間関係を変えるべきか

では、どのように人間関係を変えていけばいいのでしょうか。

自信を持つには、あなたのことを自信のある人として扱ってくれるような人間関係に変えればよいのです。

きみならできるはずだ、自信を持って当然だ、と言ってくれる人に囲まれる状態です。

そうすれば、あなたはどんどん自信のある人へと変わっていきます。

誰が自信のある人として扱ってくれるのか

だれがあなたのことを自信のある人として扱ってくれるのかについて説明します。

あなたを自信のある人として扱ってくれるのは、高いエフィカシーを維持できている人です。

エフィカシーとは、ゴール達成のための自分の能力の自己評価のことでした。

エフィカシーが高い人は、自分がゴールを達成することが当然だと思っています。
 
そこには、人間はゴールを達成して当然であるという確信があります。
 
つまり、人間はゴールを必ず達成できるというところにコンフォートゾーン(comfortzone)があるわけです。
 
コンフォートゾーンとは安心できる領域のことでした。
 
なので、目の前にエフィカシーが低く、自信を失った人が現れたとしたら、大変な違和感を感じます。
 
それゆえそんな人に対しては、あなたはゴールを達成できる、と引き上げてあげたくなるのです。
 

エフィカシーの高い人は、自己のことと同様に、他者のゴール達成の能力の評価も高いものなのです。

一見エフィカシーが高いように見える人に注意

ところで、一見エフィカシーが高く、自信があるように見える人がいます。

ですがその中には、ほんとうの意味で高いエフィカシーを持っているとは言いがたい人もいるようです。

その見分け方は極めて単純です。

あなたのがゴール達成の能力を持っていることを肯定してくれるのかどうかで判断すればよいのです。

あなたのゴール達成を否定してくる人は、いかに自信に満ちあふれているように見えたとしても、本当のエフィカシーを持っている人ではありません

むしろ、あなたのエフィカシーを下げる厄介な人であると認識しましょう。

こういった人とは距離を置いていくことが賢明です。


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エフィカシーが高いのは誰なのか

では具体的に、エフィカシーの高い人とは誰なのでしょうか。

エフィカシーの高い人の典型が、プロのコーチです。

なぜそう言えるのかというと、コーチは高いエフィカシーを維持する訓練を徹底的に積んできているからです。

コーチングを受けるひとつの意義は、エフィカシーの高いコーチとの関係を作ることによって、あなたをエフィカシーの高い状態に一気に運んでいくことです。

もちろん、プロのコーチ以外にもエフィカシーが高い人はたくさんいます。

自分の周りをじっくりと見回してみましょう。

あなたがどんなゴールを設定しようとも、心から応援してくれる人が必ず何人かはいるはずです。

自分のゴール達成への確信はもちろんのことながら、他人のそれも同様に感じられるような人です。

どうぞそういった人との関係を作ることを恐れないでください。

エフィカシーの高い人との関係を積極的につくっていけば、あなたは極めて自然に自信のあふれた状態になっていくことでしょう。

まとめ

今回の記事では、自信を持つためにはエフィカシーの高い人との関係を作るとよい、という考え方を紹介しました。  

さて、三回にわたり、自信のつけ方、自己評価の上げ方について説明してきました。

自己評価とはエフィカシーのことであり、ゴール達成には絶対に欠かすことのできないものです。

ぜひエフィカシーを高め、ゴールへと邁進する日々を送っていただきたいと思います。

参考にしていただけると幸いです。


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