人生の目標、ゴールが見つからないあなたに必要な思考スタイル


苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

さまざまな人に向けてコーチングを説明をする中で、わかってきたことがあります。  

 

「ゴールが見つからない」  

 

このような悩みを持つ人が意外と多い、ということです。

コーチングにおいてまず最初にやるべきことは、ゴールを設定することです。

では、自分にとってゴールになり得るものは何か、そのように考えてみます。

しかし、これといってゴールと呼べるようなものが見つからない、これではその先にあるコーチングの実践がままならない。

このような悩みを抱える人がけっこういるのです。

そこでこの記事では、ゴールがなぜ見つからないのか、そしてそういう人はどのようにゴールを見つければいいのかについて書きたいと思います。  

ゴールとは何か

ゴール設定に関するプリンシプルについて確認しておきましょう。

ゴールとは「心から達成したい夢や目標」です。

そしてその条件として、現状の外側であることが要求されます。

ここでいう現状とは、現在のまま時間だけが過ぎ去った場合に起こりうることも含まれます。  

たとえば、現在あなたが会社に勤めていたとします。

そしてあなたは、その会社の社長になることをゴールに設定しました。

社長には一人しかなれないのだから、現状を超えた大きなゴールだろう、そう考えたとします。

残念ながらこれは正しいゴール設定と呼べません。

なぜなら、あなたが社長になることは、現在のまま時間がただ過ぎ去った場合にも起こる可能性のあることだからです。

もちろん、なかなかそう簡単に社長になることはできないかもしれませんが、コーチングではこのような場合も、理想的な可能性として十分起こるものだと考えます。

以上のことから、現状の外側に設定されたゴールとは、達成されるのに構造的な障壁があり、それを壊さなければ達成されないものであるとわかります。

先ほどの例で言えば、自分の会社の社長ではなく、まったく分野の違う別の会社の社長になることがゴールであれば、それは正しいゴールであると呼べます。

まったく違う分野の会社の社長になるためには、少なくとも今の会社を辞め、新しい業界の勉強をしなくてはならないからです。

これは、現状によってもたらされた構造的な障壁を破壊する、十分にインパクトのある行為であると考えられます。  

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なぜあなたはゴールが見つからないのか

ゴール設定におけるプリンシプルについてはご理解いただけたでしょうか。

ゴールが見つからないという人であっても、ここまでの話は理解いただけているはずです。

実は、ゴールが見つからない人の多くは、ゴール設定についてよく理解していないのではありません。

むしろそのプリンシプルをよく理解しすぎていたからなのです。

事実、私が多く出会ってきたゴールが設定できない人たちを観察してみると、このプリンシプルを十分に理解し、あまりにもこのプリンシプルに忠実であろうとしている傾向がありました。  

心から達成したい、現状の外側にある夢や目標でなければならない  

彼らはこのことに強く囚われてしまっているように見えます。  

具体的に説明しましょう。 たとえば「心からやりたいこと」という表現を取り上げてみます。

あなたにとって心からやりたいこととは一体なんですか、と二人の人に尋ねてみたとします。

一人は「家族と海外旅行も行きたいし、服もたくさん買いたいし、それに仕事でもっともっと成長したいし、、、」 とすらすら答えます。

しかし、もう一人は「お金がたくさんほしいなあ、、、でも本当に自分はお金がほしいのかな、、、いまのままでも満たされているといえば満たされているし、実際お金を稼ぐためにはこれまで以上に仕事を増やさないといけないし、、、それはしんどいなあ、、、でも、ほしいものもある気もするし、、、これって心から望むことなんだろうか」 と悩み始めます。

この違いはお分かりでしょうか。

最初の人は、今ほしいものをただ感じるままに答えただけです。 そこに内省的な吟味はほとんどありません。

しかし、後の人は、ほしいものが本当にほしいのか、どのくらいほしいのか、ほんとうにできるのかなどと、余計なことまでたくさん考えてしまっています。

そうして、ゴールに確信を持てず、いつまでたってもゴールが見つからないとなります。 このように、ゴールが見つからない人の多くは、心から達成したいゴールというプリンシプルを厳しく考え過ぎてしまうのです。

これは現状の外側というプリンシプルについても同様で、いちいち「このゴールは現状の外側じゃないかもしれない」と悩んでしまうのです。    

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軽い気持ちで仮のゴールを設定しよう

さて、それでは、このようにゴール設定でつまずいてしまう人はどのように考えればいいのでしょうか。

簡単です。  

 

ゴール設定をもう少し緩めて考えればいいのです。  

 

このゴールが正しいのだろうか、、、 このゴールはほんとうに達成できるのだろうか、、、 このゴールはどうすれば達成できるのだろうか、、、 このゴールは現状の外側になっているだろうか、、、   すべてはじめから完璧を求める必要はありません。  

「たぶんプリンシプルは満たしているだろう、とりあえずはじめてみよう!」 といった程度の緩やかな捉え方で問題ありません。  

もちろん、とても強い確信とともに「これがゴールだ」とはじめから思えるのならそれはそれで素晴らしいことです。

しかし、そもそも現状の外側にゴールを設定するのだから、現状ではないことにいきなり強烈な確信を持てる方が少ないでしょう。

だとしたら、ゴールへの確信が持てないからといってなかなかゴールを決められずにいるよりは、とりあえず仮のものであってもゴールを設定し、それに向かって動き始める方がいいでしょう。

実際に動き始めれば、このゴールはやっぱりよさそうだとわかってきたり、このゴールためにはこんなやり方がある、と気がついてきます。

もしかしたらその過程では、このゴールはやっぱり必要ではないと感じることがあるかもしれません。

そのときは遠慮なくゴールを変えてしまいましょう。

あるいは、一旦保留することもかまいません。

とにかく、本物のゴールかどうかといったように、現時点でわからないことで足踏みをしてしまうことが一番よくないことです。

なんとなくを自分に許可して、物事を進めながら新しい知識を得て、認識を変え、判断し、ゴールへの感じ方を深めていけばいいのです。

そしてあるとき、   「これこそ本物のゴールだ!」   と強く確信できるときが訪れることでしょう。

そのときにはじめの足踏みしていた段階を振り返ってみると、仮のゴールでもいいから一歩を踏み出してよかったな、心からそう感じられるはずです。  

 

ゴールに関連するその他の記事はこちら↓ 「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」 「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」  

 

まとめ

ゴール設定ができない人は、ゴール設定のプリンシプルを厳しく捉えすぎている可能性があります。

そういう人は、少しその考えを緩め、大枠でプリンシプルを守っているのならば、仮のゴールでを設定し、どんどん動き始めるのがよいということでした。 参考にしていただけると幸いです。  

卑屈な人がモテるようになるための5(ファイブ)ステップ

 

ひ‐くつ【卑屈】   [名・形動]いじけて、必要以上に自分をいやしめること。また、そのさま。「―な笑い」「―になる」   「goo辞書」より引用

 

苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

いきなりですが、「卑屈」という言葉の引用をしてみました。 そしてこれまたいきなりですが、卑屈な人はモテません。

卑屈であり、かつモテている例を寡聞にして私は聞いたことがありません。

もちろん、絶対に卑屈ではモテないとは言い切れませんが、それにしたってごく少数派でしょう。

多くの人はこの主張に対して、直感的に「そりゃそうだろう」と納得してくださると思います。

しかし、なぜ卑屈な人がモテないのか、その理由についてきちんと考えたことはありますか。

実際のところ、卑屈な人がモテない理由を、上手に説明できる人はあまりいないのではないでしょうか。

そこでこの記事では、卑屈な人がなぜモテないのかを考察しながら、卑屈な人がモテるようになるたのステップを、5段階にわけて書いてみたいと思います。  

 

ステップ1:卑屈はなぜモテないのかを知る

まずは、なぜ卑屈な人はモテないのかについて考えてみましょう。

あなたの周りにいる卑屈な人を思い浮かべてみてください。

もしこの文章を読んでいるあなたが、自分が卑屈なのではないだろうかと心当たりがあるのなら、自分を外側から観察するように考えてみてください。 思い浮かべていただけたでしょうか。

それでは、その卑屈な人のそばに自分がいると考えてみましょう。

卑屈な人はあなたにどのように接するでしょうか。

「自分なんてなんの価値もない」 「また失敗してしまった」 「どうせ生きてたっていいことなんてひとつもないんだ」 卑屈な人は、口を開けばこのようにつぶやきます。

思いやりのあるあなたは、「そんなことはない、君にだっていいところはあるさ」と励まそうとします。

ところが卑屈な人は、自分が卑屈であると確信し、自分が卑屈である理由を徹底的に考え抜いてきたため、変なところで論理的です。

「いいところっていったいどこだよ、具体的に教えて」 「そんな程度じゃ、他にもっと優れている人がいる」 「結局自分にはいいところなんてないじゃないか」 こんな答えが返ってきます。

非常に面倒臭い気分になりながらも、あなたはなんとか励まそうとするのですが、結局卑屈な人は頑として納得しません。

卑屈な人に接していると、あなたはだんだんと自分までもが価値のない人間のように思えてきました。

それもそのはずです。

卑屈な人は自分の価値を認めることができていないわけで、そんな人が他人であるあなたの価値を認めることができるはずないからです。

それどころか、あなたの自己評価を引きずりおろうそうとすらするでしょう。

卑屈な人にとって、まっとうな自己評価を持った人間は眩しすぎる存在だからです。

さて、ここまで読んだあなたは、それでも卑屈な人と一緒にいたいと思うでしょうか。

おそらくほとんどの人がそう思わないのではないでしょうか。 このように卑屈な人は、多くの人にとって望ましくない存在です。

だから受け入れられないのです。

もっと言えば、卑屈な人は多くの人の役に立たないからモテないということです。

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ステップ2:卑屈は変化すると知る

ステップ1では、卑屈な人がなぜモテないのかについて考えてみました。

ここからは、卑屈なあなたがどのように自分を変えていけばいいのかについて考えていきましょう。

まず考えて欲しいのは、あなたは生まれつき卑屈だったのか、ということです。

生まれてすぐの赤ちゃんに卑屈な人間はいるでしょうか。

いないでしょう。

ということは、あなたは成長する中でだんだんと卑屈になっていったということです。

多くの場合、何か失敗をしたり、そのことで誰かに心ない言葉をかけられ、自信を失ってしまったことがきっかけでしょう。

「君には価値がない」 そのようなメッセージを投げつけられ、それを自分で受け入れてしまった結果、自分のことを低く評価するようになってしまったのです。

もしあなたの過去が、「君には価値がある」というメッセージだけで埋め尽くされていたとしたら、どのような人間になっていたでしょうか。

おそらく卑屈な人間にはなっていないはずです。

「でも、実際には自分に自信が持てないし、自分に価値があるなんて思えません」 そのようにあなたは思うでしょう。

しかし、ここで言いたいのはそういうことではありません。

あなたが自分のことを卑屈だと思っているその「卑屈」とは、決して固定的なものではないということです。

過去の蓄積によっていかようにも変わり得た、つまり、流動的でどのようにもあり得たという事実を強調したいのです。

そもそも、この世の中にあるもので、他と隔絶して独立して存在しているものなどありません。

すべては他のものとの関係性によって成り立っていると言えます。

ということは、関係のあるものを変えればそれ自体が変化するということです。

女性が子供ができた瞬間から母親になるのと同様、卑屈なあなたでも、関係するものを変えることでいかようにも変わり得るということです。

そのために、固定的で変化しないものなどなく、あなたの卑屈もそうであるということをしっかりと認識しておきましょう。

 

ステップ3:卑屈にも意味があったと知る

なぜあなたは卑屈なあなたのままで生きてきたのでしょうか。

卑屈であることは、おそらくほとんどの人にとって快適ではないはずです。

堂々と人と正対することもできず、何をやるにも周りに気を使い、肝心なところで行動できない、「そんな自分が毎日快適です」とためらいなく言える人は少ないでしょう。

にもかかわらず、あなたは卑屈である生き方をしました。 こう考えると、卑屈なあなたにも何か意味、役割があったのだと考える方が自然だと思いませんか。

あなたが卑屈であった意味、役割は一体なんなのでしょうか。

こればかりは千差万別で、一概な答えを出すことはできません。

しかし、無理を承知であえて想像してみると、このように考えることができるのではないでしょうか。

「卑屈には、あなたが現実と向かい合うことを避ける意味や役割があった」 少し厳しい言い方かもしれません。

そして、この言葉を聞いて、腹を立てる方もいるかもしれません。

しかし、腹が立ったということは何かしらの心当たりがあるからではないでしょうか。

人は現実と向かい合い、理想に向けて自己責任の行動を取ろうと思うと、不安や恐怖が現れるものです。

その不安や恐怖を上手にマネジメントしながら前向きに人生を進めていくことは素晴らしいことですが、なかなか大変なことです。

その大変さを乗り越えて自分を成長させることから目をそらし、「卑屈な自分」という殻にこもって現実を見据えることを避けていたのではないか、卑屈であることの意味や役割をこう考えることはできないでしょうか。

何もそのことを責めているのではありません。

まず、あなたの卑屈にもそのような意味、役割があったのではないかという視点を持って欲しいのです。

あなたの卑屈は、何らかの意味や役割によって存在させられていました。

ところで、このような意味や役割は、ほんとうにあなたに必要なのでしょうか。

つまり、卑屈を言い訳に本当に欲しいものを諦め、自我の内側に引きこもって生きるようなあり方を心から満足して選べるのか、ということです。

現在の自分に言い訳をせず、堂々と理想の自分へと進んでいくことがあなたらしいのではないですか。

そのような自分に、もしなれるとしたら、なりたいと思いませんか。

「そんなこと無理だ」という思いが頭をよぎるかもしれません。

しかし、その「なりたいと思う」気持ちがいかに微かなものであれ、まずはそれを信じると決めてみればどうでしょうか。

そうすれば、あなたが卑屈であることの意味や役割は減少していきます。

ステップ2でも確認したように、卑屈な性格は固定的なものではありません。

あなたにとって卑屈である意味や役割がなければ、必然的に消滅するのです。

 

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ステップ4:卑屈を手放すには新しい意味や役割を設定すべきだと知る

ステップ3では、卑屈な性格の役割や意味を考え、そういった意味や役割を手放すことを推奨しました。

ステップ4では、意味や役割によって性格が存在するというこの事実を逆手にとって、よりモテる自分になっていただきます。

さて、モテる人が存在する意味や役割とはどのようなものでしょうか。 実はこの質問は、ステップ1の内容と対になっています。

このことにピンとこない方は、もう一度ステップ1を読みかえしてみてください。

モテる人の存在する意味や役割は、人の役に立つことです。

役に立つという言い方はあまりにも身も蓋もない言い方かもしれませんが、実際にそうなのです。

明るい人がそばにいれば、こちらまで明るくなるし、優しい人がそばにいれば癒されます。

知性的な人がそばにいれば勉強になりますし、勇気ある人がそばにいれば励まされます。

このように人の役に立てば、それだけ多くの人から必要とされることは容易に想像がつくでしょう。

つまり、モテるということです。

もう少し想像してみましょう。

人の役に立っているあなたは、どのような状態でしょうか。

満足している人の笑顔がそばにあり、あなたを頼ってくる人がたくさんいます。

同性からは憧れの眼差しを向けられ、異性からは熱い視線を送られます。 それもこれもあなたが、人々の役に立てているからです。

ただし、勘違いして欲しくないのは、これは決して自己犠牲であってはならないということです。

周囲の役に立っているあなたは、自分自身が心から満足していなければなりません。

なので、役に立つ自分を設定するということは、「自分にとっても役に立つ自分である」こともきちんと含めておきましょう。

とにかくそうすることで、卑屈な自分は消失してしまいます。 あなたが卑屈である必要がなくなるからです。

ということで、卑屈な自分を手放したいあなたは、先に人の役に立つ自分としての意味や役割を設定してしまいましょう。

自分なりの価値を人に提供すると決めていけばいいのです。

そうすれば、いつの間にかモテまくっている自分になっていることに気がつくでしょう。

 

ステップ5:モテるためには人の役に立つ意味や役割を設定し続けることだと知る

ステップ4で、では、モテるために人の役に立つ自分を設定することに成功しました。

その入り口は、卑屈な自分を観察し、固定的なものなどないことを実感することからはじまりました。

このステップでは、そのプロセスを徹底し、繰り返していくことについて書いていきます。 自分の中の気に入らないものは、卑屈以外にもあるのではないでしょうか。

後ろ向きな自分、愚痴を言ってしまう自分、なんでも手抜きしてしまう自分、、、まずはこれらが、固定的なものではなく、今現在なんらかの意味や役割があって存在しているのだと認識します。

そして、人の役に立っているかどうかという観点からこれらを観察していきましょう。

もしこれらが人の役に立っていないとしたら、こう考えてみましょう。 「自分を含めた人々の役に立つ自分になると決めた今、これらは必要ないはずだ」 その上で手放し、より人の役に立つ自分になっていきましょう。

そのようにして人の役に立つ人になったあなたは、どんどんモテるようになっていきます。

それだけでもずいぶんな変化を感じられるでしょう。

しかし、まだまだ満足してもらっては困ります。 せっかくですから、もっともっとモテるようになってしまいましょう。

あなたが設定した「人の役に立つ」のスケールを大きくしてみるのです。 そもそも設定した「人」とはどのくらいのスケールでしょうか。

自分を含む、直接関わりのある人たちくらいなのではないでしょうか。

もちろんこれだけでも十分立派なことなのですが、あなたはもっとモテることができます。

「人」のスケールを大きなものにしていきましょう。

関わりのある人すべてから、日本の人すべてに、日本の人すべてから世界の人すべてに広げていきます。

世界の人すべての役に立つ自分とはどんな状態であるかを考え、そうあろうと決めてしまうのです。

さらに、世界の人すべてから、この宇宙のありとあらゆる存在すべてに、役に立つ自分であるということを決定するのです。

人間というスケールを超え、この宇宙の全存在にとって役に立つ状態を考え、そうあろうと決めましょう。

そうすればあなたは、この世の中にとってますますかけがえのないものとなるはずです。

以前の卑屈なあなたでは、想像もつかないほどにモテるようになっているでしょう。

 

まとめ

卑屈なあなたがモテるようになるには、どうすべきかということについて書きました。

まずは卑屈なあなたは固定的なものではなく、変化可能であるという認識を作ります。

そして、自分を含めたありとあらゆるものにとって役に立つ自分を設定するということでした。

参考にしていただけると幸いです。

本音を言えない人のための心理学

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

先日、堀江貴文(ホリエモン)氏のインタビュー記事を目にすることがありました。  

堀江貴文氏「なぜみんな本音を言わないの?」それで失うものは、大したものではない  

本音を言えない人間関係に悩んでいる人に対し、本音を言うことで議論が深まるメリットがあることを述べ、そうすることで壊れてしまうような仲はそもそも必要ないのでは、と主張しています。

これはまさにその通りです。

本来ならば意見と人格を分けて考えられるのが成熟した大人であるはずでしょう。

にも関わらず、意見に対して過度に感情的になったり、あろうことか本音で語ることを封殺するような空気を作り出しているケースが多く見られます。

これでは、本音が言えなくて苦しむ人が生まれるのも無理もありません。 とはいえ、本音で意見が言えない人のほうに問題がないわけではありません。

その人の心の中には、本音で意見を言ってはいけないという特有の癖があり、その結果、本音が言えなくなってしまっている状況があるからです。

つまり、自分で自分を苦しめているという見方もできる、ということです。

そこでこの記事では、本音で意見を言うことができない人のマインドを明らかにした上で、どのように自己改造していけばいいのかについて書いてみたいと思います。  

 

本音で意見が言えない人の例

私がかつて働いていた職場で起こったことです。

その職場で出会った彼は頭も良く、正義感の強い男でした。

その意味で、非常に真っ当な感性の持ち主であったと言えます。

ところがその職場は、勤務超過は当たり前、給与体系はあやふやといった、今でいうブラックな企業でした。

さらに悪いことに、職場内では、そういった間違ったあり方を仕方のないものとして受け入れ、負担をいかに分け合うかという空気が出来上がっていました。

先に触れた彼はそういった空気に我慢ができなかったようですが、一方で非常に気を使うところがあったためか、いつまでたっても自分の意見を言うことができない状況が続きました。

そして、彼はついに感情を爆発させ、職場の上の人間とぶつかってしまいました。

その時はなんとかとりなしたものの、その後も我慢しては爆発してぶつかることを何度か繰り返し、やがて職場を去って行きました。

わたしは、彼と個人的にうちとけていたところがあったため、なんとも言えない気分になったことを覚えています。

 

本音を言えないデメリット

以上の話は、本音を言えないタイプの人が陥りがちなひとつのパターンです。

本音が言えない場合、その人は本当は嫌なことを受け入れてしまっている状態です。

嫌なことを永遠に受け入れ続けることは難しいでしょうから、どこかでそのしっぺ返しが来ます。

先ほど紹介した彼は、自分の感情を抑制できなくなり、トラブルを起こしてしまうという形でした。

人によっては、そのままどうしても本音を外に出すことができず、精神を病んでしまうこともあるでしょう。

そもそも、本音を出さないことにメリットはあるのでしょうか。

確かに、本音を出さないことにより、他人との対立を避け、一時的には何事もなく物事が進むこともあるでしょう。

しかし、厳しい言い方をすれば、それは単なる問題の先送りです。

本音を言いにくいからといって、目の前にある問題を解決することから逃げているという見方もできます。

そう考えると、結局のところ、長期的には嫌なことに対する自分の我慢が増え、いいことはひとつもないと言えるのではないでしょうか。

 

一番恐ろしいデメリットは

もっと広い視野で本音が言えないことの問題をみてみましょう。

本音を言うことができない相手は、何も他人ばかりではありません。

自分自身に対しても本音が言えない状況がありえます。

自分は本当はこうしたいという思いがあるのに、なんだかんだと理由をつけて本音をごまかし続けることは多くあります。

コーチングの重要な概念にゴールがあります。

ゴールとはいわば、その人の究極の本音であり、心から達成したい目標、夢のことです。

本音を言えない人は、対外的に本音を言えなくて生じるデメリットに加えて、自分自身に対して本音を尊重することができず、結果的にゴールを目指す人生を失ってしまいます。 このことは、主体的な自由意志に基づいた人生を失ってしまうことを意味します

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ブリーフシステムとは

本音が言えない人の脳の中を覗いてみましょう。

ブリーフシステムというコーチングの概念があります。

これは、その人が無意識のうちに行っている判断や行動を決定する仕組みのことです。

人は様々な経験をしながら大人になっていきます。

その過程の中で、強い情動を伴った体験をします。

その結果出来上がった記憶を情動記憶といいます。

たとえば子どもの頃に、「あなたは本当に忘れ物が多いわね……」などと親から言われたことはないでしょうか。

また、「うちの子は本当に頑固で言うことを聞かないんです」などと親が言うのを聞いた覚えはありませんか。

そして親の発言に対し、不快な情動を味わったとしましょう。

一度や二度であれば、すぐに忘れてしまうだけです。

ところが、そのような経験が何度も繰り返されることにより、「自分はそのような人間なのだ」という信念が出来上がってきます。

このような信念が寄り集まり、だんだんとブリーフシステムを作っていくのです。

 

ブリーフシステムはその人そのものである

ブリーフシステムとは、いわば信念の束であり、その人がどういう人間であるかそのものです

先ほどの例から考えてみましょう。

さんざん「あなたは忘れ物が多い」と言われて嫌な思いをしながら育った子どもはどうなるでしょうか。

不快な情動とともに蓄積された記憶は、やがて「自分は忘れ物が多いのだ」という信念となり、その人のブリーフシステムに組み込まれます。

ブリーフシステムは過去の記憶の集積であり、その意味で人は、昨日までのブリーフシステムによってその人は生きのびてきたと考えることができます。

だからこそ、できるだけ生体をリスクにさらさないために、明日以降もそういったブリーフシステムに従った考え方、行動を無意識のうちにとってしまいます

「自分は忘れ物が多い」という信念が強烈に出来上がっていると、ブリーフシステムを維持するために、忘れ物が多い自分にふさわしい行動をとってしまいます。 こ

のように、わたしたちのブリーフシステムは、わたしたちの無意識の判断や行動すべてに関わり、それゆえ、ブリーフシステムはその人そのものであると言えるのです。

 

ブリーフシステムは理想の自分とは関係がない

過去の記憶をもとに出来上がったブリーフシステムが厄介なのは、未来の理想の自分にふさわしいかどうかとは直接は関係がない、という点です。

たとえば、あなたの理想の状態が、すみずみまで細やかに意識が行き届いた、忘れ物とは程遠い人間だったとしましょう。

ところが、あなたのブリーフシステムは、簡単にはあなたがそうなることを許してくれません。

頭では「忘れ物なんかとは程遠い自分がいいんだ」と思っていたとしても、体は「いやいや、忘れ物だらけの自分で昨日までとりあえず生きてきたじゃないですか、ここは安全にそのままでいきましょうよ」と、言うことを聞いてくれないからです。

事実、先の例にあげた彼も、私に対して「我慢して最後に切れるパターンばかりだ。いつもそうだ。ほんとうは穏やかに本音を伝えられる人間になりたいんだけど」とこぼしていました。

彼の頭の中には、「自分は本音で語ることができない、語ってはいけないのだ」という強烈な信念があり、望ましい自分であることが阻まれるようなブリーフシステムが出来上がっていることがわかります。

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ワーズ、ピクチャー、エモーションがブリーフシステムを作り上げる

ブリーフシステムを別の側面から見てみると、ワーズ、ピクチャー、エモーションの三つの要素によって構成されていることがわかります。

ワーズとは言葉のことであり、ピクチャーとは映像、エモーションとは情動のことです。

不快な情動記憶をきっかけにブリーフシステムが出来上がっていく場合は、必ずこの三要素を巻き込んだ形になっています。

嫌な記憶を言葉によって再現し、映像と情動をのせてリアルに追体験してしまうということです。

「自分は忘れ物をしやすいのだ」という言葉を心の中でつぶやきながら、忘れ物をするシーンを思い浮かべ、憂鬱になるといった感じです。

このように望ましくないブリーフシステムは、ネガティブな記憶を材料にしながら、ワーズ、ピクチャー、エモーションを総動員した繰り返しの結果出来上がっていくのです。

 

ワーズ、ピクチャー、エモーションを逆向きに使う

さて、例に出した彼のように、望ましくないブリーフシステムが出来上がっている場合にはどうしようもないのでしょうか。

そんなことはありません。

望ましい自分にふさわしいブリーフシステムを作り上げていけばいいのです。

望ましいブリーフシステムを作り上げるためには、望ましくないブリーフシステムがワーズ、ピクチャー、エモーションから出来上がっているというカラクリを逆向きに使っていけばいいでしょう。

まず、あるべき自分の姿を先に設定します。

そしてその状態を記述するような言葉を考えます。

同時に、そういった自分であればこうなっているだろうという映像的なイメージを想像し、自分の中にあるポジティブな情動とともに味わいます。

なんだか聞いたことのあるやり方だな、と思われるかもしれません。

そうです、この作業こそまさに、アファメーションなのです。

アファメーションとは、ワーズ、ピクチャー、エモーションを総動員して、ブリーフシステムを望ましい状態へと再構築し直す作業そのものであると言えます。

アファメーションの詳しい解説は、以下の記事を参考にしてください。

『あなたを成功に導くアファメーションの作り方』

 

アファメーションの注意点

さて、一生懸命アファメーションをやっているのだがなかなか効果が出ないという話をよく聞きます。

そのような場合に考えられる可能性は二つあります。

一つは、アファメーションのやり方を間違っている可能性です。 この場合は、先に紹介した記事をよく読んでもらうとして、ここでは触れないでおくことにしましょう。

ここで強調したいのは、もう一つの可能性です。

アファーメーションの絶対量が圧倒的に足りていない可能性です。

よく考えてみて欲しいのは、あなたの中に出来上がっているブリーフシステムの歴史はどのくらい長いのかということです。

極端な言い方をすれば、あなたのブリーフシステムは、あなたが生まれたその日から何十年もかけて今の形になっています

だとすると、一週間や一ヶ月くらいアファメーションを唱えたくらいでは、なかなか変化を実感できないのも無理もないでしょう。

それこそ、毎日何年も唱え続けるくらいの覚悟で行ってちょうどいいと言えます。

道を歩いていても、ご飯を食べていても、お風呂に入っていても、トイレに入っていても、ひたすら理想の自分に合致したアファーメーションを唱え続けるのです。

ずっと声に出しながらだと、この人はおかしくなったと周囲から心配されかねませんので、心の中で強く念じるだけでもよいでしょう。

とにかく、そのくらいしつこく、徹底的にアファメーションを行うことで、間違いなく効果が実感できるようになっていきます

なかなか本音を言うことができないあなたも、やがて堂々と自己主張ができるようになった自分に気がつくはずです。

 

まとめ

本音が言えない人は、本音を言ってはいけないというブリーフシステムが出来上がっているということでした。

ブリーフシステムを変えるには、ワーズ、ピクチャー、エモーションを強く喚起するアファメーションの技術が有効であるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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お金を稼げない人のためのマインド設計術

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

資本主義社会に生きる我々にとって、どこまでもついてまわるのがお金の問題です。

多くの人たちにとって、お金を稼げるかどうかは死活問題であり、だからこそお金を稼ぐノウハウが出回っているのです。

ところで、お金を稼げない人にはある共通点があります。

その共通点とは、太っているとか、節約できないなどといった表面的なことではありません。

あたりまえですが、太っていても稼いでいる人はいますし、節約できなくても稼いでいる人はいます。

私たちコーチが興味があるのは、その人のマインド(脳と心)です。

その人のマインドのあり方がどのような状態なのかに、一貫して興味を示します。

そしてそんなコーチから見れば、稼げない人には共通するマインドがあるのです。

この記事では、稼げない人に共通するマインドを解説し、どのようにして稼げるマインドを作っていくのかを考えてみたいと思います。

 

稼いでいるとは何か

稼げるマインドをつくるには、まず稼いでいるのはどのような状態なのかを考えなければなりません。

稼いでいるとはどのような状態をそう呼ぶのでしょうか。

あなたにとって1000万円は稼いでいると言えますか。

とても稼いでいるとは思えないと言う人もいれば、それだけ稼げればたいしたもんだと言う人もいるでしょう。

では、150万円ではどうでしょうか、あるいは、1億円ではどうでしょうか。

それぞれにバランスの違いはあるものの、どんな金額であれ、それを稼いでいると感じる人もいればそうでもないと感じる人もいるでしょう。

つまり、稼いでいるかどうかとは、本来金額では測れない問題なのです。

どのくらいの金額を稼いでいるというかは、その人によって変わる相対的な問題であるということです。

この点には注意が必要です。

なぜなら、金額を基準にして稼いでいる状態とは何かを決めてしまった瞬間、いつまでたっても終わりのないお金のレースに参加することになってしまうからです。

たとえばあなたが1000万円を稼いでいる状態と決めたとします。

それは、いまの収入500万円よりも2倍だからということだとします。

しかし、どこかには1200万円稼いでいる人がいるでしょう。

そうすると、そちらのほうがいいなあと思ってしまいます。

稼いでいる状態の基準を金額の絶対量にしてしまっているということは、金額は多いほうがよいという価値観に同意したと同じことだからです。

この場合の稼ぐとは、たくさんの金額を手に入れることだと決めているということです。

論理的に考えて、いくら稼ごうが自分よりも稼ぐ人は必ずいるはずです。

だとすると、世界で一番稼いでいる1人以外はいつまでたっても稼げない自分に悩んでしまうということになります。

このように、稼いでいる状態を考える際には、金額の多さで決めてしまってはまずいのです。

 

稼いでいる状態をどのようにして決めるか

金額から稼いでいる状態を決めることのリスクはお分りいただけたでしょうか。

どのようにすれば、私たちはこのリスクを避けながら、稼いでいるという状態を決めることができるのでしょうか。

結論から言えば、まず欲しいものがあり、その金額の総計を収入が上回っている状態を稼いでいると決めるのです。

そもそもお金とは、それ自体に絶対的な価値があるわけではありませんでした。

大昔に物々交換をしていたころから、それでは不便であるという理由で生まれてきたものです。

お金は貯めることができるし、特定のもの以外とも交換できるし、持ち運びもしやすいしという理由でどんどんと広がりました。

こういった起源から考えてみると、そもそもお金とは、世の中の人が産み出したサービスや商品を交換していくのに便利な道具にすぎないということがわかるはずです。

だとしたら、お金の絶対量を多くすることを稼いでいる状態であると決め、盲目的にそれを目指すことがナンセンスであるとわかるはずです。

本来わたしたちが手に入れたいと思っているのはお金ではなく、他の人が産み出したサービスや商品であるはずです。

それがいつの間にか、お金そのものを手にいれることが目的になってしまっている人が多いということです。

ということで、まず一番最初に手に入れたいサービスや商品があり、それを手にいれるために必要なお金の金額が決まってくる、そして、その金額の総計を収入が上回っている状態が維持できれば、その人は稼いでいるということになります

ということは、たとえ年収150万円であったとしても、十分に稼いでいると言える人は存在してもいいということになります。

その人が手に入れたいと思っているサービスや商品が150万円以下であれば、その人は十分に稼いでいると考えてよいわけです。

その一方で、たとえ1億円の収入があったとしても、決して稼いでいるとは言えない人もありえるでしょう。

どうしても手に入れたいサービスや商品の総計が、1億円を超えてしまっていたらその人は稼げていないと考えられるからです。

以上のことからわかることは、稼ぐことのできるマインドを作っていくためのは、まず徹底的に自分の欲しいものが何なのかを考えるという段階を経る必要があるということです。

そして、自分の欲しいものの金額の総計を算出し、それを上回る収入を自分なりの稼いでいる状態であると決める必要があると言えます。

まずこれらが稼ぐマインドをつくっていくための出発点になるので、しっかりと考えてみてください。

 

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本当に自分の欲しいものを考えることは難しい

さて、自分の欲しいものはしっかりと考えてみたでしょうか。

実はこの瞬間に、なんだ自分はもうすでに稼げる人なんじゃないか、と気がつく人もいます。

いままでは収入の絶対量を他人と比べ、自分よりも多い金額を稼いでいる人を目の当たりにし、自分は稼げていないと感じていた人がいるかもしれません。

そんな人も、いざ自分が欲しいものを並べ、その総計を算出してみると、すでにその金額を自分の収入が上回っているという場合があるのです。

そういう人はいいのですが、実際に自分のほんとうに欲しいものを考えてみると、意外と思いつかない、考えれば考えるほどますますわからなくなったという人も多いと思います。

どう考えればいいのでしょうか。

実はその人に欠けているのはゴールなのです。

 

欲しいものはゴールから考える

本来欲しいものには目的があるはずです。

どこかに出かけるときに着たいからこの服がほしい、彼女を喜ばせたいからこの指輪がほしい、頭がよくなりたいから大学へ行きたい。

このように、何かが欲しいときにはその先に達成したい目的があるものです。

もちろん、ただ何かが欲しいという場合もあるでしょう。

それにしたって、その何かを手にいれる行為と目的がたまたま同じだっただけで、目的があることには変わりありません。

もしあなたが、自分の欲しいものが一体なんなのかわからないのだとしたら、あなたの未来にはゴールが不在である可能性があります

ゴールとはコーチングにおける最も重要な概念であり、すべてのコーチングはここからはじまるといっても過言ではありません。

(ゴールについての詳しい説明はこちらを参考にしてください→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」「コーチング理論から考える目標設定のリアリティーを上げる方法」

ゴールとはあなたがこの人生において、心から達成したいことだと考えてください。

その意味で、あなたの人生の究極の目的こそがゴールなのです。

究極の目的であるゴールが定まってはじめて、あなたにとって欲しいものが決まってきます。

そしてその中には、どうしてもお金がかかってしまうものがあるでしょう。

たとえばあなたのゴールが「世界で一番頭のいい人になる」ということであったとしましょう。

だとすると、世界で一番レベルの高い勉強が学べる場所に行かなくてはならないということになります。

それはあなたの住んでいる日本ではないかもしれません。

だとしたら、そこに潜り込み、生活をしていくためのお金が必要になります。

また、その実行の日まであなたは生き延びなくてはなりませんから、そのれまでの生活費も必要でしょう。

さらに家族がいる場合は、家族を養っていくためのお金が必要ですし、万が一のために資産を形成しておく必要もあるかもしれません。

このように、どうしても達成したいゴールがまず存在し、そのゴールを達成するためにはどうしても必要なものがあなたの本当に欲しいものであり、その必然の結果として稼いでいるという状態が決まるということなのです。

ゴールがなければ、欲しいものがわからないという理由がおわかりいただけたでしょうか。

 

稼ぐためには、稼ぐマインドを作る必要がある

さて、ゴールが設定され、その達成のために必要なことがわかり、それにかかる金額の総計が見えてきたでしょうか。

もちろんこれは大体の計算で構いません。

何も1円単位で決めなければならないというわけではありません。

そして、自分のゴールのためなのですから、必要だと思ったら遠慮なくその事実を受け入れることも重要です。

あなたが心から達成したいゴールのためなのですから、何も遠慮することはありません。

その上で次に行っていくことは、なんでしょうか。

そこでわかった必要な金額をどのようにして作っていくのかを考えることだと思うかもしれません。

お金を稼ぐ方法はたくさんあります。

労働、投資、起業などに加え、誰かに貸してもらう、誰かにお金をもらうなど、考えてみればいろいろとあります。

ですが、この記事ではそういった具体的な方法論には触れません。

まだその前にやるべきことがあるからです。

どのような方法をとるにせよ、お金をしっかりと稼いでいくためのマインドを先に作り込んで行かなくてはならないのです。

ゴールが定まり、稼いでいる状態はどのくらいの収入なのかが決まっても、まだ稼ぐためのマインドは完成していません。

ここをしっかりと作り込んで行かなければ、上記のいずれの方法をとっても稼ぐのに失敗してしまう可能性が高いでしょう。

 

お金は汚いと感じる人

稼げない人を観察していると、どうもお金を稼ぐことがよくないことであると感じているように見えることがあります。

それどころか、お金そのものが不浄なものであるかのように感じている人もいます。

その一方で、稼げていない自分の経済状態に対して思い悩んでいます。

よくよく考えてみて欲しいのは、お金そのものはなんら実体のない、いわば無色透明のものであるという事実です。

本当に価値があるのは、みなさんが産み出したサービスであり商品なわけであって、お金はそれらの交換のための便利な道具であったはずです。

そんなお金にきれいも汚いもないのです。

ところが、稼ぎたいと思う人に限って、お金を稼ぐことやお金そのものが汚い、あるいはお金を受けとることが悪いことのように思ってしまうケースが目立ちます。

これは、誰かにお金は汚いものであるということを強く刷り込まれた結果でしょう。

もし、お金が汚いものであるという認識のまま世の中を眺めたとしたら、どうなるでしょうか。

お金を上手に扱ったり、上手に稼いだりするというやり方が見えなくなってしまいます。 当たり前ですが、人間は汚いと思っているものに深く関わろうとはしないからです。

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アンカーとトリガー

アンカートリガーという概念があります。

アンカーとは碇のことであり、トリガーとは銃の引き金のことを意味します。

あなたが、過去に強い情動を伴う経験をしたとします。

たとえば、学校でいじめられたなどがそれにあたるでしょう。

そうすると、あなたの中では、学校はつらいものだという認識が出来上がり、学校に関する情報に接すると、いじめられたときに感じた嫌な情動やその記憶が湧いてくるようになります。

このときの学校に関する情報がトリガーであり、嫌な情動や記憶がアンカーということになります。

実はお金に関しても同様にことが言えます。

ネガティブな情動を喚起するようなお金に関する経験をした人は、お金の情報に接すると、その情動を再現してしまいます。

たとえば、お金は人間の人生を狂わすぞ、などと親から散々脅されて怖い思いをしながら育ったきた人は、お金の情報に接するとなんだか落ち着かなくなったり、もっと明確にお金は汚いと感じたりするようになります。

無意識のうちに、お金とできるだけ関わらないように生活したり、お金を受け取ることに罪悪感を感じたり、できるだけお金のことを考えなくてもいいような暮らしを設計するようになります。

そういった人がゴールを設定し、ゴールの達成のためには今の収入を大きく超える必要が出てきたとき、その方法を探ることに大変苦労します。

稼ぎたい気持ちがある一方で、いつまでたっても方法が見えなかったり、行動がとれなかったりするのです。

その根底には、このように、お金の情報をトリガーとして、嫌な情動や記憶が湧いてくる仕組みがあり、あなたがお金と関わることを排除しようとするのです。

これではいつまでたっても稼ぐ方法は見えてきません。

 

アンカーとトリガーをどうするか

この場合どうすればいいのかというと、実はもうこの文章を読むこと自体がその一部となっています。

アンカーとトリガーの関係は、人間の無意識下に沈んだまま、つまり自分でもよくわからないうちに動いているうちが強力で厄介なのです。

ということは、無意識下に沈み込んでいるアンカーとトリガーの関係を意識に上げてやるだけで、その効力はずいぶんと軽減されるということです。

さらにアンカーとトリガーの効力を弱めるために、もっと意識的にそのことについて考えてみましょう。

もしあなたが、ゴールのために稼ぎたいと思っているのにもかかわらず、なんだかお金は汚いもののような気がする、あるいは、自分がお金を受け取ることに罪悪感を感じる、お金を稼ぐ自信が湧いてこないという人であれば、お金と嫌な情動や記憶が結びついてしまっている可能性があります。

そういった結びつけには何の根拠もなく、あなたが自分のゴール達成のために必要な金額を稼いでいくために断ち切ることを決意してください。

それは強い自己決定であり、宣言です。

何度も繰り返しましょう。

そうすれば、稼ぎたいのにもかかわらずお金のことを考えることが苦しいという不思議な状況から解放されてゆくでしょう。

 

より良いアンカーとトリガーを作る

さて、自分のゴールに不要なアンカーとトリガーを断ち切ることができました。

せっかくなので、もっと前向きなアンカーとトリガーを結びつけるということをしみてはいかがでしょうか。

お金とあなたの関係を、ゴール側から定義し直す作業といってもいいでしょう。

あなたはゴールを設定し、それを達成するような生き方をすると決めました。

だとしたらそのために必要なお金を稼いでいる必要があります。

そのお金を稼ぐだけの能力が自分にはあるのだ、という強い意識を作ってしまうのです。

このような、ゴールを達成するための自己の能力の自己評価をエフィカシーと言います。

あなたのゴールを達成するのに必要な能力の一部が、お金を稼ぐことであるのならば、その能力は自分にはある、と強く宣言してしまうということです。

この宣言を、自分がかつて体験したポジティブな体感、情動を思い出しながら何度も繰り返します。

それこそほんとうに、何度も何度も繰り返します。

そうすると、自分はお金を稼ぐことのできる人間だという観念と、ポジティブな体感や記憶が強く結び付くことになります。

つまり、自分のゴールに合致したアンカーとトリガーを作るという作業です。

これこそが、ゴールに向けて稼ぐために自分のマインドを作り上げていくという行為に他ならないのです。

 

すべてのアンカーとトリガーをゴールにふさわしいものにする

さて、このことはお金を稼ぐということ以外に対しても有効です。

ゴールに向けてあるべき自分像というのは、お金を稼ぐだけではないでしょう。

頭が良くなる、人間関係を上手にマネジメントする、健康になる、常に落ち着いてリラックスできているなど、いくらでもあるはずです。

もしそれらの中で、ゴールに関係があるのにもかかわらずうまく手に入れられていないとしたら、まずは自分の中でそれらと嫌な情動や記憶が結びついているかどうかを検証してみる必要があります。

頭が良くなりたいのになれない、そういう人は、頭が良くなる必要なんてないと刷り込まれているかもしれません。

人間関係をよくしたいのにできない、そういう人は、人間関係なんて考える必要ないと刷り込まれているかもしれません。

健康になりたいのになれない、そういう人は、なんてお前は不健康なやつだ、そう刷り込まれているかもしれません。

いずれにせよ、無意識の中に浮かぶアンカーとトリガーを冷静に吟味し、ゴールに必要なもの以外は断ち切り、ゴールに必要な新しいアンカーとトリガーを作る

このようなマインド構築のサイクルを実現すれば、ゴールに必要なあらゆるものごとを次々と手に入れ、間違いなくあなたはゴールを達成できる人間になっていくと請け合います。

 

まとめ

この記事では、稼ぎたい人はどのようにマインドを作っていけばいいのかについて説明しました。

稼ぐとは、ゴールから考えて欲しいものの金額の総計を収入が上回る状態です。

その収入を上回るためには、不必要なアンカーとトリガーを断ち切り、必要なアンカーとトリガーを作る作業が大切であるということでした。

さらにその作業は、稼ぐことにとどまらず、ほかのあらゆるゴールに必要なことに対して効果的なマインド設計法であるということでした。 参考にしていただけると嬉しいです。

 

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一人のコーチが考える、コーチが独り立ちするのに大切なこと

 

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苫米地式認定コーチ、 TICEコーチの高嶋芳幸です。

今回の記事は、コーチがいかにしてクライアントに見つけてもらい、価値のあるコーチングを提供できるに至るかについて話をしてみたいと思います。

その意味で、この記事を直接的に役に立てていただけるのは、現役のコーチか、あるいはこれからコーチを目指そうとしている方かと思います。

しかしそうは言いつつも、独立して自分の力で世の中に価値を提供したい人すべてにとっても、役に立つ内容になっているのではないかと思います。

 

私のこと

苫米地式コーチングとは何かというと、クライアントがゴール達成できるような脳(体)と心を作るお手伝いをする、というのがその骨子です。

私は、苫米地式認定コーチの資格の勉強をしはじめてから、このコーチングをいかに世の中に届けるかということについて考え続けました。

そしてそれを地道に実行していきました。

その結果、現在の形で情報発信をはじめて3ヶ月ほどでクライアントに来ていただくにいたりました。

この間やったことは、ブログやSNSを使った文字による情報発信のみです(15年12月時点)。

ビジネス交流会のような場所でたくさんの人に会ったり、セミナーを開催したり、ましてや誰かに猛プッシュしてもらったりしたということはまったくしませんでした。

それでもありがたいことに、ブログが役に立ったという声も多数いただいていますし、コーチングとはまた違ったプロジェクトにも多数声をかけていただいております。

そして私自身、ここではまだ発表できないさまざまな企画を水面下で進行中です。

 

三要素

コーチングは極めて有用で、価値の高いものだ、私は苫米地式コーチングを学ぶ中で、そのことへの確信度を高めていきました。

なんとしても世の中にコーチングを届けたいと思った私は、世の中に求められるコーチとして独り立ちするために必要な要素を3つ考えました。

それらは以下の通りです。

1:理論

2:身体性

3:マーケティング

順番に説明していきます。

 

1:理論

どんな仕事にも、その裏側には抽象化された理論が存在します。

その理論とは、程度の差こそあれども、基本的には形式化して厳密に組み上げられたものです。

たとえば、ビルの清掃の仕事があったとしましょう。

清掃の仕事自体は、見よう見まねでなんとなく進めることができるかもしれません。

しかし、より効率的に、より安全に清掃を行おうと思うのなら、その裏側に蓄積された理論を学んでおいたほうがいいはずです。

たとえば清掃で考えるとすると、どの場所から始めることが効率がいいのかというような、より実践レベルに近い知識であったり、メンバーを上手にマネジメントするためのマネジメント理論といった、高度に抽象化されたものであったりするかもしれません。

いずれにせよ、それらの理論や知識があったほうが、より効率的で安全な仕事ができるはずです。

コーチングという仕事は、クライアントの心と深く関わる仕事です。 それゆえ、小さな失敗がクライアントにとって致命的なダメージとなりかねません。

だからこそ、なんとなく、見よう見まねでコーチングのようなものはできるのかもしれませんが、世の中に正しくコーチングを提供することのできるコーチになるためには、知識を身につけ、理論を体得するということが絶対に欠かせないのです。  

 

2:身体性

認知科学以降、脳(体)と心は同じものであると認識されるようになりました。

脳(体)と心は別々に存在している対立的なものではなく、表現の違いのある同じものだと考えるのです。

よく例としてあげられるのは出世魚です。

ブリとハマチは、サイズによって名称が違うだけで実は同じ魚です。

直感的には、脳(体)と心もそのような理解で構わないでしょう。

さて、コーチングとは、クライアントがゴール達成できるような脳(体)と心を作るお手伝いをすることだ、とはすでに書きました。

ここにも書いてあるように、コーチングでは心だけではなく、脳(体)も扱うのです。

とはいえ、直接クライアントの体に手を触れて何かをするというわけではありません。

コーチとクライアントが向かい合っているセッションの場面では、互いの身体もそこにあるのだという当たり前の事実を忘れてはならない、ということです。

そのため、コーチは体に対する人並み以上の洞察と感覚を持ち合わせる必要があるといえます。

私はそのように考え、身体性を深めることが世の中のためになるコーチには必須の要件であると判断したのです。

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3:マーケティング

1、2で説明したことはいずれも、コーチが提供するコーチングの質を高めるという内容でした。

つまりこれらは、商品開発にあたるというわけです。

1、2ををしっかりと高めていくことで、言ってみれば極上の料理が出来上がるというわけです。

ところが、せっかく極上の料理が出来上がっても、あなたの料理が人気のない山奥に置かれているだけであったらどうなるでしょうか。

いかにその料理が極上のものであっても、だれもその料理を食べたいと思わないでしょう。

その料理が良い悪い以前に、その料理の存在を知ることができないからです。

そのため、極上の料理を作ったあなたは、山奥に人を誘導してくるような道を開拓するであるとか、駅前の一等地に店舗をオープンするなりして、世の中の人とあなたの料理が接触できるような仕組みを設計しなければなりません。

この作業がマーケティングにあたります。

マーケティングの手法は実にさまざまなものがあり、ここでは詳細を記すことはできませんが、要するにマーケティングとは、あなたの提供するコーチングを知ってもらう仕組みの設計と考えておけばいいでしょう。  

以上三つの要素を満たすことで、世の中に求められるコーチとしての独り立ちが可能になります。

もちろん、これらすべて要素を完全に満たさなければコーチとしての独り立ちが不可能なのかといえば、そうではありません。

それでも、基本的な戦略として三つの要素を意識しておくことは、多くのコーチにとって役に立つはずです。

もしコーチとしての活動を加速させていきたいとか、これからコーチとして世の中に打って出たいという思いがあるのならば、三つの要素のうちどれが自分に足りないのかというチェックをしながら、今後の戦略を立てるとよいでしょう。  

 

まとめ

この記事では、コーチが独り立ちするために必要な三要素について解説しました。

その内容は、1:理論、2:身体性、3:マーケティングということでした。

これらの中に穴はないか、常に振り返ってチェックすることが大切であるということでした。

参考にしていただけると嬉しいです。

 

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どうしても空回りばかりしてしまうあなたへ伝えたいこと

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

あなたの周りにもこんな人がいませんか。  

何事も一生懸命やっているし、それなりに正しいことを言っていたりするのだが、どうにも報われず、空回りばかりしている  

たとえば仕事の中で、チームのことを考えてよくしようと働きかけるのだけど、うるさがられてしまい、一人気を吐く、などという人はいかにもいそうではありませんか。

もしかしたらこの記事を読んでいるあなた自身にも心当たりがあることかもしれません。

この記事では、一生懸命だけど空回りしている人がなぜそのような状態に陥るのか、そして以後どう考えていくべきかについて説明したいと思います。

 

昔の友人

私の友人でこんな人がいました。

彼女は私よりも少し年上の、頭のいい女性でした。

努力家でありながら、人格的にも優れ、ものごとをより良くしていきたいという熱意あふれる人でした。

一言で言えば、いい人だったのです。

彼女はある企業に入社すると、仕事に一生懸命取り組み始めました。

自分の考えを持ちながらも、しっかりと与えられた仕事をこなしていってのです。

実際、それなりの結果を出しながら評価もされました。

ところが、あるときからだんだんと元気がなくなってきたことが、はたから見ていると良くわかりました。

心配になったので、「大丈夫ですか」と声をかけてみたものの、大丈夫だと言い張るのです。

しばらく時間が過ぎたとき、彼女から連絡が入り、話を聞いてほしいと言われました。

私は承諾し、久しぶりに彼女と会いました。

彼女は憔悴しているように見えました。

話を聞いてみると、会社の中をよりよくしようと奮闘しているのだが、どうしても受け入れられない、それどころか、最近では煙たがられるようになってきた、ということでした。

他の道を考えてみてはどうかといったのですが、それはしたくないと答えが返ってきました。

それからしばらく仕事は続けていたようですが、その後彼女は体調を崩し、退職してしまったということでした。  

彼女について知っている情報はこれがほとんどすべてです。

その限られた情報から真実がどうであるかを推測することは難しいかもしれません。

しかし、彼女の例を引き合いにしながら一般論を展開し、その一般論を多くの人に役立てることは可能でしょう。

ということで、以下、彼女の事例を元にしながら分析をしてみたいと想います。

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コンフォートゾーンとは

コーチングの概念で、コンフォートゾーンという言葉があります。

コンフォートゾーンとは、安心できる領域のことを表します。

通常、領域というと物理的なものを想像するかもしれません。 たとえば、自宅、いきつけのカフェ、通い慣れた学校などがそれにあたります。

実は認知科学の成功以降、物理の世界は情報の世界の一部であると考えられるようになりました。

その考えに従えば、このコンフォートゾーンという概念も、物理的な領域だけではなく、情報的な領域も含むものであると考えることができます。

情報的な安心できる領域とはどのようなものでしょうか。

この文章を読んでいるほとんどの方は日本国籍でしょう。

もし、明日からあなたはブラジル国籍になりますよ、と言われたどうでしょうか。

なんとなく据わりの悪い、居心地の悪い感じがするのではないでしょうか。

明日からブラジル国籍になった際のデメリットが、意識の上にあがらなかったとしても、わけもなく拒否したくなるのではないでしょうか。

この例における、「日本国籍」こそが情報的なコンフォートゾーンなのです。 つまり、「日本国籍」は実態のない情報的なものであるのにも関わらず、その状態に慣れ親しんでいるということです。

ここで注目してほしいのは、人はコンフォートゾーンを出ることを本能的に嫌がるという事実です。

これは考えてみれば当然の話で、昨日までそのコンフォートゾーンの中で安全に生命維持ができていたわけで、そこを出るということは生命の危機を意味するからです。

もちろん、ブラジル国籍になったからといって生命の危機が訪れるわけではないでしょうが、無意識はその内容を問わず、コンフォートゾーンを出ることが生命の危機に直結すると判断するということです。

 

コンフォートゾーンに善悪はない

さて、コンフォートゾーンのもうひとつ重要な性質を説明しましょう。

それは、人は好ましいものもそうでないものもコンフォートゾーンにしてしまうということです。

よく聞く話で、ある女性が、付き合う男性がどいつもこいつもろくでなしばかりだ、というものがあります。

はたから見ていると、どうしてこの子はこんなにも男運がないのだ、とかわいそうになってくるくらいです。

本人も、今度こそはと思って選ぶ男性がとんでもなくひどい男ばかりなので、ますます自信を失い、運命を呪います。

このような現象は、コンフォートゾーンの原理で説明することができます。

この女性にとって、自分をひどい目に合わせる男性とお付き合いすることがコンフォートゾーンになっているということなのです。

ひどい男性と一緒にいることがコンフォートゾーンなのですから、今お付き合いしている男性と別れることになったら、コンフォートゾーンの外側に放り出された状態になってしまいます。

そうすると、彼女はあわてて次のひどい男性を探し、お付き合いをはじめるというわけです。

冷静に考えれば、自分をひどい目にあわせる男性といるのは嬉しくないはずですが、そういった男性と一緒にいることがコンフォートゾーンになっている以上、無意識が強烈にその状態を維持しようとします コンフォートゾーンであるかどうかに内容の善悪は関係がないということです。

仮に意識ではその内容が嫌だったとしても、容易には逃れられません。

そのくらいコンフォートゾーンの力は強いということなのです。

 

友人の境遇を分析する

はじめに出した女性の例に戻りましょう。

彼女はどの段階で間違ってしまったのでしょうか。

はじめ彼女は、会社の中で生き生きと仕事に取り組んでいました。

おそらくその頃の彼女は、会社のゴールと自分のゴールが矛盾することのない、バランスのとれた状態だったのでしょう。

ここでゴールとは何かについて確認しておきます。

ゴールとは、心から達成したい目標のことです。

コーチングにおけるゴールの概念は実に厳密で、場合によっては目標であってもそれはゴールとは呼べない、ということもあるのですが、いまは単に目標くらいに考えておけば良いでしょう。

(ゴールについての詳しい説明はこちらを参考にしてください→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」「コーチング理論から考える目標設定のリアリティーを上げる方法」

個人におけるゴールがあるように、実は会社という法人格にもゴールがあります。

こう聞くと意外かもしれませんが、会社は単なる仲良し集団として存在しているわけではないので、当たり前の話です。

会社のゴールは単純で、利益を上げることです。

社長と取締役は、株主に対して利益を上げる責任を負うことで、経営権を委任されます。

そして利益を上げることは、そのまま会社の基本的なゴールとなるのです。

彼女が生き生きと仕事をしていたころは、この会社のゴールと、彼女の目指しているものや実行していることが矛盾なく両立できたのでしょう。

だからこそ意見を提言しながら実績を出し、評価も上がっていったのです。

ところが、会社の中で仕事をする中で、彼女自身が変化、成長していきます。

その結果、彼女のゴールと会社のゴールがうまく両立しなくなってきたと考えられます。

彼女のゴールと会社のゴールに矛盾が生じ始めたということです。

だからこそ会社と彼女の間に軋轢が生じ始めたというわけです。

 

会社と友人の間にはどのような矛盾が生じたのか

この矛盾のパターンはいくつか考えられます。

以下列挙してみましょう。

 

1:彼女のゴールが会社のゴールを超えてしまった場合、つまり会社の利益とは直接関係のないゴールになってしまった場合

2:彼女のゴールは、会社のゴール(利益を上げること)にかなうはずなのに、それを会社側が理解してくれない場合

3:そのいずれでもなく、単に彼女が間違ったことをいいはじめている場合

 

1の場合は、どういう場合が考えられるでしょうか。

たとえば、会社で扱っているものは環境に悪い商品だったとします。

そして彼女は、地球環境のことを考えてその商品を取り扱うのをやめ、もっと環境にいい商品を扱うべきであるというゴールを持ったとします。

しかし、会社側に地球環境を考えるというゴールがあるのなら話は別ですが、利益をあげることが唯一最大のゴールになっていたとしたら、いかに彼女のゴールがもっともらしいものであったとしても、会社からすればいい迷惑になってしまいます。

つまり彼女と会社のゴールに矛盾が生じてしまうというわけです。

2はどうでしょうか。

彼女が地球環境のことを考えて、地球環境に良い商品を売ることをゴールにしたとします。

さらに、世の中の動きを見ると、そういったエコを売り出していくことで今まで以上の利益をあげていく十分な勝算があったとします。

この場合は、絶対とはいえないものの、会社側の利益を上げるというゴールも満たしてくれそうです。

しかし、彼女の想定している商品のマーケティング手法があまりにも斬新であったり、そもそもあまりにも大きなスケールの地球環境の話であったりするため、会社側がその勝算も含めて理解ができないという事態がありえる、ということです。

この場合も結果的に、会社からすれば彼女は面倒なよくわからないことを言っている人と認定されてしまいます。

3の場合は彼女が間違っていることを正すしかないですし、本論の主旨とずれてしまうのでここでは扱いません。

さて、1の場合も2の場合も、いずれにせよ彼女のゴールと会社側のゴールに矛盾が生じています。

そのせめぎ合いの中で彼女はだんだんと疲弊し、やがては体調を崩してしまったと考えられます。

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友人はどこで間違ったのか

本来ならば、1や2の状態になったところで、彼女は自分の道を探し始めるべきでした。

なぜならば、それ以上その中にいても不毛だからです。

もちろん、いずれは時間をかければいずれは会社側が理解してくれたのかもしれませんが、それにしたって限度があります。

彼女は、たとえば独立して自分のゴールにかなった道をさぐるなどという選択をせず、現状の内側の中でなんとかゴールを達成しようとしてしまったのです。

その結果、彼女のゴールそのものや、考えて行った行動が、会社という組織の中で空回りしてしまっということができます。

このように、現状の外へと進んでいかなくては達成できないゴールを、現状の中で振り回してしまっているため空回りしてしまっている人はとても多いのです。

 

どうしても空回りばかりする人はどうすべきか

では空回りしてしまう人はどうすればいいのかといえば簡単で、さっさと現状の外側に出て、自分のゴールに向かって走り出せば良いのです。

ところが、なかなかそうもうまくいかないようです。

それはさきほどコンフォートゾーンの性質として説明したように、現状の外側に出ることがとても怖いことだからです。

しかし、現状の外に出る不安や恐怖に正対せず、それでも自分のゴールはあるものだから、それを現状の中でなんとか形にしようと四苦八苦しているのが、空回りする人であるのは先ほども確認した通りです。

これでは、現状の中の人も当人も双方が不幸せです。

このようなケースでどうしても空回りしてしまう人は、一度胸に手を当てて考えてみてください。

素晴らしいゴールを持っているあなたは、現状の中で空回りし、疲弊していくべきなのでしょうか。

私はそうは思いません。

勇気を出して現状の外へ飛び出し、思い切りあなたのゴールを追求する覚悟を持ってみたらどうでしょうか。  

 

まとめ

空回りする人は、現状の内側でゴールを振り回しているということでした。

その状況を打破するためには、現状を飛び出す覚悟を決める、というのがポイントでした。

参考にしていただけると幸いです。

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毒になる親(毒親)の呪縛に苦しむ人のために

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

「毒親」という言葉をご存知でしょうか。

「毒親」とは、スーザン・フォワード著『毒になる親』という本から由来する言葉であり、その定義は「子どもを自分の思い通りにしようとし、なかには暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親のこと」となります。

この「毒親」に現在進行形で悩まされていたり、後遺症に苦しんでいる人は大変多いと聞きます。

そこで今回は、「毒親」と「毒親」にまるわる問題について概括したのち、それらの問題にコーチングができることを提示したいと思います。

 

毒親とは何か

毒親とはどういう親のことをそう呼ぶのかは確認しました。

「子どもを自分の思い通りにしようとし、なかには暴力や虐待、過度の干渉などによって支配下に置こうとする親」

このような親をそう呼ぶのでした。

暴力、性的なものも含む虐待などにより、子供を支配下に置き、コントロールすることを想像するのは、そんなに難しくないでしょう。

しかし、親の干渉によって子供をコントロールすることが、「毒親」と呼ばれなければならないくらいにひどいものだとはなかなか感じにくいかもしれません。

どんな親だって、子供のためを思えばこそ干渉もするし、結果的に正しい方向へとコントロールすることだってあるだろう、そう思われる方もいるでしょう。

しかしながら、親のそのようなコントロールが親の過剰で個人的な感情に基づき、繰り返し執拗に行われたとしたらどうでしょうか。

いくら子供のためを思った行動だとうそぶいたとしても、現実問題としてある段階からは単なる押し付けになります。

そのような押し付けを浴びながら育てられた結果、子供にはさまざまな問題が起こるようになります。  

毒親によってもたらされる問題

毒親に育てられた子供には、どのような症状が現れるのでしょうか。

『毒になる親』には以下のような記述があります。

 

一人の人間として存在していることへの自信が傷つけられており、自己破壊的な行動を示す

スーザン・フォワード『毒になる親』(p11〜)

 

具体的には、自分の意思をはっきりと表明できない、常に周囲の評価が気にしてしまう、他人との親密な関係を築きにくい、ものごとを極端に考えてしまう、自分を軽んじるような行動に出るなど、いくらでもあげられます。

 

毒親に育てられた場合の対策

さて、『毒になる親』では、毒親に育てられた人がどのようにすべきかについて、以下のようなやり方を示しています。

  • 現在の思考パターンを変えていく
  • 現在の感情に向かい合う
  • 親と対決する

現在の思考パターンをを変えるとは、毒親によって刷り込まれたものの見方を変更していくということです。 現在の感情と向かい合うとは、鬱積した怒りや悲しみの感情を認識し、それを開放していくということです。 親との対決とは、自分がされてつらかったこと、悲しかったことなどを伝えたり、今後どのようにしてほしいか伝えたりすることです。

こういった作業を繰り返すことで、毒親の呪縛を断ち切っていくということが推奨されています。

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コーチングでは毒親をどう考えるか

コーチングでは毒親をどのように考えるのでしょうか。

なぜ親は子供を過剰にコントロールするのか、という疑問です。

それは、親自身にゴールがなく、あるいはあってもエフィカシーが低いからである、と考えます。

順番に説明しましょう。

ゴールとは本人が心から達成したいことのことを言います。

コーチングにおいては、このゴールを何よりも重視し、それぞれがそれぞれのゴールを達成していくための人生こそがハッピーなものであると考えます。

毒親のように過剰に子供をコントロールする親はゴールを失っている可能性が考えられます。

なぜなら、親自身にゴールがあり、それを達成するような人生を過ごすことができているのならば、そういう親は子供にも子供のゴールがあることを認め、それを尊重することができるはずだからです。

その意味で、毒親のゴールは自分のゴールを持てずにいると考えられます。

エフィカシーとは、自分のゴールを達成するための自己の能力の自己評価のことです。

ゴールを達成する自信、くらいに理解しておけば良いでしょう。

毒親であっても、こういうことができたらいいなあ、と感じることはあるかもしれません。

しかし、このエフィカシーが低いため、そんなゴールを持ったって自分には達成できっこない、とはじめからあきらめてしまうのです。

となると、結果的にゴールを持たない状態と同じになってしまいます。

このように、親がゴールを持たず、持っていたとしてもエフィカシーの低い状態だと、その状態が親の通常の状態になってしまいます。

この、心理的に慣れ親しんだ状態のことを、コーチング用語ではコンフォートゾーンと言います。

ゴールがない状態がコンフォートゾーンになってしまっている人間は、そばにゴールを持ってそれを目指している人間が現れると落ち着かなくなります。

その結果、その人を自分のコンフォートゾーンに引きずり込むような行為を無意識でとってしまうのです。

生まれてすぐの子供は、自分のできないことに物怖じせず、いろいろなことを身につけていきます。

つまり、コーチング的にいえば、ゴールを設定し、高いエフィカシーを維持しながら達成していく、まさに理想的なコーチング的ライフスタイルの体現者なのです。

ゴールを失った親からすれば、自分のコンフォートゾーンを乱される難い存在となります。

もちろんこれは、無意識レベルで起こることなので、親の意識にはあがりません。

コンフォートゾーンを乱す子供をなんとか自分の引きずり込むために、正当化するような理由をつけ、子供をコントロールしようとするのです。

あなたが心配なのよ、あなたのためなのよ、などという言葉はその典型でしょう。

ほんとうに子供のことを思うのなら、子供がゴールを設定し、新しいことにチャレンジしながら自分の人生をクリエイトしてけるようなマインドを作ってあげるべきでしょう。

しかしながら、ゴールがなくエフィカシーの低い親はそれができないのです。

そういった親を毒親と呼びます。

 

コーチングは未来へと働きかける

毒親に育てられた人は、どのようにしていけばよいのでしょうか。

コーチングから考えるアプローチは以下の通りです。

まず、『毒になる親』で推奨されているやり方を概観して見ましょう。

上にあげたやり方は、いずれも過去や現在に働きかけるものになっています。

実はコーチングでは、そのようなやり方は一切推奨しません。

コーチングでは、時間は未来から現在に流れる、と考えます。

未来がだんだんと近づいて現在になり、今この瞬間は遠い過去へと流れていく、そのような時間観を採用しているのです。

だからこそ、どんどんと遠ざかる過去へ働きかけることは不毛であると考えます。

それどころか、現在を含む過去へと働きかけることで、ますますそれにとらわれてしまうリスクを示唆するほどです。

もちろん現状把握として、現在や過去を分析することは問題ありません。

実際にコーチングセッションにおいてコーチは、クライアントの現在、過去のすべてを観察します。

しかし、当事者が過剰に過去や現在を分析し続けることで、本来一番注目すべき未来がないがしろになり、かえって現在や過去にとらわれる可能性を忘れてはいけないのです。

だからこそ、コーチングの基本スタンスは未来に働きかけるということなります。

 

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未来へ働きかけるとはゴール設定をすることである

未来に働きかけるとはどのようなことをいうのでしょうか。

コーチングではその作業のことをゴール設定と言います。

まず心から達成したいゴールを設定し、それを本気で追求する生き方を作り上げる、そのことを徹底的に行うのです。

毒親に育てられた人は、自分にとって重要なものを選択するという生き方を奪われてしまっています。

毒親からのコントロールが執拗に繰り返される中で、毒親の評価軸がまるで自分の評価軸であるかのように思い込まされてきたからです。

しかし、自分の意思でゴールを設定し、自分にとってのゴールに必要なものはいったい何か、という生き方を続けていると、自然の毒親の評価軸は消えていきます。

ということは、現在の思考パターンや、現在の感情は結果的に消えてしまうということです。

親自身との対決も無理にやる必要すらなくなってくるかもしれません。

自分のゴールにとってどうでもいいことは忘れてしまうからです。

このように、自分の心から望ましい未来をクリエイトしていくことで、過去や現在を一気に吹っ飛ばしてしまうような人生を作っていくのがコーチングなのです。

 

*ゴール設定に関する詳しい方法は以下の記事を参考にして下さい 「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」 「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

注意

念のために書いておきたいのは、コーチングは医療行為ではないということです。

繰り返された過剰な毒親のコントロールの結果、PTSDが発症しているなどというように、明らかに病状が見られる場合は医者の力を借りるべきでしょう。

なにもコーチングが万能のツールであると言いたいわけではありません。

とはいえ、医療行為とコーチングは決して矛盾するものではなく、上手な併用の仕方があるはずだと考えます。

 

まとめ

毒親とは、ゴールを持たず、子供を自分のコンフォートゾーンに引きずり込むような親のことであるということでした。

毒親によって自分の評価軸を失って苦しんでいる人は、本物の自分のゴールを設定することから現在や過去を変えていくことがよい、ということでした。

参考にしていただけるとうれしいです。

 

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教育のプロが教える、子供のやる気と結果を引き出すアプローチ

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

子供のやる気を上手に引き出し、なんらかの結果を出させてあげることは、全教育者の悲願であるといえます。 親も同様でしょう。

事実これまでに、そのことに関するさまざまな方法論が語られ、現在も新しい方法論が生み出されています。

そこで今回の記事では、子供のやる気を引き出し、結果を出させてあげるために、コーチングではどのようにアプローチをするかということについて書いていみたいと思います。  

 

人はどんなときにやる気が最大になるか

人はどのようなときにやる気を出すのでしょうか。

答えは実に単純です。

やりたいことをやっている時にこそ、人のやる気は最大になります

実は、やりたいことをやっているときの状態は、やる気があるという表現もそぐわないほど、それをやることが当たり前になってしまいます。

具体的に説明しましょう。

人間は当たり前のように呼吸をしています。

生命維持を前提とすれば、呼吸はどうしてもやりたいことであると言えるはずです。

だからこそ人間は、あえてやる気をだすまでもなく極めて自然に呼吸を行います。

この場合、呼吸へのやる気が高まっているという言い方には違和感を感じるのではないでしょうか。

人はどうしてもやりたいことがあれば、やる気があるという表現ではそぐわないほどに勝手にそれをやってしまうということです。

ちなみにコーチングでは、心からやりたいことのことを want to と呼びます。  

 

have to とクリエイティブ・アヴォイダンス

一方、本当はやりたくないのにやらなくてはならないことを have to と呼びます。

この状態では、人間はパフォーマンスを発揮することができません。

実際にやりたくないことをやっているとき、人のやる気は著しく低下し、できるだけそれをやらなくてもいい状況を作り出そうとします。

このような心の働きを創造的回避(クリエイティブ・アヴォイダンス)といいます。

やらなくてもいい状況を極めて創造的に作り出してしまうのです。 たとえば、いじめにあってしまい、どうしても学校に行きたくない子供がいたとします。

その子が朝起きて学校に行こうとすると、お腹が痛くなり、動けなくなるというような話があります。

また、宿題として提出しなければならないプリントが見つからなくて、学校に向かうことができない、といったことが起きたりもします。

これらの例は、子供にとって have to になっている、いじめっ子のいる学校に行くことを避けるために、子供自身がクリエイティブ・アヴォイダンスを行っていると考えることができます。

 

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want to は爆発的な生産性を生み出す

人は want to でものごとにあたったとき、どのくらいの生産性をあげるのでしょうか。

アメリカの『フォーチュン』誌が年に一回発行、編集するリストであり、アメリカの企業を総収入に基づいてランキングしたものに、フォーチュン500というものがあります。

そのフォーチュン500の企業を対象に、ハーバードビジネススクールとアメリカのコーチング機関であるTPIがある試算を行いました。

その試算によると、やりたいことを自由にやれる文化の企業のほうが、そうではない企業に比べ、実に756倍の利益率を叩き出したのだそうです。

want to のパワーが産み出した数字であると言えます。

もうひとつ具体例をあげましょう。

かつて指導していた子供の例です(守秘義務があるので、話の詳細は大幅に変更しています)。

その子は当初、勉強を落ち着いてすることが難しい状況でした。

まず机に座ることができないし、かろうじて座ったとしてもすぐに立ち上がり、部屋を飛び出すということが何度も繰り返されました。

しかし、時間をかけながら話をし、勉強をすることが自分にとってのwant to であるというマインドが出来上がると、人が変わったように勉強に打ち込むようになりました。

見ていて頼もしいほどに、能動的に勉強に取り組むようになったのです。 当然ながら、成果もどんどんとあがっていきました。

このように、人は want to の時にこそやる気を発揮し、極めて高い生産背を達成できるのです。  

 

want to はゴールを考えることで見えてくる

さてそれでは、ものごとが want to か have to かはどのように決まるのでしょうか。

実はwant to か have to かはゴールによって決定されます。

心から達成したいゴールがまず前提としてあり、そのゴールを達成するためにやることを want to であると考えるのです。

これは考えてみれば当たり前で、達成したいゴールに近づくことがやりたいことであるのは自明でしょう。

たとえば、先ほどの子供の例を考えてみましょう。

その子供に与えた指示は、心から入学したいと思える中学校を探しなさいというものでした。

そのためにいろいろと資料を集め、たくさんの人の意見を聞き、実際に学校を巡るといった行動をとりました。

そしてその結果、自分はここに行きたいという確信を持てる学校が見つかりました。 その学校に入るには、試験を受けなければいけません。

入学のために必要なのが日々の勉強であるという認識が出来上がった瞬間、憑き物が落ちたように勉強に主体的に取り組むことができるようになったのです。

この例からもわかるように、want to について考えるということはゴールについて考えるということなのです。

 

ゴールは自分で決める

その際に大切なのは、ゴールは必ず自分で決定するということです。

よく陥りがちなのは、子供がゴールを決めているようで、実はそのゴールは親や指導者が誘導したものであるというパターンです。

子供は素直ですから、そのゴールがまるで自分のものであるかのように適応しようとします。

しかし、いくら子供が素直であっても、自分をだますことはできません。

いかに親や指導者が上手にゴールを与えても、そのゴールが子供にとって心から達成したいものでなければ、それに向かっていこうというやる気は湧いてこないということです。

当然のことながら結果を出していくこともできません。  

 

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ゴールはできるだけ大きいものにする

また、ゴールはできるだけ大きなものにするということも大切です。

先ほどの例では、どうしても入りたい中学校を選んだということでした。

しかし、実はその選択の前には、将来どんなことをやりたいかという話からはじまり、大学、高校、中学はどのような学生生活を送りたいかを考える段階がありました。

その際には制限をかけず、できるだけ大きなゴールを考えていきます。

世界中をまたにかけた翻訳者になるのもいいですし、ハリウッドで活躍する女優になるのもいいでしょう。

そして、そのためにどんな充実した学生生活を送るか、と考えていきます。 大きなゴールは、大きなエネルギーを生み出します。

何に対するエネルギーかと言えば、いまこの瞬間に行動をとっていくためのエネルギーです。

ゴールが大きく、心から達成したものであるからこそ、日々 want to なことに取り組んでいくための巨大なエネルギーが生まれてくるのです。

 

子供の場合は小さいゴール設定から

とはいえ、子供にいきなり将来の大きなゴールを設定することに難しさを感じるかもしれません。

そこから逆算していまの want to なことを考えていくことに対しても同様でしょう。

たしかに、いきなりそういったことを子供に考えてもらうことは難しいかもしれません。

どうすればいいでしょうか。

小さなゴールであっても自分で決めて達成のために行動をするという一連の流れを子供に習慣づけるのがおすすめです。

こどもに対していきなり大きなゴールを決めなさい、というのではなく、「今日はどんな日にしたい?」と聞き「じゃあどうするの?」と尋ね、「きっとできるよ」といってあげる日々を送るということです。

ここでは、その内容がどうであるとか、実際に達成できたかということは重要ではありません。

そういったことへの親の評価は一切必要ありません。

自分でゴールを設定し、それに向けて行動するというサイクルを子供の中に作ってあげることが重要なのです。

それが習慣になってくれば、やがて大きなゴールについてもしっかりと語り合うことができるようになるはずです。  

 

まとめ

この記事では、子供のやる気と結果を引き出すために必要なことを説明しました。

ゴールを設定し、その達成に必要なwant to なものを見つけることが大切であるということでした。

まずは小さなものでもいいので、自分でゴールを設定し行動する習慣をつけてあげることからはじまるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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教育のプロが教える、子供の心を守るために必要なこと

 

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苫米地式認定コーチの高嶋芳幸です。

この記事を書こうと思ったきっかけは、あまりにも子供の心をないがしろにしている事態が多すぎると感じたことです。

とりわけ勉強を指導するような場面では、ほとんどが子供の心をないがしろにしているように見えます。

そもそも人間の心を扱うためには、それ相応の知識と技術が必要です。

残念なことに、そういった知識と技術がない大人が、子供の心を扱う立場になっているケースが非常に多いのです。

結果として、子供が非常に深刻なダメージを受けることになります。

この記事では、子供の心を扱うという概念を独立して考えられるようになることを世の中に提案し、子供の心を上手に扱うにはどのようにしていけばいいのかについて書いてみたいと思います。  

 

人をコントロールする一番簡単な方法

唐突ですが、人をコントロールするために一番簡単な方法はなんだかお分かりでしょうか。

それは相手の恐怖を利用することです。

たとえば、何かこちらの提案を受け入れてもらいたいことがあったとしましょう。

そしてそのことは、どう考えても相手にとって利益もなく、相手もそのことはわかっていたとします。

通常なら到底提案が通るとは思えません。

確かに、ストレートにそのことを提案したとしても、すげなく断られるのがオチでしょう。

しかし、相手の恐怖という情動をうまく使えば提案が通ってしまうのです。

あまりにも危険なので詳細は書きませんが、実はこのように、相手を恐怖で支配していうことを聞かせるような技術は世の中にたくさんあります

そのほとんどは表に出てくることなく、一部の人が知っているだけにすぎません。

しかし、センスのある人は、誰かに習うことなくある程度そういった技術を再現できてしまうことがあります。

また、そこまで洗練された技術ではなかったとしても、普通の人がいつの間にか恐怖を使って相手を支配するようなアプローチを取っている場合も多くあります。

いずれにせよ、そのような恐怖で相手をコントロールする技術が世の中に存在し、意識的にせよ無意識的にせよそれを用いて対人関係に臨んでいる人たちがいる、ということを理解してください。

 

ある子供の例では

数年前に指導していた子供の話です(守秘義務があるため、話の詳細は大幅に変更しています)。  

 

出会いと印象

中学受験へ向けて学力向上のため、家庭教師として来てほしいという依頼でした。

はじめて会ったその子は非常に物静かで、聡明な印象でした。

実際に話してみると、第一印象の通りの子で、小学生にしてはしっかりとした受け答えのできる、いわゆる優等生的なタイプでした。

とはいえ、融通がきかないのかといえばそういうわけでもなく、時には冗談を言ったり、好きなゲームやテレビ番組の話を楽しそうにしてくれるという側面もありました。  

 

不思議な兆し

しばらく指導を続けているうちに、ある不思議な兆候が見られることに気がつきました。

指導をする内容に関しては、本人に決めさせていたのですが、ある特定の範囲だけは決してやろうとしないのです。

はじめのうちは気がつかなかったのですが、その他の範囲に繰り返し取り組んでいるのを見ているうちに、その範囲だけぽっかりと穴のようになっていることに気がついたのです。

変だなと感じた私は、何気なく「その範囲はやらないの?」と話を振ってみました。

すると、一瞬の間があって、「その範囲はいらないと思う」という答えが返ってきました。  

 

体が震える

数週間後、どうしてもその範囲をやらなければならないという事態が生じました。

その必要性を話し合い、あまり気の進まなさそうな様子でその範囲の勉強を開始しました。

後ろから様子を観察していると、その子がガタガタと震えだしていることに気がつきました。

頭をかきむしり、貧乏ゆすりをし、息をぜえぜえと切らしながらぶつぶつと何かをつぶやいていました。

私はすぐにその範囲の勉強をやめさせ、話を聞くことにしました。

 

真相

結論からいえば、その子はかつて、その範囲ができないことを徹底的に責められたという経験がありました

本来ならばその子が苦手としている範囲を導く役割の大人に、これでもかというくらいに責められたのです。

非常に辛くみじめで、恐ろしい気持ちを味わったそうです。

それでもなんとかその範囲をできるようにならなければと思い、一生懸命取り組んだそうです。

そして、いったんはある程度の成果をあげることができたので、その大人から叱責されることはなくなったそうです。

しかし、あるころから、その範囲に取り組もうとするとどうにも嫌な気分が湧いてくるようになりました。

その範囲をより深く学ぼうとすると、体がしんどくなってしまい、どうしても避けるようになってしまったのです。

もちろんその大人は、子供がその範囲をできるようになってほしいという思いがあり、怒りと共に本人を糾弾したのかもしれません。

しかし、動機が正しいから許されるというものではありません

このように子供が苦しい思いをしている以上、その大人がとった対応はどう考えても間違っていたのです。  

 

恐怖で子供をコントロールすることのツケ

この例からわかることは、恐怖で相手をコントロールすることはできても、その効果は短期的なものであるということです。

さらにたちが悪いのは、取り返しのつかないような心の傷を与えることにもなりかねないということです。

実際に先の例の子供は、たまたま私と話をすることができたので発覚したのですが、この例が氷山の一角であることは容易に想像できます。

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昨今の教育事情

たいへん問題なのは、学校、塾、家庭教師、親などの間で、恐怖を利用して子供にいうことをきかせるという方法論が当たり前のように横行しているという事実です。

そしてそういう人に限って、子供のためを思って厳しく接しているのだうそぶくのです。

「この学校に受かりたいのならこのくらいやらないと危ないぞ!」とか、「こんな勉強量で成績があがると思ってるのか、寝る時間がないくらいやれ!」といわれたという報告がよくきかれます。

残念ながらそういった指導者達は、心を正しく扱う知識、技術がないにもかかわらず、熱意だけが空回りしている状態です。

さらにうがった見方をすれば、ほんとうに熱意があるのかどうかも怪しいと言わざるをえません。

「この子がいうことをきかなければ親の私の立場がない」、「この子の成績が上がらなければ教師の私の評価が落ちる」、「この子が入試に失敗したら、塾の評判が落ちる」など、どうにも自分のためとしか思えないような動機に基づいているような例がたくさん見られるからです。

知識、技術のなさを棚に上げ、恐怖を使ってでも子供をコントロールすることを正当化しようとする例はあまりにも多いのです。  

 

親や教師には同情すべき点もある

しかしながら、そういった指導的立場にある大人たちにも同情すべき点はあります

心を扱う正しい知識、技術を学ぶ機会があまりに少ないどころか、それらが独立した領域として存在するという共通認識が存在しないからです。

学校の先生にしても、塾や家庭教師の先生にしても、ましてや親にしても、心を正しく扱う知識、技術を学ぶことなくその役割につくことができます。

教師は、担当する科目の具体的な内容については審査されても、心を正しく扱うことについて審査されることはないからです。

親も同様でしょう。

だからこそ、本来ならば正しく心を扱うプロが担当するべき領域を、現場にいる親や教師達が受け持たざるを得ないという事態が生じているのです。

現場で子供と接している大人たちの苦労はここからくるものであるといえるでしょう。  

 

子供の心を正しく導くために

さてそれでは、子供と接する際にはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

コーチングの重要なプリンシプルとして、すべての意味のある永続的な重変化・成長は内側からはじまり、外側へと広がっていくというものがあります。

つまり人が変わるときには、まず内側の心の変化があった上で、外側にある世界が変わってくるということです。

たとえば、子供が勉強をできるようになるということは、まず子供自身が勉強ができるとう自信、勉強ができるようになりたいという確信を持つ段階があり、その後実際に勉強ができるようになっていくということです。

ということは、いくら勉強を熱心に教えたとしても、子供自身の心が変わっていかなくては不毛な作業になってしまう可能性が高いということです。

また、さきほどの例でも明らかなように、恐怖を用いて子供をコントロールすることは、子供の心に甚大なダメージを与えるので絶対にやってはいけないということもわかります。

このように、コーチングの理論を用いてうまく子供の成長を促してやることは可能です。

もちろんコーチングが心を正しく扱う唯一のツールだとは言いません。

しかしコーチングの理論は、子供の心を正しく導く方法論がしっかりと確立されているため、子供の心を守るためには極めて有用なツールであると言えます。  

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子供の心を守るための文化

子供の心を守るために今後どのようにしてけばいいのかについて書いてみましょう。

まずは大前提として、心を正しく扱うという領域を、子育てや科目ごとの勉強の指導と切り分けて考える文化をつくる必要があります。

現在では、親や教師たちが現場レベルで子供の心に対応せざるをえない状況です。

正しい技術や知識を持たぬままそういった事態に直面しているため、大人と子供お互いにとって不幸な状況が続いているのです。

だからこそまずは、子供の心を正しく扱うという領域があるのだ、という共通認識を大人の間でつくるべきでしょう。

その上で理想的には、子供を指導する立場の人間はみな心を正しく扱う技術、知識を学ぶことが必須であるという文化をつくるべきです。

知識と技術を学ぶということであれば、コーチングの理論を学ぶということが極めて有用です。  

そうは言っても、親や教師が子供の心を正しく扱うのはなかなか難しいという場合もあるでしょう。

たしかに、何年も勉強を重ねてはじめて教師になるのと同様に、心を扱う専門的な知識や技術も一朝一夕で身につくものではありません。

そういう場合は、「親、教師、コーチ」のように、それぞれの専門領域をきちんと分け合ったチーム体制をつくるべきでしょう。

子供が受験をするという場合を考えてみると、具体的な科目ごとの勉強はそれぞれの教師が担当し、生活におけるケアは親が担当し、心を正しく導く指針をコーチが打ち出すということになります。

このようなチームができれば、それぞれがそれぞれにしか受け持つことのできない専門性を発揮しつつ、子供の心を守りながら正しく目標達成へと導いていくことができるでしょう。

 

まとめ

この記事では、子供の心を守るために必要なことについて書きました。 現在では、正しく心を扱う領域があるという事実が認識されていないことが一番の問題であることを指摘しました。

その上で、子供の心を守るためには、心を正しく扱う専門家との連携プレーが必要であると結論を出しました。

参考にしていただけると幸いです。

 

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片思いを成就させる禁断の5(ファイブ)ステップ


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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

とある会社で働いている女性に、恋愛の相談を受けたことがあります。

その人は、会社の同僚に想いを寄せていたようですが、なかなかそれが実らない、ということでした。

彼女なりにいろいろとアピールをしているようですが、まったくといっていいほどに手応えがないようです。

疲れ切った彼女は、その男性があまりにも鈍感で、何をやってもこちらの気持ちに気づいてくれないのではとまで考えていました。

驚くべきことに、自分の気持ちをはっきりと言葉にして伝えたのにもかかわらず、何もなかったようにスルーされてしまったからです。

そのときにはいくつかのポイントを伝えました。

そこで今回の記事では、そのときの経験をもとに、片思いの相手を射止める方法について考えてみたいと思います。

 

ステップ1:自信を持つ

人はどのような人に惹かれるのかといえば、自信のある人です

ここでいう自信とは、自分はどんなことでもできるという確信を持っている人であり、毎日大好きなことをやってハッピーに日常を過ごしている人のことです。

不思議なもので、人はこのように自信のある人に無条件に惹かれるようにできています。

意中の異性に魅力的な人として見てもらいたいのなら、まずは自信を持つべきです。

そのためにまずは、大好きなものをとことん追求しましょう。

たとえばあなたが女性であるとしたら、ファッションやコスメといった趣味をとことん追求するのもいいでしょう。

しかし、それ以外にもあなたが大好きになれる趣味はたくさんあるはずです。

山登り、音楽、映画、読書、ジム通いなどなど、いまはまだ出会っていないあなたが大好きになれるものはたくさんあります。

貪欲に自分の好きになれるものを探し、それらに没頭しましょう。

そういったことを繰り返していけば、自分が人生においてどんなものを大切にしているのか、ということもわかってきます。

自分が大切にしているものに忠実に生きられるようになれば、あなたはどんどんと自信を高め、どんな人からも魅力的な人として見られるようになるはずです。

ステップ1のまとめ:自分の大切にしたいものに忠実になり、自信を持つ

 

ステップ2:相手を観察する

次のステップは、意中の相手をよく観察することです。

相手のことで頭がいっぱいになってしまうと、どうしても相手のことを見れなくなってしまいます。

相手のことを四六時中考えているものの、あなたの頭の中にあるのは相手のごくごく一面だけということがよくあるのです。

自分の頭の中にある相手のイメージをもとにして突撃しても、相手にとっては迷惑に思われるだけでしょう。

まずは相手のことをよく観察し、できるだけ相手のことを理解しようと努めることです。

意中の相手は人生において何を大切に思い、何を嫌っているのでしょうか。

このことに明確に答えられないのだとしたら、まだまだ相手の観察が足りません。

趣味は何であるのか、好きな食べものは何か、ファッションの好みはどんな感じなのか、仕事のスタンスはどのようなものか、できるだけ様々な角度から相手を観察し、理解にいそしむべきです。

そうすると、意中の相手が心から大切にしているものが見えてきます。

もしあなたがいままで、その相手へとアプローチをかけたにも関わらず相手にされていなかったとしたら、その大切なものを外したアプローチであったはずです。

軌道修正をしていきましょう。

ひとつ実践的なアイデアとしておすすめなのは、共通の知人に意中の相手を分析してもらうことです。

自分で観察すると、どうしても感情が入ってしまうので、相手のことを冷静に見づらいと言えます。

だからこそ、共通の知人に自分では気づけない相手の特徴を教えてもらえれば、あなたの相手への理解は間違いないく深まるでしょう。

ステップ2のまとめ:相手が大切にしているものに気づく

 

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ステップ3:自分と相手の共通点を見る

意中の相手が何を大切にしているのかは見えてきたでしょうか。

あなたのアプローチがうまくいっていなかったのは、あなたのアプローチが相手が大切にしているものに合致していなかったからであるということも理解していただけたでしょうか。

たとえばあなたが和食を作るのが得意だとして、意中の人に和食を振る舞おうとしたとしましょう。

しかし、意中の相手が和食嫌いだとしたら、その行為は良い迷惑になるはずです。

文字にしてみれば当たり前の話なのですが、相手に夢中になってしまうとこういうことがよく起こってしまうのです。

さて、次のステップは、相手と自分の共通点を考えるということです。

つまり、相手の大切なものと、自分の大切なものを同時に満たす状態を考えて欲しいということです。

相手のことが気になり、相手に認められたいという気持ちが出てくると、自分のことをないがしろにしてしまう人がいます。

相手が大切に思うことがわかると、全力でそれに合わせてしまうということです。

しかしこれでは、短期的には成立したとしても、長期的にはあなたの方が参ってしまうでしょう。

相手が大切にしているものがあるのと同時に、あなたにも大切にしているものがあるはずだからです。

そして、それらはどちらも無視できないものなのです。

だからこそこのステップでは、ステップ1で見つけた自分の大切なものと、ステップ2で見つけた相手の大切なものの共通点を考えましょう。

たとえばさきほどの和食の例で考えてみましょう。

相手は、おいしいものを食べることは嫌いではなかったとします。

あなたも和食だけではなく、料理そのものが好きであったとしましょう。

得意だからという理由で和食にこだわることをやめ、洋食や中華を振舞うことができれば、お互いがハッピーになるでしょう。

ステップ3ではこのように、ステップ1で確認した自分が大切にしているものと、ステップ2で確認した相手が大切にしているものに共通点はないかと考えてみてほしいのです。

少しわかりにくいでしょうか。

決して難しく考える必要はありません。

要するに、お互いがハッピーになれる状態をイメージできればよい、ということです。

自分も相手もどちらも我慢することのない関係という視点を持ちましょう。

ステップ3のまとめ:自分と相手が共に満足する状態を探す習慣をつける  

 

ステップ4:視点を未来まで伸ばす

ステップ4では、ステップ3で作った自分も相手も満足するという視点を未来へと伸ばすことに取り組んでいただきたいと思います。

あなたは、自分だけの都合で相手を振り回すことはもうありません。

また、相手に合わせすぎて自分をないがしろにするようなこともありません。

常に自分と相手を同時にハッピーにするというスタンスで、ものを考えることができるようになっているはずです。

今度はその視点を維持したまま、未来はどうありたいかを考えてみましょう。

意中の相手と自分がともにハッピーに過ごす未来はどのようなものであるかをイメージする、ということです。

この場合の注意点としては、遠慮は一切いらないということです。

真面目で思慮深い方に多いのですが、こういった未来をイメージするという作業に遠慮をして本来の自分の願望にブレーキをかけてしまうのです。

自分のイメージの中の話なのですから、遠慮は一切要りません。 現在の観点からそれが可能かどうかは関係がありません。

そんな都合のいい未来なんてやってこないよ、と思われるくらいにハッピーな状態をイメージしてください。

意中の人と幸せな生活を送っていて、その生活の中ではこういうことがあって……と、どんどんとイメージを広げてみましょう。

そして思う存分幸せな気分にひたりましょう。

実は、イメージにひたって幸せな気分に浸るという作業がとても大切なのです。

ステップ4のまとめ:お互いがハッピーな未来のイメージを作る

 

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ステップ5:未来から現在を見て現在を決める

思い切り幸せな気分を味わってもらえたでしょうか。

実は、そのことを考えただけで嬉しくなってくるような幸福な未来こそが、現在を生きるモチベーションとなるのです。

ハッピーな未来を経由して現在を眺めるあなたは、もうすでにこの記事を読む前のあなたではありません。

なぜなら、正しい現在の眺め方を理解してしまったからです。

正しい現在の眺め方とは、ハッピーな未来を経由して眺めるべきものなのです。 最後のステップとして、未来を経由したあなたが現在できることを実際に行っていくという作業をしていただきます。

未来あなたが意中の人と海外に住んでいたとします。

だとしたら、いまはもうすでに海外の情報に通じていてもおかしくないはずです。

未来あなたが意中の人と、経済的に豊かな生活を送っていたとします。

その場合は、いまの収入を向上させるため、スキルを磨くような勉強を始めているかもしれません。

もちろんそれら具体的な内容は人によって違います。

しかし共通して言えるのは、それらのどれもが意中の相手とのハッピーな生活を約束する、どれひとつとして欠かすことのできない重要な現在である、ということです。

このような考え方で現在を過ごすこと、それこそが意中の人への片思いを成就させる秘訣なのです。

ステップ5のまとめ:意中の人との未来から逆算したハッピーな現在を生きる

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

多くの片思いを成就させるための考え方が書かれた文章よりも、少し難しく感じたかもしれません。

そういった方は、各ステップごとにノートに書き出しながらやってみることをおすすめします。

できるだけ丁寧に、できるだけ深く考えながらすすめてほしいのです。

そうすれば、より効果があがることを請け合います。

参考にしていただけると幸いです。

 

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