どうしても空回りばかりしてしまうあなたへ伝えたいこと

 

photo-1437623889155-075d40e2e59f (1)

 

苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

あなたの周りにもこんな人がいませんか。  

何事も一生懸命やっているし、それなりに正しいことを言っていたりするのだが、どうにも報われず、空回りばかりしている  

たとえば仕事の中で、チームのことを考えてよくしようと働きかけるのだけど、うるさがられてしまい、一人気を吐く、などという人はいかにもいそうではありませんか。

もしかしたらこの記事を読んでいるあなた自身にも心当たりがあることかもしれません。

この記事では、一生懸命だけど空回りしている人がなぜそのような状態に陥るのか、そして以後どう考えていくべきかについて説明したいと思います。

 

昔の友人

私の友人でこんな人がいました。

彼女は私よりも少し年上の、頭のいい女性でした。

努力家でありながら、人格的にも優れ、ものごとをより良くしていきたいという熱意あふれる人でした。

一言で言えば、いい人だったのです。

彼女はある企業に入社すると、仕事に一生懸命取り組み始めました。

自分の考えを持ちながらも、しっかりと与えられた仕事をこなしていってのです。

実際、それなりの結果を出しながら評価もされました。

ところが、あるときからだんだんと元気がなくなってきたことが、はたから見ていると良くわかりました。

心配になったので、「大丈夫ですか」と声をかけてみたものの、大丈夫だと言い張るのです。

しばらく時間が過ぎたとき、彼女から連絡が入り、話を聞いてほしいと言われました。

私は承諾し、久しぶりに彼女と会いました。

彼女は憔悴しているように見えました。

話を聞いてみると、会社の中をよりよくしようと奮闘しているのだが、どうしても受け入れられない、それどころか、最近では煙たがられるようになってきた、ということでした。

他の道を考えてみてはどうかといったのですが、それはしたくないと答えが返ってきました。

それからしばらく仕事は続けていたようですが、その後彼女は体調を崩し、退職してしまったということでした。  

彼女について知っている情報はこれがほとんどすべてです。

その限られた情報から真実がどうであるかを推測することは難しいかもしれません。

しかし、彼女の例を引き合いにしながら一般論を展開し、その一般論を多くの人に役立てることは可能でしょう。

ということで、以下、彼女の事例を元にしながら分析をしてみたいと想います。

photo-1436915947297-3a94186c8133 (1)

 

コンフォートゾーンとは

コーチングの概念で、コンフォートゾーンという言葉があります。

コンフォートゾーンとは、安心できる領域のことを表します。

通常、領域というと物理的なものを想像するかもしれません。 たとえば、自宅、いきつけのカフェ、通い慣れた学校などがそれにあたります。

実は認知科学の成功以降、物理の世界は情報の世界の一部であると考えられるようになりました。

その考えに従えば、このコンフォートゾーンという概念も、物理的な領域だけではなく、情報的な領域も含むものであると考えることができます。

情報的な安心できる領域とはどのようなものでしょうか。

この文章を読んでいるほとんどの方は日本国籍でしょう。

もし、明日からあなたはブラジル国籍になりますよ、と言われたどうでしょうか。

なんとなく据わりの悪い、居心地の悪い感じがするのではないでしょうか。

明日からブラジル国籍になった際のデメリットが、意識の上にあがらなかったとしても、わけもなく拒否したくなるのではないでしょうか。

この例における、「日本国籍」こそが情報的なコンフォートゾーンなのです。 つまり、「日本国籍」は実態のない情報的なものであるのにも関わらず、その状態に慣れ親しんでいるということです。

ここで注目してほしいのは、人はコンフォートゾーンを出ることを本能的に嫌がるという事実です。

これは考えてみれば当然の話で、昨日までそのコンフォートゾーンの中で安全に生命維持ができていたわけで、そこを出るということは生命の危機を意味するからです。

もちろん、ブラジル国籍になったからといって生命の危機が訪れるわけではないでしょうが、無意識はその内容を問わず、コンフォートゾーンを出ることが生命の危機に直結すると判断するということです。

 

コンフォートゾーンに善悪はない

さて、コンフォートゾーンのもうひとつ重要な性質を説明しましょう。

それは、人は好ましいものもそうでないものもコンフォートゾーンにしてしまうということです。

よく聞く話で、ある女性が、付き合う男性がどいつもこいつもろくでなしばかりだ、というものがあります。

はたから見ていると、どうしてこの子はこんなにも男運がないのだ、とかわいそうになってくるくらいです。

本人も、今度こそはと思って選ぶ男性がとんでもなくひどい男ばかりなので、ますます自信を失い、運命を呪います。

このような現象は、コンフォートゾーンの原理で説明することができます。

この女性にとって、自分をひどい目に合わせる男性とお付き合いすることがコンフォートゾーンになっているということなのです。

ひどい男性と一緒にいることがコンフォートゾーンなのですから、今お付き合いしている男性と別れることになったら、コンフォートゾーンの外側に放り出された状態になってしまいます。

そうすると、彼女はあわてて次のひどい男性を探し、お付き合いをはじめるというわけです。

冷静に考えれば、自分をひどい目にあわせる男性といるのは嬉しくないはずですが、そういった男性と一緒にいることがコンフォートゾーンになっている以上、無意識が強烈にその状態を維持しようとします コンフォートゾーンであるかどうかに内容の善悪は関係がないということです。

仮に意識ではその内容が嫌だったとしても、容易には逃れられません。

そのくらいコンフォートゾーンの力は強いということなのです。

 

友人の境遇を分析する

はじめに出した女性の例に戻りましょう。

彼女はどの段階で間違ってしまったのでしょうか。

はじめ彼女は、会社の中で生き生きと仕事に取り組んでいました。

おそらくその頃の彼女は、会社のゴールと自分のゴールが矛盾することのない、バランスのとれた状態だったのでしょう。

ここでゴールとは何かについて確認しておきます。

ゴールとは、心から達成したい目標のことです。

コーチングにおけるゴールの概念は実に厳密で、場合によっては目標であってもそれはゴールとは呼べない、ということもあるのですが、いまは単に目標くらいに考えておけば良いでしょう。

(ゴールについての詳しい説明はこちらを参考にしてください→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」「コーチング理論から考える目標設定のリアリティーを上げる方法」

個人におけるゴールがあるように、実は会社という法人格にもゴールがあります。

こう聞くと意外かもしれませんが、会社は単なる仲良し集団として存在しているわけではないので、当たり前の話です。

会社のゴールは単純で、利益を上げることです。

社長と取締役は、株主に対して利益を上げる責任を負うことで、経営権を委任されます。

そして利益を上げることは、そのまま会社の基本的なゴールとなるのです。

彼女が生き生きと仕事をしていたころは、この会社のゴールと、彼女の目指しているものや実行していることが矛盾なく両立できたのでしょう。

だからこそ意見を提言しながら実績を出し、評価も上がっていったのです。

ところが、会社の中で仕事をする中で、彼女自身が変化、成長していきます。

その結果、彼女のゴールと会社のゴールがうまく両立しなくなってきたと考えられます。

彼女のゴールと会社のゴールに矛盾が生じ始めたということです。

だからこそ会社と彼女の間に軋轢が生じ始めたというわけです。

 

会社と友人の間にはどのような矛盾が生じたのか

この矛盾のパターンはいくつか考えられます。

以下列挙してみましょう。

 

1:彼女のゴールが会社のゴールを超えてしまった場合、つまり会社の利益とは直接関係のないゴールになってしまった場合

2:彼女のゴールは、会社のゴール(利益を上げること)にかなうはずなのに、それを会社側が理解してくれない場合

3:そのいずれでもなく、単に彼女が間違ったことをいいはじめている場合

 

1の場合は、どういう場合が考えられるでしょうか。

たとえば、会社で扱っているものは環境に悪い商品だったとします。

そして彼女は、地球環境のことを考えてその商品を取り扱うのをやめ、もっと環境にいい商品を扱うべきであるというゴールを持ったとします。

しかし、会社側に地球環境を考えるというゴールがあるのなら話は別ですが、利益をあげることが唯一最大のゴールになっていたとしたら、いかに彼女のゴールがもっともらしいものであったとしても、会社からすればいい迷惑になってしまいます。

つまり彼女と会社のゴールに矛盾が生じてしまうというわけです。

2はどうでしょうか。

彼女が地球環境のことを考えて、地球環境に良い商品を売ることをゴールにしたとします。

さらに、世の中の動きを見ると、そういったエコを売り出していくことで今まで以上の利益をあげていく十分な勝算があったとします。

この場合は、絶対とはいえないものの、会社側の利益を上げるというゴールも満たしてくれそうです。

しかし、彼女の想定している商品のマーケティング手法があまりにも斬新であったり、そもそもあまりにも大きなスケールの地球環境の話であったりするため、会社側がその勝算も含めて理解ができないという事態がありえる、ということです。

この場合も結果的に、会社からすれば彼女は面倒なよくわからないことを言っている人と認定されてしまいます。

3の場合は彼女が間違っていることを正すしかないですし、本論の主旨とずれてしまうのでここでは扱いません。

さて、1の場合も2の場合も、いずれにせよ彼女のゴールと会社側のゴールに矛盾が生じています。

そのせめぎ合いの中で彼女はだんだんと疲弊し、やがては体調を崩してしまったと考えられます。

photo-1434828927397-62ea053f7a35

 

友人はどこで間違ったのか

本来ならば、1や2の状態になったところで、彼女は自分の道を探し始めるべきでした。

なぜならば、それ以上その中にいても不毛だからです。

もちろん、いずれは時間をかければいずれは会社側が理解してくれたのかもしれませんが、それにしたって限度があります。

彼女は、たとえば独立して自分のゴールにかなった道をさぐるなどという選択をせず、現状の内側の中でなんとかゴールを達成しようとしてしまったのです。

その結果、彼女のゴールそのものや、考えて行った行動が、会社という組織の中で空回りしてしまっということができます。

このように、現状の外へと進んでいかなくては達成できないゴールを、現状の中で振り回してしまっているため空回りしてしまっている人はとても多いのです。

 

どうしても空回りばかりする人はどうすべきか

では空回りしてしまう人はどうすればいいのかといえば簡単で、さっさと現状の外側に出て、自分のゴールに向かって走り出せば良いのです。

ところが、なかなかそうもうまくいかないようです。

それはさきほどコンフォートゾーンの性質として説明したように、現状の外側に出ることがとても怖いことだからです。

しかし、現状の外に出る不安や恐怖に正対せず、それでも自分のゴールはあるものだから、それを現状の中でなんとか形にしようと四苦八苦しているのが、空回りする人であるのは先ほども確認した通りです。

これでは、現状の中の人も当人も双方が不幸せです。

このようなケースでどうしても空回りしてしまう人は、一度胸に手を当てて考えてみてください。

素晴らしいゴールを持っているあなたは、現状の中で空回りし、疲弊していくべきなのでしょうか。

私はそうは思いません。

勇気を出して現状の外へ飛び出し、思い切りあなたのゴールを追求する覚悟を持ってみたらどうでしょうか。  

 

まとめ

空回りする人は、現状の内側でゴールを振り回しているということでした。

その状況を打破するためには、現状を飛び出す覚悟を決める、というのがポイントでした。

参考にしていただけると幸いです。

【表には出さない情報、お得なキャンペーン情報が配信される無料メルマガの登録はこちらからどうぞ→「REenのメールマガジン」 

 

毒になる親(毒親)の呪縛に苦しむ人のために

 

fVSwTG05QIaE9FN7tLQ5_IMG_1122

 

苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

「毒親」という言葉をご存知でしょうか。

「毒親」とは、スーザン・フォワード著『毒になる親』という本から由来する言葉であり、その定義は「子どもを自分の思い通りにしようとし、なかには暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親のこと」となります。

この「毒親」に現在進行形で悩まされていたり、後遺症に苦しんでいる人は大変多いと聞きます。

そこで今回は、「毒親」と「毒親」にまるわる問題について概括したのち、それらの問題にコーチングができることを提示したいと思います。

 

毒親とは何か

毒親とはどういう親のことをそう呼ぶのかは確認しました。

「子どもを自分の思い通りにしようとし、なかには暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親」

このような親をそう呼ぶのでした。

暴力、性的なものも含む虐待などにより、子供を支配下に置き、コントロールすることを想像するのは、そんなに難しくないでしょう。

しかし、親の干渉によって子供をコントロールすることが、「毒親」と呼ばれなければならないくらいにひどいものだとはなかなか感じにくいかもしれません。

どんな親だって、子供のためを思えばこそ干渉もするし、結果的に正しい方向へとコントロールすることだってあるだろう、そう思われる方もいるでしょう。

しかしながら、親のそのようなコントロールが親の過剰で個人的な感情に基づき、繰り返し執拗に行われたとしたらどうでしょうか。

いくら子供のためを思った行動だとうそぶいたとしても、現実問題としてある段階からは単なる押し付けになります。

そのような押し付けを浴びながら育てられた結果、子供にはさまざまな問題が起こるようになります。  

毒親によってもたらされる問題

毒親に育てられた子供には、どのような症状が現れるのでしょうか。

『毒になる親』には以下のような記述があります。

 

一人の人間として存在していることへの自信が傷つけられており、自己破壊的な行動を示す

スーザン・フォワード『毒になる親』(p11〜)

 

具体的には、自分の意思をはっきりと表明できない、常に周囲の評価が気にしてしまう、他人との親密な関係を築きにくい、ものごとを極端に考えてしまう、自分を軽んじるような行動に出るなど、いくらでもあげられます。

 

毒親に育てられた場合の対策

さて、『毒になる親』では、毒親に育てられた人がどのようにすべきかについて、以下のようなやり方を示しています。

  • 現在の思考パターンを変えていく
  • 現在の感情に向かい合う
  • 親と対決する

現在の思考パターンをを変えるとは、毒親によって刷り込まれたものの見方を変更していくということです。 現在の感情と向かい合うとは、鬱積した怒りや悲しみの感情を認識し、それを開放していくということです。 親との対決とは、自分がされてつらかったこと、悲しかったことなどを伝えたり、今後どのようにしてほしいか伝えたりすることです。

こういった作業を繰り返すことで、毒親の呪縛を断ち切っていくということが推奨されています。

street-691926_640

コーチングでは毒親をどう考えるか

コーチングでは毒親をどのように考えるのでしょうか。

なぜ親は子供を過剰にコントロールするのか、という疑問です。

それは、親自身にゴールがなく、あるいはあってもエフィカシーが低いからである、と考えます。

順番に説明しましょう。

ゴールとは本人が心から達成したいことのことを言います。

コーチングにおいては、このゴールを何よりも重視し、それぞれがそれぞれのゴールを達成していくための人生こそがハッピーなものであると考えます。

毒親のように過剰に子供をコントロールする親はゴールを失っている可能性が考えられます。

なぜなら、親自身にゴールがあり、それを達成するような人生を過ごすことができているのならば、そういう親は子供にも子供のゴールがあることを認め、それを尊重することができるはずだからです。

その意味で、毒親のゴールは自分のゴールを持てずにいると考えられます。

エフィカシーとは、自分のゴールを達成するための自己の能力の自己評価のことです。

ゴールを達成する自信、くらいに理解しておけば良いでしょう。

毒親であっても、こういうことができたらいいなあ、と感じることはあるかもしれません。

しかし、このエフィカシーが低いため、そんなゴールを持ったって自分には達成できっこない、とはじめからあきらめてしまうのです。

となると、結果的にゴールを持たない状態と同じになってしまいます。

このように、親がゴールを持たず、持っていたとしてもエフィカシーの低い状態だと、その状態が親の通常の状態になってしまいます。

この、心理的に慣れ親しんだ状態のことを、コーチング用語ではコンフォートゾーンと言います。

ゴールがない状態がコンフォートゾーンになってしまっている人間は、そばにゴールを持ってそれを目指している人間が現れると落ち着かなくなります。

その結果、その人を自分のコンフォートゾーンに引きずり込むような行為を無意識でとってしまうのです。

生まれてすぐの子供は、自分のできないことに物怖じせず、いろいろなことを身につけていきます。

つまり、コーチング的にいえば、ゴールを設定し、高いエフィカシーを維持しながら達成していく、まさに理想的なコーチング的ライフスタイルの体現者なのです。

ゴールを失った親からすれば、自分のコンフォートゾーンを乱される難い存在となります。

もちろんこれは、無意識レベルで起こることなので、親の意識にはあがりません。

コンフォートゾーンを乱す子供をなんとか自分の引きずり込むために、正当化するような理由をつけ、子供をコントロールしようとするのです。

あなたが心配なのよ、あなたのためなのよ、などという言葉はその典型でしょう。

ほんとうに子供のことを思うのなら、子供がゴールを設定し、新しいことにチャレンジしながら自分の人生をクリエイトしてけるようなマインドを作ってあげるべきでしょう。

しかしながら、ゴールがなくエフィカシーの低い親はそれができないのです。

そういった親を毒親と呼びます。

 

コーチングは未来へと働きかける

毒親に育てられた人は、どのようにしていけばよいのでしょうか。

コーチングから考えるアプローチは以下の通りです。

まず、『毒になる親』で推奨されているやり方を概観して見ましょう。

上にあげたやり方は、いずれも過去や現在に働きかけるものになっています。

実はコーチングでは、そのようなやり方は一切推奨しません。

コーチングでは、時間は未来から現在に流れる、と考えます。

未来がだんだんと近づいて現在になり、今この瞬間は遠い過去へと流れていく、そのような時間観を採用しているのです。

だからこそ、どんどんと遠ざかる過去へ働きかけることは不毛であると考えます。

それどころか、現在を含む過去へと働きかけることで、ますますそれにとらわれてしまうリスクを示唆するほどです。

もちろん現状把握として、現在や過去を分析することは問題ありません。

実際にコーチングセッションにおいてコーチは、クライアントの現在、過去のすべてを観察します。

しかし、当事者が過剰に過去や現在を分析し続けることで、本来一番注目すべき未来がないがしろになり、かえって現在や過去にとらわれる可能性を忘れてはいけないのです。

だからこそ、コーチングの基本スタンスは未来に働きかけるということなります。

 

photo-1433840496881-cbd845929862

未来へ働きかけるとはゴール設定をすることである

未来に働きかけるとはどのようなことをいうのでしょうか。

コーチングではその作業のことをゴール設定と言います。

まず心から達成したいゴールを設定し、それを本気で追求する生き方を作り上げる、そのことを徹底的に行うのです。

毒親に育てられた人は、自分にとって重要なものを選択するという生き方を奪われてしまっています。

毒親からのコントロールが執拗に繰り返される中で、毒親の評価軸がまるで自分の評価軸であるかのように思い込まされてきたからです。

しかし、自分の意思でゴールを設定し、自分にとってのゴールに必要なものはいったい何か、という生き方を続けていると、自然の毒親の評価軸は消えていきます。

ということは、現在の思考パターンや、現在の感情は結果的に消えてしまうということです。

親自身との対決も無理にやる必要すらなくなってくるかもしれません。

自分のゴールにとってどうでもいいことは忘れてしまうからです。

このように、自分の心から望ましい未来をクリエイトしていくことで、過去や現在を一気に吹っ飛ばしてしまうような人生を作っていくのがコーチングなのです。

 

*ゴール設定に関する詳しい方法は以下の記事を参考にして下さい 「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」 「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

注意

念のために書いておきたいのは、コーチングは医療行為ではないということです。

繰り返された過剰な毒親のコントロールの結果、PTSDが発症しているなどというように、明らかに病状が見られる場合は医者の力を借りるべきでしょう。

なにもコーチングが万能のツールであると言いたいわけではありません。

とはいえ、医療行為とコーチングは決して矛盾するものではなく、上手な併用の仕方があるはずだと考えます。

 

まとめ

毒親とは、ゴールを持たず、子供を自分のコンフォートゾーンに引きずり込むような親のことであるということでした。

毒親によって自分の評価軸を失って苦しんでいる人は、本物の自分のゴールを設定することから現在や過去を変えていくことがよい、ということでした。

参考にしていただけるとうれしいです。

 

【表には出さない情報、お得なキャンペーン情報が配信される無料メルマガの登録はこちらからどうぞ→「REenのメールマガジン」  

 

【保存版】コーチングとは何かを知るための用語大辞典

 

photo-1435771112039-1e5b2bcad966

 

苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

コーチングとは何かについて書かれているウェブサイト、書籍はたくさんあります。

職業柄そういったものをたくさん読みましたが、多くはきちんとした理論に基づいて書かれたものではなく、著者の経験をまとめたものになっていることが残念です。

私の提供するコーチングは、科学的な理論に基づいた次世代のコーチングです。

それゆえ、パーソナルコーチングにおいても、セルフコーチングにおいても確実な結果につなげることができます。

しかしながら、理論がしっかりとあるがゆえに、理論の中に含まれる大切な用語を理解することが難しいという面があります。

用語の意味を理解することが難しいのではありません。

用語そのものに含まれる深い意味を捉えることに時間がかかってしまうのです。

そこでこの記事では、用語の深い意味の理解を助けるために、コーチングにおけるそれぞれの用語の定義を確認し、参考になる記事を紹介したいと思います。  

 

1:苫米地式コーチングの概要

コーチングとは、クライアントのゴール設定を促し、ゴールを達成できるマインドの構築をバックアップしていくことです。

そういったコーチとクライアントの関係をコーチングと呼んだり、そこで交わされるやりとりのことをコーチングと呼んだりします。

  「苫米地式コーチングとは何か、理論があるとはどういうことか」では、コーチングにおいて理論があるということはどういうことなのか、また、なぜ理論がなければならないのかについても説明しています。  

コーチングには、パーソナルコーチングセルフコーチングがあります。 パーソナルコーチングとは、コーチングの理論と技術を修めたプロのコーチをクライアントが雇い、定期的なセッションの中でコーチングを行うことです。

セルフコーチングとは、コーチング理論を学んだクライアント自身が、自分に対してコーチングを行うことです。

 

「【決定版】パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いとは」では、パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いについて詳しく説明しています。  

 

2:ゴール

コーチングにおいて最も重要な概念がゴールです。

ゴールとは、達成すべき夢のことです。 いわゆる目標のことであると理解してもよいでしょう。

しかし、一般に言われる夢、目標とはいくつかの点において違いがあります。 その代表的なものは、ゴールは現状の外側に設定しなければならないというプリンシプルです。    

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」では、ゴールは現状の外側にできるだけ大きなものを設定するという、超重要事項について詳しく説明しています。  

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」では、ゴールは複数持ち、バランスが取れたものである必要があるという内容を説明しています。  

「教育のプロが教える、子離れできない親がコーチングを学ぶべき理由」では、子離れできない親は自分のゴールを持っておらす、正しく子離れしていくためには親がゴールを持つべきであると主張しています。

  「「うつ」まで巻き起こす、SNS疲れの原因と対策」では、SNSに疲れてしまうのは、ゴールから考えてSNSを利用するという発想が欠けていて、不必要な情報に振り回されてしまうことにあるという内容を説明しています。  

 

3:エフィカシー

エフィカシーとは、ゴール達成のための自己の能力の自己評価のことです。

エフィカシーの重要な点は、自己評価なので自分で勝手に上げてよいということです。

自分にはこういうゴールがありそれは確実に達成できる、という強い確信がエフィカシーなのです。

以下の記事では、エフィカシーの詳しい説明と、どのようにすれば効果的にエフィカシーを上げていけるかについて書いています。

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」では、エフィカシーという概念の詳細な説明と、その本質は自分で勝手に上げることであるという内容が書かれています。

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)」では、エフィカシーを上げるために、エフィカシーが高い人との人間関係を作ることが効果的であると主張しています。

 

4:コンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは、その人にとっての安心できる領域のことを意味します。

現状の外側にあるゴールを達成しようと思うのなら、いま自分がいるコンフォートゾーンを飛び出す必要があります。

その際には、不安な気持ちが湧いてくることが多く見られます。

そういった不安な気持ちをうまくコントロールし、コンフォートゾーンを飛び出すにはコツがあります。  

 

「コーチングの理論で考える失敗しない転職の仕方」では、転職とはコンフォートゾーンを飛び出すことそのものであり、そのことを理解しておくことが転職を成功させることにつながるという記事です。

  「教育のプロが教える、子供に自信をつけさせるとっておきの方法」では、子どもが成長し、親のコンフォートゾーンから飛び出そうとした結果、親は無意識に子どもの自信をくじくようなことがある危険性を指摘しています。  

「痩せられない人必見! ダイエットをしても痩せない真実の理由とは」では、ダイエットで痩せられない場合の本質は、太っていること自体がコンフォートゾーンになっており、そのコンフォートゾーンを移動させるという発想ができていないという説明をしています。

  「コーチング理論から考える、後悔しない生き方をするために」では、後悔はコンフォートゾーンを飛び出す怖さを味わわないですむためにしているのではという厳しい指摘をしています。  

 

photo-1437532437759-a0ce0535dfed

 

5:抽象度

抽象度とは、情報量で概念を並べ替えた上下関係のことを意味します。

「コート、ジャケット、パンツ」という概念をひとつ抽象度を上げて見ると「衣服」となります。

このような関係を抽象度の上下関係というのです。 コーチングにおいては、ものごとの抽象度を上げて観察することがたいへん重要視されます。

その結果、低い抽象度で見ていたときに解決できなかった問題の解決方法がひらめいたりするからです。

 

  「職場の人間関係に疲れた人が意識するべきたったひとつのこと」では、人間関係の問題を、抽象度をあげて観察することによって解決するというやり方を提案しています。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ」は、経営者とは組織内でもっとも抽象度の高い人であり、他の人には見えないものが見えているため、孤独に陥るのは必然であるという内容の記事です。  

「振られた恋人と復縁するための5(ファイブ)ステップ」では、振られた恋人との復縁は、自分だけのハッピーではなく、抽象度をひとつあげたお互いのハッピーを未来に設定することが大切であると主張しています。  

 

6:スコトーマ

スコトーマとは、心理的な盲点のことを言います。

何かに意識を向けて注目するということは、それ以外が意識の外側に隠れてしまうことになります。

この意識の外側の領域や、外側に隠れたしまったもののことをスコトーマといいます。

ゴールを達成していくためには、このスコトーマの中にある今まで自分の認識にあがらなかった新しい情報を手に入れていく必要があります。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ(後編)」では、スコトーマが生じるメカニズムと、経営者はスコトーマを外してくれるコーチを雇うと大きなメリットがあると説明しています。  

「嫌な上司をこの世から消し去る技術」では、上司と折り合いのつかない人は、スコトーマの原理を逆手に取り、嫌な上司をスコトーマの中に入れて認識できないようにするという解決方法を提案しています。  

 

 

7:ブリーフシステム

ブリーフシステムとは、その人が持っている信念の集合のことをあらわします。

信念とは、コーヒーと紅茶があったときにはコーヒーを選ぶ、というように無意識レベルでの選択、判断、評価そのものであるといえます。

記憶によって出来上がった信念の集合であるブリーフシステムが、その人の人格であると考えることができます。

ゴールを達成するためには、現在のブリーフシステムが変容していく必要があります。  

 

「教育のプロが教える、感情に任せて子供を怒るのがよくない理由」では、勉強ができない子供はブリーフシステムがそのように出来上がっており、その原因は親が感情にまかせて子供を叱責したことにあるという注意を喚起しています。

 

8:ドリームキラー

ドリームキラーとは、ゴールを設定した際に現れるゴール達成を否定する存在のことを言います。

親はもっともドリームキラーになりやすい存在です。

ドリームキラーは、大きなゴールを設定して動き始めると必ず出現するので、あらかじめ対策を講じておく必要があります。

もっとも効果的な対策は、ゴールは不用意に他人に教えないというものがあります。  

 

「25倍収入を増やすことのできるマインドの構築法」では、収入を上げるというゴールを設定すれば、必ずドリームキラーが現れることを指摘し、そのメカニズムと対策について説明しています。

  photo-1440964829947-ca3277bd37f8
 

 

9:セルフトーク

セルフトークとは、人間が自分自身に語りかける言語のことを言います。

セルフトークの中には、言葉に出されたつぶやきや、言語としてはっきりとして知覚できないような想念も含まれます。

セルフトークの積み重ねがその人の人格を作り上げていきます。 ゴールを達成できた自分になっているということは、ゴールにふさわしいセルフトークを日常から繰り返しているはずであると考えることができます。  

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」では、自信のない状態はセルフトークの結果であると指摘したのち、セルフトークをコントロールする具体的なステップを紹介しています。  

 

10:have to、want to

have to、want to はそれぞれ、やらなければならないこと、やりたいことと理解することができます。

コーチングが目指すのは、have to が 0%であり want to が 100%である状態です.。

また、人間は want to の状態であるからこそ能力を発揮することができます。

ゴールを達成するために能力を発揮するには、そのゴールが want to である必要があります。  

 

「そうはいってもやりたいことが見つからないんです」そんな人がどう考えるべきか」では、want to なことだけをやるべき理由を説明したのち、どのようにすればやりたいことが見えてくるのかを段階的に提示しています。  

「やりたいことがありすぎて困っている人の頭の中」では、やりたいことがありすぎて困っている人は、それらの中に他人から仕掛けられた have to なものが紛れ込んでいる可能性を指摘しています。  

「教育のプロが教える、子どもに読書の習慣をつける4つのアイデア」では、読書をするさまざまなメリットを紹介したのち、子供に読書の習慣をつけてあげるには、いかに want to で子供自身が取り組める読書環境を用意してあげられるかが大切であると主張しています。

 

11:臨場感

臨場感とは、五感を通じて生成された情動や体感に結びついたリアルな感じのことを言います。

ゴールを設定した際に重要なのは、現実の世界よりもゴールの世界の臨場感を上げることです。

目の前の世界の臨場感はあまりにも高いので、ゴールの臨場感を勝たせるには工夫が必要です。  

「コーチング理論から考える目標設定のリアリティを上げる方法」では、ゴールを達成するためになぜ臨場感を高める必要があるのかを説明したのち、ゴールの臨場感を高める具体的なワークを紹介しています。  

 

12:ステータス・クオ

ステータス・クオとは、大きな構造的変化が起こらないままやってくるであろう未来も含んだ現状のことを意味します。

ゴールを達成するには、この現状から外へと飛び出していく必要があります。

ステータス・クオを飛び出すためのポイントは、大きな構造的変化が起こらなければ達成できないようなゴールを設定することです。

  「考えすぎる性格の人が行動するために知ってほしいこと」では、ステータス・クオの中でいくら一生懸命行動しても、状況は大きく変わらないということを指摘した上で、考えることをいったんやめて直感で動くことを勧めています。  

「クリエイティブ(創造的)な仕事をしたい人が知っておくべきこと」では、真のクリエイティブとはステータス・クオの外側にあるものであり、そのためは、want to のゴール設定、大量の知識、ステータス・クオの外側に飛び出す勇気が必要であると主張しています。

 

13:アファメーション

アファメーションとは、自分に向けて唱える肯定的な言葉のことを意味します。

ゴールに合致したアファメーションを日々唱えることで、ゴールを達成した状態のマインドを積極的に作っていくことができます。

そのようなマインドができた結果、ゴールが達成されるのです。

  「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」では、アファメーションを唱える有用性を述べたのち、正しいアファメーションの作り方について解説しています。

 

まとめ

この記事では、苫米地式コーチングにおける用語の意味を解説し、その理解を助ける記事を紹介しました。

実はコーチングにおいて重要なことは言葉で説明できる理論ではなく、言葉を超えた体感にあります。

コーチを雇うということはその体感を共有することなのです。

とはいえ、そういった体感は、理論を理解しておいたほうが強力になることはいうまでもありません。

ぜひ、この記事を活用し、理論を勉強していただけるとうれしいです。

 

  【表には出さない情報、お得なキャンペーン情報が配信される無料メルマガの登録はこちらからどうぞ→「REenのメールマガジン」