モチベーション(動機)の種類を理解しよう


モチベーション(motivation)
の話をしましょう。

モチベーションとは、行動の源泉となるものに名付けられた名前です。

ルー・タイス(lou tice)は、モチベーションには2種類あると言いました。

すなわち、建設的モチベーション (constructive motivation)制限的モチベーション(restrictive motivation)です。

前者は、「〜したい」「〜が好きだ」「〜を選ぶ」というポジティブな気持ちに基づいてなされる行為のモチベーションに対して名付けられたものです。。

それに対して後者は、「〜しなくてはならない。さもなくば‥‥」「〜してはならない。もししたなら‥‥」というネガティヴな気持ちに基づいてなされる行為のモチベーションに対して名付けられたものです。

ルー・タイスは、すべての行動の源は建設的なモチベーションに基づくものでなければならないと考えました。

制限的モチベーションは、その人の自尊心(self-esteem)を削り取り、自らの力で立ち上がり、選択し、行動するという人間に自然に備わっている力を損なわせる、極めて破壊的なものだからです。

 

制限的なモチベーションに基づいてしか行動をとれない人の多くは、親からそのようにしつけられたようです。

「〜をしなさい。さもないとひどい目に会うぞ」

「〜をしてはならない。もししたなら、こんなひどい目にあわせてやる」

このようなタイプのコミュニケーションを繰り返し刷り込まれることで、その人は大人になっても、同様のフレームでしか物事を考えることができなくなってしまいます。

端的に言えば、これらは恐怖に基づく脅しです。

建設的なモチベーションを引き出すスキルがないものだから、安直な方法として、恐怖を利用した制限的モチベーションで子供を管理しようとするのです。

 

このような事態は、親子関係に限りません。

メディア、上司、教師、社会、あるいは常識といった、ありとあらゆる情報が、我々を制限的モチベーションの枠組みにはめるような働きかけをしてきます。

大人であっても、継続的に外界からこのような刷り込みがなされるのです。

このような事態に対して、自分の身は自分で守るという意識を持つべきでしょう。

 

私たちにとっての希望は、正しいモチベーションとは何かについて考えぬいた先人の功績があるという事実です。

そして、正しいモチベーションを獲得するための方法論も残されています。

まずは、その第一歩として、自分の行動の源泉が、建設的モチベーションに基づくものか、それとも、制限的モチベーションに基づくものか、観察してみるといいでしょう。

痩せられない人必見!ダイエットをしても痩せない真実の理由とは

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

外見が物事の決定に大きく影響を与えることがあります。

恋愛はもちろんのことながら、外見は就職や出世にまで大きく影響を与えるという話はよく耳にします。

ことの是非はともかくとして、事実としてそういったことがあるのは否定できないでしょう。

そういう実情を意識してかどうかはわかりませんが、外見を磨くことに余念がない人はとても多いようです。

とりわけダイエットに関しては、比較的取り組みやすいという理由も相まって、多くの人が関心を寄せています。

実際に、ダイエット市場は2兆円規模だと言われています。

しかしその一方で、なかなか痩せられない、痩せたけどリバウンドをしてしまったという声をよく聞きます。

こういった場合に多いのが、現在取り組んでいるダイエット法が合わないと考え、次のダイエット法で再チャレンジというパターンです。

その際の選択肢はいくらでもあるでしょう。 次から次へと新しいダイエット法が生み出され、紹介されるからです。

しかし、方法を変えることで実際にうまくいくのかといえば、それは難しいと言わざるを得ません。

なぜならば、そこにはダイエットをする当事者のマインド(脳と心)を変えるという観点が抜け落ちているからです。

コーチングの理論には、ゴールに向けてマインド変えていくためにはどうすればいいのかについての明快な答えがあります。

今回は、ダイエットの多くがなぜ失敗してしまうのか、そして、どうすればダイエットを成功させられるのかについて説明したいと思います。  

ダイエット産業の今

10年ほど前、『人は見た目が9割』という本がはやりました。

当時は外見格差という言葉もなかったはずでしたが、多くの人が漠然と感じでいた感覚を明言したことが受けた要因なのでしょう。

5月30日号の『週刊ダイヤモンド』によると、2兆円規模にのぼるダイエット市場の内訳は以下の4つに分類されるそうです。

  • 医療市場
  • サプリメント市場
  • 健康管理市場
  • フィットネスジム市場

医療市場とは、美容整形外科やエステなのですが、この中には人間ドッグも含みます。

サプリメントは文字通りです。 健康管理市場とは体重計や痩身器具のことです。

一時流行った腹筋ローラーなどはこの中に含まれます。

そして、フィットネスジム市場では、最近いろいろと話題に事欠かないライザップなどが含まれます。

このような内訳は参考までに紹介しましたが、とにかく、いかに世の中がダイエットが興味があるのかがよくわかると思います。  

コンフォートゾーンとは何か

さて、それではここから、コーチングの理論に基づいてダイエットに対する分析をしていきたいと思います。

まずはコーチング用語である『コンフォートゾーン』という概念を理解してください。

コンフォートゾーンとは、その人が安心していられる領域のことです。

この場合の領域とは、物理的な空間に限らず、情報的な状態のことも指すのです。

たとえば、あなたの年収が400万円だったとしましょう。

年収400万円には物理的な実体はありません。

情報的な状態です。

年収400万円のあなたは、その状態が安心できる領域、つまりコンフォートゾーンになっているということです。

コンフォートゾーンは、調整機能を持ちます。

人間は安心できる領域をはみ出すようなことを本質的に嫌がるのです。

年収400万円の人が、何かをきっかけに年収200万円になったとします。

そうすると、それまでのコンフォートゾーンの外側に出てしまったのが不快でしょうがなくなり、あわててもとの年収400万円に戻ろうとします。

熱が出てもやがて平熱に戻るように、このコンフォートゾーンの働きは極めて自然に起こる現象です。

その意味で、生理的な作用であるといってもいいでしょう。

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コンフォートゾーンは良い悪いを判断しない

困ったことに、コンフォートゾーンの調整作用は、自分にとって都合のいいことにも強烈に働くということです。

先ほどの年収の例で、年収400万円の人が一気に年収1000万円になったとします。

そうすると、心では嬉しいはずなのに、無意識が「しまった、コンフォートゾーンの外に出てしまった」と考え、あわててもとの400万円にもどるような行動をしはじめます。

そこで無意識は、仕事で失敗したり、クライアントに嫌われるような行動をとらせはじめるようになります。  

ダイエットがうまくいかない理由

そんなまさか、と思われるかもしれません。

しかし、ダイエットに取り組んだことのある方には心当たりがあるのではないでしょうか。

せっかく一生懸命走ってカロリーを消費したのに、ご褒美だと言い訳をして甘いものを食べてしまう。

また、数キロ体重を落としたことにホッとして、お酒をたくさん飲んでしまう。

気がついて体重計に乗ってみると、いつもの見慣れた数字が並んでいる、そんなことが一度や二度はあったことでしょう。

せっかくカロリーを消費したり体重を落としたのなら、それを維持すればいいはずなのに、無意識のうちに元に戻る行動をとってしまうのです。

これこそがコンフォートゾーンの威力です。

こういったマインド(心と脳)の働きを無視して、いくら方法論を変えながらダイエットを続けても、効果が上がりにくいということがお分かりいただけたと思います。  

コンフォートゾーンを移行させる

ダイエットを成功させるためには、このコンフォートゾーンを移行させなくてはならないということがわかります。

体重60キロの人が、体重50キロに落としたいと考えていたとしましょう。

その人は、体重60キロの状態がコンフォートゾーンになっています。

この際、その人にとって体重60キロが望ましいかどうかは関係がありません。

あくまでその人の無意識が、自分は体重60キロの人間であると感じているということです。

ということは、その人が体重50キロになるためには、体重50キロが自分のコンフォートゾーンになるように感じられればよいということです。

コンフォートゾーンを移行するという感覚がつかめたでしょうか。

モチベーションはいらない

体重50キロにコンフォートゾーンが移ってしまえば、体重60キロの自分が嫌で仕方がなくなります。

自分が嫌になるというよりも、自分の無意識が嫌で仕方がなくなるということです。

もはやそこはコンフォートゾーンでないのだから当然です。 そうすると、あわてて体重50キロになるための正しい方法を探し出し、猛烈な勢いで実践し始めるのです。

さきほど、コンフォートゾーンに戻る行為は生理的な働きであると書きました。

つまり、そこに意識的な努力やがんばりは一切必要がないということです。

コンフォートゾーンが移行してしまえば、体重50キロになるための行為が努力と感じなくなくなるということです。

わざわざモチベーションを高めなくて良いということは、嬉しいことでしはないでしょうか。

 

《*正しいモチベーションの考え方に関する記事はこちら→「誰も教えてくれない正しいモチベーションの上げ方」》  

 

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ダイエットが成功するマインドの作り方

さて、それではどうやってコンフォートゾーンを移行させるのかについて、順番に説明していきたいと思います。

1:ゴール設定

まずはゴールの設定です。

コーチングにおいてもっとも重要な概念はゴール設定です。

ゴールがなければ変革は訪れようがないからです。

さきほどの例で言えば、体重50キロになるというのがゴールにあたります。 ただし本当のところ、この体重50キロというゴールはあまりいいものではありません。

体重50キロというゴールは、体重60キロのコンフォートゾーンを大きく逸脱するものではないからです。

体重50キロというゴールは、現状のコンフォートゾーンとあまり変わらないのだから、変わらなくていいやと脳が判断する可能性があります。

 体重60キロの人が体重50キロになるというのは、本人にしてみれば大きなことかもしれませんが、実際には大きな変化とは言い難いのです。

どのように対処するかというと、体重50キロというゴールをもっと巨大なゴールの一部にしてしまうという方法があります。

たとえば、体重50キロになった自分が100人の男性に言い寄られることをゴールにする、ということなどが考えられます。

このゴールの良し悪しはさておき、100人の男性に言い寄られる自分になるというのは、確実に今のコンフォートゾーンの外にあるゴールでしょう。

このようにできるだけ現在のコンフォートゾーンを大きく超えるようなゴールの一部として、ダイエットのゴールを設定することが大切です。

 

  《*ゴール設定に関する詳しい説明はこちらを参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」》  

2:臨場感の勝負

ゴール設定ができた段階では、現在のコンフォートゾーンとゴール側のコンフォートゾーンの二つが存在していると言えます。

これはいわば綱引きのような状態であり、最終的にはより『臨場感』の強いコンフォートゾーンが採用されます。

臨場感とはリアリティーのことで、どれだけ本当の自分であると確信できるかの度合いです。

体重50キロというゴール側の臨場感が勝れば、あなたは行動を始め、実際に体重は減っていくでしょう。

しかし、現状のコンフォートゾーンの臨場感が勝れば、一時的に体重が落ちたとしても、すぐに元の状態にもどってしまいます。

ということは、どれだけゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高められるかがポイントであるとわかるでしょう。  

3:ゴール側の臨場感を高める

ゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高める方法はいくつかありますが、ここではアファメーションというテクニックを紹介します。

アファメーションとは、自分のゴールのリアリティ高まるような言葉を用意し、それを毎日唱える方法論です。

アファメーションを毎日唱えることで、自分の中に設定された体重50キロというゴールの臨場感はだんだんと高まっていきます。

それはいわば、マインド(脳と心)のレベルでのダイエットを行っていると言えるでしょう。

アファメーションの具体例をあげてみるとこんな感じでしょうか。  

 

私は体重が50キロで、100人の男性に言い寄られるような魅力的な女性です。毎日が自信にあふれ、どんどんと美しさに磨きがかかっていっているのが誇らしいです。

 

バカバカしいように思われるかもしれませんが、アファメーションは確実にあなたの無意識に響き、ゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高めてくれます。

こういった根本的なレベルでの変革を踏まえた上で、実際に具体的なダイエットに取り組んでみてください。

そうすると、驚くほどスムーズにダイエットは成功し、リバウンドとも無縁でいられることでしょう。  

 

《*アファメーションの詳しい説明はこちらの記事を参考にして下さい→「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」》

 

まとめ

今回の記事はダイエットがテーマでした。

コンフォートゾーンの仕組みを理解し、無意識がゴール側を自分らしいと思えるようにすることが大切です。

そのためにはしっかりとゴールを設定し、アファメーションを用いてゴールの臨場感を上げるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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