【保存版】コーチングとは何かを知るための用語大辞典

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

コーチングとは何かについて書かれているウェブサイト、書籍はたくさんあります。

職業柄そういったものをたくさん読みましたが、多くはきちんとした理論に基づいて書かれたものではなく、著者の経験をまとめたものになっていることが残念です。

私の提供するコーチングは、科学的な理論に基づいた次世代のコーチングです。

それゆえ、パーソナルコーチングにおいても、セルフコーチングにおいても確実な結果につなげることができます。

しかしながら、理論がしっかりとあるがゆえに、理論の中に含まれる大切な用語を理解することが難しいという面があります。

用語の意味を理解することが難しいのではありません。

用語そのものに含まれる深い意味を捉えることに時間がかかってしまうのです。

そこでこの記事では、用語の深い意味の理解を助けるために、コーチングにおけるそれぞれの用語の定義を確認し、参考になる記事を紹介したいと思います。  

 

1:苫米地式コーチングの概要

コーチングとは、クライアントのゴール設定を促し、ゴールを達成できるマインドの構築をバックアップしていくことです。

そういったコーチとクライアントの関係をコーチングと呼んだり、そこで交わされるやりとりのことをコーチングと呼んだりします。

  「苫米地式コーチングとは何か、理論があるとはどういうことか」では、コーチングにおいて理論があるということはどういうことなのか、また、なぜ理論がなければならないのかについても説明しています。  

コーチングには、パーソナルコーチングセルフコーチングがあります。 パーソナルコーチングとは、コーチングの理論と技術を修めたプロのコーチをクライアントが雇い、定期的なセッションの中でコーチングを行うことです。

セルフコーチングとは、コーチング理論を学んだクライアント自身が、自分に対してコーチングを行うことです。

 

「【決定版】パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いとは」では、パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いについて詳しく説明しています。  

 

2:ゴール

コーチングにおいて最も重要な概念がゴールです。

ゴールとは、達成すべき夢のことです。 いわゆる目標のことであると理解してもよいでしょう。

しかし、一般に言われる夢、目標とはいくつかの点において違いがあります。 その代表的なものは、ゴールは現状の外側に設定しなければならないというプリンシプルです。    

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」では、ゴールは現状の外側にできるだけ大きなものを設定するという、超重要事項について詳しく説明しています。  

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」では、ゴールは複数持ち、バランスが取れたものである必要があるという内容を説明しています。  

「教育のプロが教える、子離れできない親がコーチングを学ぶべき理由」では、子離れできない親は自分のゴールを持っておらす、正しく子離れしていくためには親がゴールを持つべきであると主張しています。

  「「うつ」まで巻き起こす、SNS疲れの原因と対策」では、SNSに疲れてしまうのは、ゴールから考えてSNSを利用するという発想が欠けていて、不必要な情報に振り回されてしまうことにあるという内容を説明しています。  

 

3:エフィカシー

エフィカシーとは、ゴール達成のための自己の能力の自己評価のことです。

エフィカシーの重要な点は、自己評価なので自分で勝手に上げてよいということです。

自分にはこういうゴールがありそれは確実に達成できる、という強い確信がエフィカシーなのです。

以下の記事では、エフィカシーの詳しい説明と、どのようにすれば効果的にエフィカシーを上げていけるかについて書いています。

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」では、エフィカシーという概念の詳細な説明と、その本質は自分で勝手に上げることであるという内容が書かれています。

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)」では、エフィカシーを上げるために、エフィカシーが高い人との人間関係を作ることが効果的であると主張しています。

 

4:コンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは、その人にとっての安心できる領域のことを意味します。

現状の外側にあるゴールを達成しようと思うのなら、いま自分がいるコンフォートゾーンを飛び出す必要があります。

その際には、不安な気持ちが湧いてくることが多く見られます。

そういった不安な気持ちをうまくコントロールし、コンフォートゾーンを飛び出すにはコツがあります。  

 

「コーチングの理論で考える失敗しない転職の仕方」では、転職とはコンフォートゾーンを飛び出すことそのものであり、そのことを理解しておくことが転職を成功させることにつながるという記事です。

  「教育のプロが教える、子供に自信をつけさせるとっておきの方法」では、子どもが成長し、親のコンフォートゾーンから飛び出そうとした結果、親は無意識に子どもの自信をくじくようなことがある危険性を指摘しています。  

「痩せられない人必見! ダイエットをしても痩せない真実の理由とは」では、ダイエットで痩せられない場合の本質は、太っていること自体がコンフォートゾーンになっており、そのコンフォートゾーンを移動させるという発想ができていないという説明をしています。

  「コーチング理論から考える、後悔しない生き方をするために」では、後悔はコンフォートゾーンを飛び出す怖さを味わわないですむためにしているのではという厳しい指摘をしています。  

 

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5:抽象度

抽象度とは、情報量で概念を並べ替えた上下関係のことを意味します。

「コート、ジャケット、パンツ」という概念をひとつ抽象度を上げて見ると「衣服」となります。

このような関係を抽象度の上下関係というのです。 コーチングにおいては、ものごとの抽象度を上げて観察することがたいへん重要視されます。

その結果、低い抽象度で見ていたときに解決できなかった問題の解決方法がひらめいたりするからです。

 

  「職場の人間関係に疲れた人が意識するべきたったひとつのこと」では、人間関係の問題を、抽象度をあげて観察することによって解決するというやり方を提案しています。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ」は、経営者とは組織内でもっとも抽象度の高い人であり、他の人には見えないものが見えているため、孤独に陥るのは必然であるという内容の記事です。  

「振られた恋人と復縁するための5(ファイブ)ステップ」では、振られた恋人との復縁は、自分だけのハッピーではなく、抽象度をひとつあげたお互いのハッピーを未来に設定することが大切であると主張しています。  

 

6:スコトーマ

スコトーマとは、心理的な盲点のことを言います。

何かに意識を向けて注目するということは、それ以外が意識の外側に隠れてしまうことになります。

この意識の外側の領域や、外側に隠れたしまったもののことをスコトーマといいます。

ゴールを達成していくためには、このスコトーマの中にある今まで自分の認識にあがらなかった新しい情報を手に入れていく必要があります。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ(後編)」では、スコトーマが生じるメカニズムと、経営者はスコトーマを外してくれるコーチを雇うと大きなメリットがあると説明しています。  

「嫌な上司をこの世から消し去る技術」では、上司と折り合いのつかない人は、スコトーマの原理を逆手に取り、嫌な上司をスコトーマの中に入れて認識できないようにするという解決方法を提案しています。  

 

 

7:ブリーフシステム

ブリーフシステムとは、その人が持っている信念の集合のことをあらわします。

信念とは、コーヒーと紅茶があったときにはコーヒーを選ぶ、というように無意識レベルでの選択、判断、評価そのものであるといえます。

記憶によって出来上がった信念の集合であるブリーフシステムが、その人の人格であると考えることができます。

ゴールを達成するためには、現在のブリーフシステムが変容していく必要があります。  

 

「教育のプロが教える、感情に任せて子供を怒るのがよくない理由」では、勉強ができない子供はブリーフシステムがそのように出来上がっており、その原因は親が感情にまかせて子供を叱責したことにあるという注意を喚起しています。

 

8:ドリームキラー

ドリームキラーとは、ゴールを設定した際に現れるゴール達成を否定する存在のことを言います。

親はもっともドリームキラーになりやすい存在です。

ドリームキラーは、大きなゴールを設定して動き始めると必ず出現するので、あらかじめ対策を講じておく必要があります。

もっとも効果的な対策は、ゴールは不用意に他人に教えないというものがあります。  

 

「25倍収入を増やすことのできるマインドの構築法」では、収入を上げるというゴールを設定すれば、必ずドリームキラーが現れることを指摘し、そのメカニズムと対策について説明しています。

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9:セルフトーク

セルフトークとは、人間が自分自身に語りかける言語のことを言います。

セルフトークの中には、言葉に出されたつぶやきや、言語としてはっきりとして知覚できないような想念も含まれます。

セルフトークの積み重ねがその人の人格を作り上げていきます。 ゴールを達成できた自分になっているということは、ゴールにふさわしいセルフトークを日常から繰り返しているはずであると考えることができます。  

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」では、自信のない状態はセルフトークの結果であると指摘したのち、セルフトークをコントロールする具体的なステップを紹介しています。  

 

10:have to、want to

have to、want to はそれぞれ、やらなければならないこと、やりたいことと理解することができます。

コーチングが目指すのは、have to が 0%であり want to が 100%である状態です.。

また、人間は want to の状態であるからこそ能力を発揮することができます。

ゴールを達成するために能力を発揮するには、そのゴールが want to である必要があります。  

 

「そうはいってもやりたいことが見つからないんです」そんな人がどう考えるべきか」では、want to なことだけをやるべき理由を説明したのち、どのようにすればやりたいことが見えてくるのかを段階的に提示しています。  

「やりたいことがありすぎて困っている人の頭の中」では、やりたいことがありすぎて困っている人は、それらの中に他人から仕掛けられた have to なものが紛れ込んでいる可能性を指摘しています。  

「教育のプロが教える、子どもに読書の習慣をつける4つのアイデア」では、読書をするさまざまなメリットを紹介したのち、子供に読書の習慣をつけてあげるには、いかに want to で子供自身が取り組める読書環境を用意してあげられるかが大切であると主張しています。

 

11:臨場感

臨場感とは、五感を通じて生成された情動や体感に結びついたリアルな感じのことを言います。

ゴールを設定した際に重要なのは、現実の世界よりもゴールの世界の臨場感を上げることです。

目の前の世界の臨場感はあまりにも高いので、ゴールの臨場感を勝たせるには工夫が必要です。  

「コーチング理論から考える目標設定のリアリティを上げる方法」では、ゴールを達成するためになぜ臨場感を高める必要があるのかを説明したのち、ゴールの臨場感を高める具体的なワークを紹介しています。  

 

12:ステータス・クオ

ステータス・クオとは、大きな構造的変化が起こらないままやってくるであろう未来も含んだ現状のことを意味します。

ゴールを達成するには、この現状から外へと飛び出していく必要があります。

ステータス・クオを飛び出すためのポイントは、大きな構造的変化が起こらなければ達成できないようなゴールを設定することです。

  「考えすぎる性格の人が行動するために知ってほしいこと」では、ステータス・クオの中でいくら一生懸命行動しても、状況は大きく変わらないということを指摘した上で、考えることをいったんやめて直感で動くことを勧めています。  

「クリエイティブ(創造的)な仕事をしたい人が知っておくべきこと」では、真のクリエイティブとはステータス・クオの外側にあるものであり、そのためは、want to のゴール設定、大量の知識、ステータス・クオの外側に飛び出す勇気が必要であると主張しています。

 

13:アファメーション

アファメーションとは、自分に向けて唱える肯定的な言葉のことを意味します。

ゴールに合致したアファメーションを日々唱えることで、ゴールを達成した状態のマインドを積極的に作っていくことができます。

そのようなマインドができた結果、ゴールが達成されるのです。

  「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」では、アファメーションを唱える有用性を述べたのち、正しいアファメーションの作り方について解説しています。

 

まとめ

この記事では、苫米地式コーチングにおける用語の意味を解説し、その理解を助ける記事を紹介しました。

実はコーチングにおいて重要なことは言葉で説明できる理論ではなく、言葉を超えた体感にあります。

コーチを雇うということはその体感を共有することなのです。

とはいえ、そういった体感は、理論を理解しておいたほうが強力になることはいうまでもありません。

ぜひ、この記事を活用し、理論を勉強していただけるとうれしいです。

 

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コーチング理論から考える目標設定のリアリティを上げる方法

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

コーチングの理論で最も重要な概念は、ゴールです。

ゴールについて考えることからコーチングは始まると言っても過言ではありません。

だからこそこれまでの記事の中で、さまざまな言い方でゴールの重要性を説いてきました。

もし、ゴールに関して基本的な理解がない方は、まず先にこちらの記事をご覧ください。  

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」  

 

さて、ゴールを設定することができたとしましょう。

次はそのゴール達成に向けて進むということになります。

具体的に何をやっていくかは、そのゴールがなんであるかによって違うわけですが、どんなゴールを目指すにせよ共通してやるべきことはたくさんあります。

そのひとつが、ゴールの世界の臨場感を上げることです。

そこでこの記事では、なぜゴールの世界の臨場感を上げなければならないのか、そして、そもそも臨場感とは一体なんなのかについて書いてみたいと思います。  

 

ゲシュタルト

コーチングの概念でゲシュタルトという言葉があります。

もともとは心理学の用語で、部分が寄り集まってできあがるひとつの全体のことを指します。

たとえば、カタカナで「レ」、「ム」、「ッ」、「ト」、「ハ」の文字が並んでいたとします。

これを並べ替えてつなげると、「ハムレット」という言葉になります。

ご存知の通り「ハムレット」とはシェイクスピアの戯曲をあらわします。

意味を持たなかったひとつひとつのカタカナに、秩序が与えられると、全体として新しい意味が生まれたのです。

また、「ハムレット」という全体像があるからこそ、それぞれの文字がなぜそこに並んでいるのかという意義も決まってきます。

このような部分と全体が双方向性を持ちながら示される全体像のことをゲシュタルトといいます。  

 

私たちの世界はゲシュタルトのひとつ

私たちひとりひとりの現実も、このゲシュタルトであると考えることができます。

主に過去の記憶を中心とした材料をもとに、この世界を眺め、ひとつの世界として認識をしています。

その意味で、わたしたちの現実はゲシュタルトであるといえるのです。

ただし、それぞれが持っている現実というゲシュタルトは形が違います。

なぜなら、それぞれの過去の経験にひとつとして同じものはないからです。

長年陶芸家として過ごし、土と共に生きてきた人にとって、コンクリートに塗り固められた都会はいかにも貧しい現実として目に映るでしょう。

しかし、近代的な科学を修めた人にとっては、最先端の知見が詰まったエキサイティングな現実世界として都会を認識します。

このように、人によって現実世界のゲシュタルトは違うものとして認識されるのです。  

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ふたつのゲシュタルト

さて、目の前の現実世界がゲシュタルトであるということは理解いただけたでしょうか。

次に述べたいのは、ゴールの世界もひとつのゲシュタルトであるという事実です。

いま、ここに存在しないゴールの世界をゲシュタルトであると捉えることには、違和感を感じられるかもしれません。

しかし、たとえそれが目の前にあるわけではなくてもも、なんらかの情報が組み合わさった世界としてゴールの世界を捉えるのならば、それをゲシュタルトと考えることができるはずです。

そこに本質的な違いはありません。

ゴールを設定した瞬間に、今目の前の現実世界としてのゲシュタルトと、ゴールの世界の理想的なゲシュタルトが存在することになるのです。

そして、ゴールのゲシュタルトは、ゴールを設定したあなたにとって理想的なゲシュタルトであると言えます。  

 

ゲシュタルトはふたつは同時に維持できない

実はゲシュタルトは、2つ以上同時に維持することができないという性質を持ちます。

つまり、2つのゲシュタルトを持とうしても、どちらかが淘汰されてしまうということです。

たとえば、さきほどの「ハムレット」の例ですが、「ハムレット」であると認識できてしまったら、もう単なる無意味なカタカナの5つ文字であるという認識を持つことはできません。

どうしても「ハムレット」に見えてしまうのです。 このように、ゲシュタルトは同時に2つ以上を維持することができないのです。

 

臨場感

では、ゲシュタルトが2つあったとして、どちらが維持されるかはどのように決まるのでしょうか。

これは臨場感の高い方が選ばれるのです。 臨場感とは五感を通じて生成される情動や体感に結びついたリアルな感じのことです。

さきほどの例で言うと、カタカナの5つの文字には意味がなく、それゆえなんの情動も体感も湧き上がってきません。

しかし、「ハムレット」となると、文学としてハムレットを読んだ経験であるとか、好きだったあの子が敬愛していた作品であるとか、ありとあらゆる情動や体感に結びついた記憶が湧きあってきます。

直接的に意識できるかどうかは別として、無意識ではそれを感じることができます。

だからこそ、一度「ハムレット」というゲシュタルトができあがると、単なるカタカナの5文字とは認識しづらくなってしまうのです。

これは、「ハムレット」という言葉の方に臨場感があるからだといえます。  

 

ゴールのコンフォートゾーンを強めるのが臨場感

ゴールを設定したときの、目の前の現実のゲシュタルトと、ゴールの世界のゲシュタルトに関しても同様のことが言えます。

原理上ゲシュタルトは2つ以上維持されないので、目の前の現実のゲシュタルトか、ゴールの世界のゲシュタルトかのどちらかしか選ばれないということになります。

そして、より臨場感が高い方が選ばれるということでした。

厳しいのは、現実の目の前にあるゲシュタルトの臨場感は異常なほど高いということです。

考えてみれば当たり前の話で、現実に目の前にあるのだから五感すべてを通じて物理的に感じ取ることができます。

実際に匂いをかいだり、手で触ったり、舐めてみたりできるほどです。 対してゴールのゲシュタルトは、頭の中には確かにあるものの、あくまで情報的なものなので、それだけでは臨場感が極めて低いといえます。

ということで、設定したゴールのゲシュタルトが選ばれる、つまりゴールを達成するためには、ゴールの世界のゲシュタルトの臨場感を高めていく必要があるといえます。  

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臨場感を高める具体的なワーク

ではどのようにしてゴールの世界の臨場感を上げていけばいいのでしょうか。

ひとつは、ゴールの世界の物理的な先取りをするということです。 たとえばあなたのゴールが芥川賞をとるような作家になるということだったとします。

この場合、自分が芥川賞をとったとしたら経験しているであろう物理的なものごとを先に経験してしまうということです。

芥川賞をとるくらいの作家なのだから、紀尾井町にある文藝春秋社には何度か顔を出したことくらいあるでしょう。

また、受賞後は都内のホテルで会見があるでしょうから、パブリックな場所に出ても恥ずかしくない服も持っているはずです。

このように考えていけば、ゴールの世界の経験はいくらでも思い浮かぶはずです。

それを先にやってしまい、そこで感じる情動や体感を蓄積し、いまはまだ臨場感の低いゴールの世界に付け加えていくのです。

そうすればゴールの世界の臨場感はぐんぐんと上がっていくでしょう。  

 

アファメーション

また、アファメーションを唱えるのも臨場感をあげるのには効果的です。

アファメーションとは、自分に対して唱える肯定的な言葉のことです。

アファメーションの作り方にはいくつかルールがあるのですが、その中に「うれしい、たのしい、気持ち良い、ほこらしい、すがすがしいといった感情を表す言葉を入れる」というものがあります。

これには、ゴールを達成できる自分であるという言葉に感情を喚起する言葉を乗せることで、より臨場感を高めようという狙いがあるのです。

芥川賞をとる作家になるというゴールであるとしたら、こんな感じでしょうか。

 

わたしは芥川賞をとるにふさわしい作品をどんどんと生み出す毎日を過ごしてて、そんな自分のことが誇らしくてたまらない  

 

こういったアファメーションを唱えることでも、ゴールの世界の自分の臨場感は高まり続けます。

臨場感が高まれば、そちらのゲシュタルトが採用されるということでした。

それはまさに、いま目の前にある物理的な世界が変わっていくということです。

そのプロセスが、ゴールを達成していくことに他ならないのです。  

《*アファメーションに関する詳しい内容はこちらを参考にしてください⇨「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」》  

 

まとめ

ゴールを達成するには、ゴールのゲシュタルトの臨場感を上げる必要があります。

臨場感とは、五感を通じて生成される情動や体感に結びついたリアルな感じのことでした。

ゴールの臨場感をあげるには、ゴールの物理的な経験を先取りすること、アファメーションなどが有効であるということでした。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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「うつ」まで巻き起こす、SNS疲れの原因と対策

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

現代では、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に参加するのが当たり前になってきています。

Facebook、Twitter、Google+、Instagram、LINEなどがSNSの代表例です。

この記事を読まれている人も、これらの SNSを一切利用していないという人は少ないのではないでしょうか。 SNSには便利な点も多いのですが、その一方でさまざまなトラブルを生み出すという側面もあります。

嫌な人につきまとわれたり、知らず知らずSNSに依存してしまっていたりと、そのあらわれはさまざまです。

結果として「SNS疲れ」に陥り、ひどい場合はうつ病のような状態になってしまう人もいるようです。

そこで今回の記事では、SNSによって起こるSNS疲れの原因と対策について書いてみたいと思います。  

 

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは

まずはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは何かについて確認しておきましょう。

ウィキペディアを見てみると、以下のように定義されています。

 

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(英: social networking serviceSNS)とは、インターネット上の交流を通して社会的ネットワーク(ソーシャル・ネットワーク)を構築するサービスのことである。 Wikipediaから引用

 

社会的ネットワークとは社会科学における学問的な用語ですが、ここでは単に人間関係のことであると理解しておけばよいでしょう。  

 

SNSは人間関係の一種である

この定義から考えると、SNSは人間関係の一種であると言えます。 もちろん、通常の人間関係と違う点もあります。

通常の人間関係と違う点とは、それがインターネットを介した人間関係であるということです。

ご存知のように、インターネットはそれまでの時間と空間の限界を大きく超えることを可能にした技術です。

インターネットのおかげで、それまでよりもよりはやく、よりたくさんの情報が行き来することが可能になりました。  

 

SNSによって人間関係の悩みが加速した

人間関係の悩みや、それによってもたらされる疲れはインターネットの以前にも存在したはずです。

しかし、SNSを介した人間関係の悩みは、通常の人間関係よりも大きく、深刻なものになりがちです。

それはさきほど書いたように、インターネットがあまりにも早く、あまりにもたくさんの情報を伝えることができるがゆえなのです。

ひとつのネガティブなことが起こったら、息つく間もなく次のネガティブなことが起こったということがありえます。

その極端なあらわれのことを「炎上」と言います。  

さらに、 SNSに特有の機能が新たな問題を生むという側面もあります。 たとえば、Facebookにおける「いいね」のボタンです。

自分の投稿に「いいね」がつくと嬉しいものですが、そうでなければつらく感じるようになります。 そもそもFacebookが存在しなければ、そういった悩み自体がなかったはずです。

このように、インターネットそのものの性質や、各SNSの機能によって、それまでの人間関係にもあったはずの悩みが加速してしまっていることがSNS疲れの特徴であると言えるでしょう。  

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SNSには良い点もある

もちろんSNSにはポジティブな側面もあります。

たとえば、Facebookでは、リアルの人間関係だけでは繋がれなかった人と知り合えたり、素早く何かを共同に行ったりすることができたりします。

こういったことは、インターネットのもつ性質と、SNSの機能がかけ合わさり、ポジティブな効果を生んだ例と言えるでしょう。

当たり前の話ですが、SNSにはとても良い点がたくさんあるのです。

ということは、SNS疲れに対して、それではSNSをやめましょうという対処の仕方はあまりよくないということがわかります。

なぜなら、SNSをやめてしまうことは、先ほどあげたようなポジティブな点を失うことになるからです。

もちろんSNSの良い点を利用する必要のない人は、SNSを距離をとるという対処の仕方も悪くないでしょう。

しかし実際には、できればSNSの良い点は活用していきたいと思っている人は多いと思います。

では、SNSのポジティブな側面を残しつつ、SNS疲れに対処するにはどのようにしていけばよいのでしょうか。

 

ネガティブを取り除くことは不可能である

ひとつ確認しておきたいのは、外部からやってくるネガティブな情報は決してなくならないということです。

SNSをやっているということは、たくさんの不特定多数の人と接触する可能性が常にあるという状態です。

その中には当然、自分の意にそぐわない対応をする人もいるでしょう。

そういった外部からやってくる自分にとってネガティブな情報をゼロにすることは、事実上不可能です。

なぜなら、外部からくる情報は自分ではないがゆえ、完全にコントロールすることはできないからです。  

 

ネガティブなものへの自分の反応を変えよう

SNS疲れを考えていく上で、ここが大切なポイントになります。

外部からのネガティブな情報をゼロにしようとする試みは不毛であるということです。

もちろん、不適切な言葉を言ってくる人などはすぐにブロックすればいいですし、それを無駄であると言っているわけではありません。

そうではなく、常にネガティブな反応が返ってくるにちがいないSNSへの、自分の反応の仕方を変えて欲しいということです。

もし自分の反応の仕方を変えることがなければ、たとえネガティブな対応をする人を一度はブロックしたとしても、次に現れるネガティブな人、そのまた次の人、ときりのない戦いにいつかは疲弊してしまうでしょう。

ネガティブな情報へのコントロールに翻弄するのではなく、ネガティブな情報へほどほどに対処しつつ、ネガティブな情報に振り回される自分の感じ方を変えましょうということです。  

 

SNSを使う目的

ところで、あなたはいったい何のためにSNSをやっているのでしょうか。

多くの人がこの質問に対してはっきりと答えることができないのではないでしょうか。

友達に勧められたからとか、なんとなく流行っていたみたいだからといった理由が多いと思います。

また、ビジネスのためであるとはっきりとした理由がある方も、それ以上深くこの問いについて考えてみたことはないのではないでしょうか。  

 

SNSに振り回される理由

実はSNSに疲れてしまうほんとうの理由は、ネガティブな情報そのものにあるのではありません。

自分の目的が曖昧なまま参加し、すでにあるなんらかの尺度を刷り込まれ、それに振り回されてしまっているということです。  

具体的に考えてみましょう。  

SNSでは、友人が楽しそうな写真をたくさん載せていて、それを見ているとなんだか自分がみじめな気持ちになる、ということがあります。

嫌な関わり方をする人があらわれて、しんどい気持ちになったとします。

また、自分が投稿してもなかなかだれも反応してくれなくて落ち込む、ということもあります。

これらは自分がSNSにはっきりとした目的をもって参加していないため、いつの間にか評価の尺度を刷り込まれ、それを満たしていないから苦しい思いをする典型です。  

たとえばその人に、SNSに参加したしっかりとした目的があったとしましょう。 仮にそれが「自分の考えを世の中に発信する」というものだったとします。

だとしたら、それを達成していくことが満足であり、他人がいくら楽しそうな写真をあげていたとしても自分がダメージを負うことはないでしょう。

むしろ楽しそうでよかったね、と感じます。  

自分にとって嫌な関わり方をする人が現れたとします。

もちろん嬉しくはないでしょう。

しかし、揺るぎない自分の目標に立ち帰れば、自分の考えを発信しているからこそこんな人もあらわれるのだという気持ちでブロックし、次の瞬間からは忘れているでしょう。  

また、「いいね」がつくかどうかという問題も同様です。

あくまで自分の考えを世の中に発信するのが目的であれば、「いいね」の数は関係がないはずです。

もし、「自分の考えを評価して欲しい、だからいいねがほしい」と思うのであれば、それはまた別の目的です。

しっかりとした自分の目的としてそれを維持できていれば、そのためにどうすれば読んでもらえるか、どうすれば評価してもらえるかを前向きに考えていくことができるでしょう。

少なくとも、「いいね」がつかないことに感情的に振り回されるということはないはずです。  

 

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SNSに疲れないあなたになるために

明確な目的のことをコーチングではゴールといいます。

このゴールが不在で、なんとなくやっているから、あるいはゴールがあってもその強度が低いから、自分にとって何が大切で何がそうではないのかという尺度がわからなくなってしまうのです。

自分の尺度がわからなくなってしまった結果、なんとなく楽しそうな友人の姿や「いいね」の数、つまり、SNSという世界の中でまかり通っている尺度に振り回されてしまうのです。

ということは、SNSに疲れてしまった人がまず最初に確認することは、自分が達成したいゴールであるとわかります。

なんのためにSNSに参加し、どのようにSNSを利用するのかを確認するということです。

もちろん、そういったゴールが存在しない人はゴールを設定する必要があると言えます。

ゴールをしっかりと設定し、そのゴールを達成するためにSNSを使っているという強い評価軸が出来上がれば、それ以外の評価の尺度に振り回されることがなくなります

そうすれば、SNSはあなたのゴールを達成するための心強いツールとして機能してくれるはずです。  

 

《*ゴール設定に関するより詳しい記事はこちら→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

まとめ

SNS疲れは、自分にとってほんとうは必要ではない評価の尺度を刷り込まれ、それに翻弄されてしまうということがその本質でした。

自分のゴールきちんと設定し、その観点から何が大切で何が大切ではないのかをしっかりと認識し、情報に振り回されないようにする必要があるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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クリエイティブ(創造的)な仕事をしたい人が知っておくべきこと


苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

ミュージシャン、ファッションデザイナー、画家、小説家……、クリエイティブ(創造的)な素養が求められる職業はたくさんあります。

そういった職業に就いている多くの人たちは、日夜クリエイティブなものを生み出すために奮闘していることでしょう。

しかしながら、クリエイティブとはいったい何かということについては、様々な考え方があり、共通した見解がないように見えます。

そこでこの記事では、クリエイティブであるとはいったいどのようなことを指すのかについて述べるとともに、クリエイティブなものを生み出すにはどのようにすればいいのかについて説明したいと思います。

 

クリエイティブ(創造的)な人の特徴

クリエイティブな人について調べてみると、以下のような記事がありました。

『あなたとはココが違います! クリエイティブな人に共通する「13の特徴」』

少し前に話題になった記事なので、もしかすると読まれた方もいらっしゃるかもしれません。

せっかくなので、この記事が提唱するクリエイティブな人の特徴を引用してみましょう。

  • 他人の意見を鵜呑みにしない
  • ロジカルに考えて、最後は直感に従う
  • すぐに飽きちゃう
  • 他の人とは、違う時間で動く
  • 仕事と遊びを分けない
  • 時間を忘れて一つのことに集中する
  • 1人の方がスキ
  • 空気を読まない
  • 多くの人がピンチと思ったときに、チャンスと捉える
  • 自分の作品を好きになったり、嫌いになったり
  • 繊細でいて感情的
  • 旅が大好き
  • 夢見るドリーマー

ということだそうです。

みなさんはいくつあてはまったでしょうか。  

 

特徴は特徴に過ぎない

さて、この記事による分類は面白いとは思いますが、残念ながらクリエイティブでありたいという人にとって役に立つ情報であるとは思えません。

これらはあくまでクリエイティブな人に多く見られる特徴に過ぎないわけで、どのような人をクリエイティブな人と呼ぶかの説明ではないからです。

たとえば、「旅が大好き」という項目がありますが、旅が好きでもクリエイティブではない人はたくさんいるはずだ、と考えてみればそのことがわかると思います。

クリエイティブな人の中には空気の読めない人が多い、と言われるのならまだわかりますが、空気の読めない人=クリエイティブだと言われると、違和感を感じるでしょう。

ということで、クリエイティブな仕事をしたい人にとってこの記事は、自分がどのくらいあてはまるのかを楽しむ程度の指標であると捉えておけばよいでしょう。

では、クリエイティブな人とはどのような人のことを呼ぶのでしょうか。 

 

クリエイティブ(創造的)であるとはどういうことか

クリエイティブな人とは、新しいもの(こと)を生み出せる人のことです。

先日、デザイナーの佐野研二郎氏によってデザインされた、2020年の東京五輪エンブレムに盗用疑惑が沸き起こりました。

東京都や政府は、最終的にそのデザインを取り下げることにしました。 そもそも盗用疑惑がでた理由は、そのデザインがベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ていたからです。

最終的にはデザインの盗用を認めたそうですが、当初佐野氏は頑としてそのことを認めませんでした。

しかし当初から、多くの人がリエージュ劇場と佐野氏のデザインを比較した上で、あまりにも似ていると感じたのは事実です。

その段階であっても、佐野氏のデザインがクリエイティブな仕事と呼ぶことは難しいでしょう。

多くの人が、これは新しくていいねと思えなかったわけですし、実際に過去の他人の仕事の焼き直しだったからです。

佐野氏の仕事はともかくとして、この記事ではクリエイティブの重要な要素は新しさである、と考えたいと思います。  

 

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ほんとうに新しいものはわからない

実は、新しすぎるものは世の中の多くの人には理解されないという厄介な性質があります。

どういうことでしょうか。

新しいものとは言えども、その仕事の中には過去のさまざまな仕事の影響が入っています。

その意味では純粋に新しいものは存在しません。

そして人は、その中にある新しさがほどほどであれば、これは新しいと認識します。

しかし、佐野氏の仕事のように、もたらした新しさよりも過去の仕事の影響があまりにも大きいと、これはパクリだとなります。

逆に、新しさの割合が多すぎると、わけがわからないものとして認識されるということになります。

つまり、世の中に認められる新しいものを作るためには、理解できる範囲の、ほどほどの新しさ含んだものを作らなければならないということです。

そのバランスをどうとるかは本題ではないので、これ以上ここでは掘り下げませんが、新しさについてまわる難しさは理解しておくべきでしょう。  

新しい発想の源泉はどこにあるか

さて、新しい発想の源泉はどこにあるのでしょうか。

それは、現在私たちが見ている世界の外側にあります。

現在私たちが見ている世界とは、昨日までの私たちの経験や記憶によって成り立っています。

コーチングではその世界のことをステータス・クオ(現状)と言います。 ちなみに、この場合のステータス・クオとは、現状が常識的に続いた未来も含みます。  

 

多くの人が陥りがちなクリエイティブもどき

多くの人は、何かクリエイティブな仕事をしたいと思っていても、このステータス・クオの中で行ってしまいます。

ステータス・クオの内部の知識や経験にのみ基づいて、その中で一番いいものを作ろうとしてしまうのです。

確かにこれは新しいものに見える場合もあるかもしれません。

しかし、実際には現状の最適化であって、本当の意味での新しいものではありません。

つまり、本当の意味でのクリエイティブな仕事は、ステータス・クオの中から飛び出す覚悟を持たない限り行うことはできないのです。  

 

なぜ人は現状の外を見ようとしないのか

ところが、人はステータス・クオの外側にある知識を手に入れ、外側へと進んでいくことを本能的にいやがります。

ステータス・クオの内側のことを、コーチングの用語ではコンフォートゾーンと説明します。

コンフォートゾーンとは安心できる領域のことです。 昨日まではコンフォートゾーンの内側で生命を維持できたという安心感は、私たち人間に強烈に働きかけてきます。

その裏返しとして、コンフォートゾーンを出て何か新しいことをするのにたいへんな恐怖が湧いてくるのです。

新しいことを取り組んでいるつもりの人も、実はまったく新しいことができていないということは多々あります。

そういう人は、無意識でコンフォートゾーンを出ることを恐れてしまった結果、知らず知らず現状の内側での最適化を繰り返してしまっているのです。  

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クリエイティブな仕事をするために

クリエイティブな仕事をするためには、現状の外側の知識を手に入れ、現状の外側へと飛び出すしかありません。

その具体的な方法を順番に説明していきましょう。

 

1:want toのゴール設定と準備

ひとつめは、現状を大きく超える心から望ましいゴールを設定し、準備をすることです。

望ましいゴールのことをコーチングでは want to のゴールと言います。

先ほども説明した通り、コンフォートゾーンを飛び出すことには、私たちは大変な恐怖が湧いてくるようにできあがっています。

そのため、現状の外にゴールをただ設定したくらいでは、恐怖に押し負けて現状を維持してしまうということに陥りがちです。

やっぱり無理だ、やめておこうということになってしまいます。

だからこそ、このゴールを達成することができたら本当に嬉しいという want to のゴールを設定することが大切なのです。

そしてさらに、そのゴールの世界の臨場感を高め、そちらがコンフォートゾーンになるような準備をしていきます。

そうすることで、むしろステータス・クオを飛び出してゴールの世界へ進みたくて仕方なくなるのです。

《*ゴール設定に関する詳しい説明はこちらを参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」》  

《*ゴールの世界の臨場感を高め方はこちらを参考にしてください→あなたを成功に導くアファメーションの作り方

2:大量の知識獲得

同時に、大量の知識が必要になります。

その知識は、昨日までのものであったり、今日以降何もしなくても自動的に手に入る知識ではありません

本当の意味で新しい知識です。  

あなたがもし、ファッションデザイナーであるとしましょう。 そして熱心にファッションの勉強をしていたとします。

しかし、ファッション以外の知識にはまったくといっていいほど興味をしめさなかったとします。

だとしたらあなたは、ファッションの世界でクリエイティブな仕事をすることは難しいと言わざるをえません。

世の中にはたくさんの知識があります。

それこそあなたが想像するよりもはるかに巨大な世界が広がっているのです。 そして、それらはすべてつながっています。

ファッションと直接的に関係のないように見えるものであっても、すべてはひとつの巨大な世界としてつながっているのです。

たとえば、金融、経済、流通、政治、文学、コンピューター、宗教、スポーツ、医学、心理学、美容……、例をあげればきりがないですが、無関係なことなどひとつもありません。

知識獲得には読書が役立ちます。 多くの場合世の中の物事は、学問的な手続きを通して整理され、書籍の中に詰まっているからです。

書籍を読み、現状の外側にある知識を広げることはクリエイティブな仕事をするためには絶対に必要です。  

また、読書以外の直接的な体験も重要です。

体験もひとつの知識と考えることができるからです。

その意味で、自分のしたことのない体験があればあるほどよいといえるでしょう。  

そのようにして得られた大量の知識がある一定の量に達したとき、突然新しい結びつきが生まれます。

それこそが、ステータス・クオの内側にいるだけでは生み出すことのできない、クリエイティブな仕事なのです。

とにかく新しいものを生み出したければ、自分の狭い世界を超えた新しい知識をひたすら吸収するように努めましょう。  

 

まとめ

この記事では、クリエイティブな仕事をするためにどうすればいいのかということについて考えました。

クリエイティブなものを生み出すためには、望ましいゴールとそのための準備、そして大量の知識、が必要であるということでした。

参考にしていただけると幸いです。   

 

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自己中な人は悪くないと認めるところからはじまる自己中な人対策

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

やさしくて真面目な人が陥りがちな人間関係の悩みがあります。 自己中心的なタイプの人に振り回されてしまうということです。

ある人は言いました。 「いつもいつも自己中な人に振り回されてばかりなんです」 また別のある人は言いました。

「けっきょくああいう人たちはわたしの気持ちをわかってくれない」 このような自己中な人に苦しめられている人にたくさん出会ってきました。

なかには極めて同情すべき、過酷な状況であった人もいました。

ところで、そういった人たちを多く見ていて気がついたことがあります。

実は彼ら彼女らは、あるひとつの能力が欠如しているからこそ自己中な人に振り回されるのでは、ということです。

この記事では、そのひとつの能力とは何かを明らかにし、どうすれば自己中な人に振り回されないで生きていけるかについて書きたいと思います。  

 

自己中な人に振り回された例

こんな例がありました。

かつてある女性から聞いた話です。

その女性には交際をはじめて3ヶ月になる男性がいました。 男性は、付き合い始める前は紳士的で、ものわかりのいい人だったそうです。

ところが、付き合い始めてしばらくたつと、だんだんと本性が見えてきました。

たとえば、自分がその女性に会いたいと思ったら、こちらの予定などおかまいなしに会おうとしたそうです。

予定があるので無理だと伝えると、不機嫌になります。 仕方がないので女性は、予定をキャンセルして男性と会うことにしました。

その予定は親友との大切な約束だったのですが、男性が強く言う以上仕方がありません。 女性は待ち合わせの指定があった場所へと着き、男性を待ちました。

ところが、約束の時間になっても男性は待ち合わせ場所に現れません。

どうしたことかと思いながら待っていると、連絡が入りました。

別の用件が入ったから今日は女性とは会えない、と男性は言いました。 電話越しに男女が大騒ぎするような声が聞こえてきたそうです。

その女性は何度もそういったことを繰り返されました。 それがストレスになってしまい、最近では携帯電話に彼の名前が表示されるだけでつらい、と言っていました。

 

自己中な人は悪なのか

さて、この具体例に登場する男性は、典型的な自己中心的な性格のようです。

読んでいるだけで腹が立ってくる例だと思います。

こういった場合をどのように考えていくかといえば、その男性の行為に正当性があったのかどうかを掘り下げていくのが普通でしょう。

上記の文章を読む限り、明らかに男性が女性にひどいことをしているように見えます。 しかし、本当にこの男性のような自己中な人は悪なのでしょうか。  

 

自己中な人が悪であるかどうかは決められない

もちろんこの男性は悪ではない、とは言えません。

しかし、悪であるとも言えないのです。

つまり、この男性は悪かという問いに対する答えは「わからない」が正解です。 たとえばその男性にこういうことがあったとしたらどうでしょうか。

電話越しに聞こえる声は、男女が喧嘩する声であったとしましょう。

そして、その男女は、男性の旧知の仲であり、どうしてもその仲裁をしなければならない状況だったのかもしれません。

彼女になんとか連絡はいれたものの、心配させたくないと思ったため、詳細については説明をしなかったのです。

こう考えてみると、男性のとった行動が悪であるとは決めづらいのではないでしょうか。

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相手が悪かどうかを考えることは不毛である

とはいえ、実際にそういうことがあったわけではないでしょう。

男性は、人の気持ちがわからないろくでなしだったのだと思います。 今回とりあげたような出来事ははじめてのことではなかったからです。

しかしここで言いたいのは、どんなにろくでなしに見える自己中が相手であったも、相手には自分のうかがい知れない正しさでもって動いているのかもしれないということです。

その正しさのことは価値観と呼ばれます。

価値観をこちらの都合で悪であると片付けることはできません。

悪であると決めることが不可能である以上、男性の行為が悪であるかどうかを考えることは不毛であるということになります。  

 

悪とは何か

ちなみに、ここでいう悪とは決まりごとを逸脱する行為のことを言います。

決まりごとの最たる例は法律になります。

さきほどの例でいえば、約束を破ったのは決まりごとを逸脱したことになるのではと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに口約束は法的には有効であると考えられます。

れっきとした契約とみなされるのです。

しかし現実的に、口約束が実際にあったことを立証するのは不可能であるため、事実上無効となってしまいます。

よって上記の例の男性が決まりごとを逸脱したと考え、悪であると決めることはやはり難しいのです。  

 

相手ではなく関係に注目する

ではこの女性は泣き寝入りをしなければならないのでしょうか。

そうではありません。

事実この女性はつらい思いをしているわけですし、それを我慢しろというわけではありません。

男性が悪であるという見方、悪であるかどうかという見方を一度やめるべきであると言っているのです。

そういう視点をずらし、自分がつらい思いをしているこの「関係」がよくないのだ、と考えてみましょう。

「関係」とは、「わたし」と「あなた」のひとつ上のものの見方です。

相手が悪であるかどうかは決めることはできませんが、自分がつらい思いをしているという「関係」の存在は疑いようがありません。  

 

関係を変えることで自己中な人に対処する

そのような視点を持つことで、対処法が見えてきます。

自分につらい状況を生み出すこの関係を変えればよいということです。

関係を変える例としては、この男性との間に距離を置くという考え方があります。

自己中な人との付き合い方を指南する文章において、もっとも多く勧められる解決方法がこれでしょう。

また、逆に男性にもっと献身的につくしてみる、という関係の変え方もあります。

そうすることで、男性が自分の愚かさに気づき、行動を改めてくれるかもしれません。

どういったやり方が正しいかは別として、このように関係を変えてしまえば、自己中な人に振り回されるという関係はなくなっていくでしょう。

自己中な人に振り回されているあなたは、さっそくその相手との関係を考え直し、いろいろと試してみましょう。  

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関係を変えることだけでは解決しない問題がある

さて、自己中な人の関係を変えれば問題がすべて解決かといえば、それは疑問です。

いったいどのような問題が残るというのでしょうか。

それは、同じような人間関係を繰り返すおそれがあるということです。

たしかに自己中な人に振り回されたとき、相手の関係を変えれば、一時的に問題は解決するでしょう。

しかしその後の別の人間関係において、ふたたび自己中な人に振り回されることが起こるかもしれません。  

 

関係の自分の側を変える

これは、自己中な人に振り回されるあなた自身が大きく変わっていないからです。

自己中な人に振り回されるあなたとは、自己中な人に振り回されることを許容するあなたです。 自己中な相手との間にある関係は、半分はあなたが作っていることです。

そのあなたが変化しないままだと、似たようなことを繰り返してしまうことになるのです。

ということは、自己中な人を許容してしまうあなた自身を変えなければ、本当に問題は解決したとは言えないということです。  

 

なぜ自己中な人に振り回される関係をあなたは選ばされるのか

あなたはなぜ自己中な人に振り回される関係を選んでしまうのでしょうか。

それは自分で物事を選択するということができていないからです。

そんなことはありませんちゃんと自分で選択して生きています、と思われるかもしれません。

しかし、ほんとうにそうでしょうか。  

 

すべてを自分で決める能力を持つ

もしあなたが自分で選択をすることができるのであれば、相手から無理なことを要求されたとき、できないことはできないとはじめからきっぱりと伝えるはずです。

できないこと、やりたくないことを相手から要求されたのにも関わらず、それに流されてしまうからこそ振り回されてしまうのです。

相手はもしかすると、自分の主張をはっきりと伝えるタイプなだけで、実は自己中心的な性格ではないのかもしれません。

あなたが相手の主張をただただ受け入れるからこそ、あなたにとって自己中な人になっているということはおおいにあり得るのです。  

自分の意見をしっかりと持ち、自分で選択をすることを意識しましょう。

関係を変えるという「選択」を一度はしたあなたならできるはずです。

そうすれば、相手と対等な関係を築くことができ、今後人間関係に振り回されることはなくなるでしょう。  

 

(補足)自分で選択できる自分をつくるために

自分で選択をできる自分をつくるためには、目標設定と自己評価が重要です。 ゴール設定と自己評価に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)」

 

まとめ

この記事は、自己中な人に振り回されて困っている人がどう考えるべきかについて説明しています。

そういう人は、「自分で選択をする」ということをできるようになるべきである、ということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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苫米地式コーチングとは何か、理論があるとはどういうことか

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

人を導く職業は世の中にたくさんあります。

たとえば、教師や宗教的指導者はその典型でしょう。

また、親も人を導く職業と呼ぶことができます。

親を職業と捉える見方には、違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、職業の本来の意味は「社会に果たす何らかの機能」です。

「社会に対してできる良いこと」と言ってもかまいません。

そう考えれば、我が子を育てることも立派な職業であるとわかるでしょう。

ところで、世間的にまだまだ正しく理解されていないのがコーチ(coach)という職業です。

教師であれば、それぞれの専門的知識を与え、宗教的指導者であれば、教義に従った原理に基づく救済を促し、親であれば社会へ適合できる人格と絶対愛を与えます。

ところが、コーチという職業は、相手に何を与えるかが少しわかりにくいため、いまいちよく理解されていない節があります。

コーチも人を導く職業なのですが、その導き方が極めて特殊なのです。

この記事では、苫米地式コーチングとは何かの説明を通して、コーチとはどのような存在であり、何を与えるのかについてお伝えしたいと思います。

 

コーチングとは何か

コーチング(coaching)は、コーチとクライアントが契約を結ぶところからはじまります。

クライアントはコーチに、自身のゴールの発見と達成を可能にするバックアップを依頼します。

それを受けたコーチは、コーチングの理論に基づいたさまざまな技術を使いながら、クライアントとのセッションを重ね、クライアントが確実にゴールを達成できるように働きかけていきます。

こういった関係を結んだ上で行われるコーチングを特に、パーソナルコーチング(personal- coaching)といいます。

ちなみに、クライアント自身がコーチングの理論を学び、自分自身に対してコーチングをすることはセルフコーチング(self-coaching)といいます。  

 

《*パーソナルコーチングとセルフコーチングの詳しい説明に関してはこちらを参考にしてください→「【決定版】パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いとは」》  

 

科学的な理論のないコーチングはよくない

コーチングを提供している個人や団体はたくさん存在します。

この記事を読まれているみなさんも、「中身はよくわからないけど、コーチングという言葉自体は聞いたことがある」という方が多いのではないでしょうか。

コーチングがそれだけ衆目を集めるようになってきているということでしあり、喜ばしいことです。

しかしながら、冒頭の文章にも書いたように、まだまだコーチ、あるいはコーチングとは何かに対する誤解が多いのも事実です。

その証拠に、正しいコーチングとそうではないコーチングの線引きの理解が曖昧なままの方が多いように思えます。

まず大前提として、正しいコーチングは科学的な理論に基づいたものでなければいけません

私見ですが、多くのコーチングには理論というものが存在しません。

実はこの、「理論がない」という状態が大変問題なのです。

では、「理論がある」とはいったいどのような状態で、なぜ「理論がない」のが大変な問題なのでしょうか。

それをお伝えするためにまず理解していただきたいのは「抽象化」という考え方です。

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抽象化

抽象化(abstraction)とはものごとの共通点を見つけ出すことです。

たとえば、目の前に「コーヒー、水、炭酸水」が並んでいたとします。 これを見たあなたは、どうも共通点があるぞと感じました。

これらは見た感じはすべて違うようだが、どれも液状である。 そして飲んでも人体に無害だし、そのうえ飲んだことへの満足を得ることができる。

そこであなたは、この「コーヒー、水、炭酸水」に共通点に、「飲み物」という名前を与えることにしました。

この作業が「抽象化」に他ならないのです。 ふと横に目をやったあなたは、「食パン、たまご、チーズ」が置いてあることに気がつきました。

抽象化のコツをつかんだあなたは、これらをまとめて「食べ物」と名付けようと考えました。 もう手慣れたものです。

さて、あなたは、新しく生まれた「飲み物」と「食べ物」をしげしげと眺めました。

なんだかこれらにも共通点があるような気がするぞ、あなたはそう考えます。

かたや液体であり、かたや固体である。 しかし、どちらも飲み下すことができ、無害な上、満足感をあたえてくれる。

これらをひとまとめにして扱うことはできないだろうか。

よし、これらを「飲食物」と名付けよう。

こうしてあなたは、それぞれ別に存在している6つの存在から共通点を探していき、新しい概念を生み出しました

直感的な説明ですが、「抽象化」とはこのような作業なのです。  

 

科学的理論

さて、科学的な理論とはどのようなものをそう言うのでしょうか。

科学的理論とは、科学的手法によって構成された知識の体系です。

ここで言う科学的な手法とは、ルールに基づいて「仮説、実験、検証」を繰り返していくことです。 少しわかりにくいでしょうか。

理論とは、世の中にある事柄を上手に説明できるような説明原理のことである、と理解しておけば良いでしょう。

理論の構築には、直接的にせよ間接的にせよ、たくさんの学者が関わります。 学者の頭の中には、大量の知識が詰まっています。

それこそさきほどの例とは比べものにならないくらいの大量の知識です。

学者はたくさんの知識を抽象化することで、目の前の現実を上手に説明できるアイデアはないものかと試行錯誤します。

そのようにしてはじめてできあがるのが科学的な理論なのです。

 

抽象化された理論がないと経験則になる

科学的な理論は適応範囲が広い

さて、科学的な理論がないとまずいという話に戻りましょう。

さきほども書いたように、科学的な理論とは、学者によって大量の知識が抽象化されたものでした。

大量の知識が抽象化されてできた理論は、多くのものに適合します。

さきほどの例を思い出してください。

「飲み物」の中に入っている知識は、「コーヒー、水、炭酸水」の3つだけでした。 「飲み物」は3つのものにしか適合しません。

しかし、「飲み物」のひとつ上の「飲食物」に入っている知識は「コーヒー、水、炭酸水、パン、たまご、チーズ」の6つであり、それだけ適合範囲が広いと言えます。

 

コーチングに理論がないとどうなるか

これはコーチングの理論についても同じことがいえます。

大量の知識を抽象化した結果できあがった科学的な理論に基づいたコーチングは、それだけ適応範囲が広いと言えます。

つまり、多くの人にあてはまるやり方であるということです。

しかし、理論がないコーチングではそうはいきません。

もちろん理論がないコーチングも、何かに基づいてコーチングが行われるはずです。

しかしそれは、抽象化された理論ではなく、当人がうまくいった経験則です。

経験則に基づいたコーチングとは、自分はこうやったらゴールを達成できた、だから君も同じようにやりなさい、というようなものです。

その経験は、その人はうまくいったけれども、別の人にうまくいくとはかぎりません。

のどが渇いた人がコーヒーを与えられても喜ぶとは限らないが、飲み物の中から選択させれば満足できる可能性が高いということと同様です。

このように、大量の知識が抽象化された科学的な理論のないコーチングは、特定の人にしか効果のない偏ったものになってしまうおそれがあり、だからこそ問題なのです。  

 

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苫米地式コーチングにおける理論とは何か

  それでは、苫米地式コーチングはどのような理論に基づいているのでしょうか。  

元祖コーチ

コーチングの元祖にルー・タイス(lou tice)という人がいます。

もともとフットボールのコーチ(インストラクター)であったルーは、その指導の中で、目標達成できる人間になるためには上手なやり方があるようだと気づきました。

いまから40年以上前にルーは、そういった経験則をもとにしてクライアントの目標達成を支援するコーチングを作りました。

現代的なコーチングが生まれた瞬間です。

その後ルーは、その時代ごとの最先端の科学的な裏付けを導入し、コーチングの理論化をはかりました。

結果としてルーのコーチングは、アメリカ版上場企業ともいえるフォーチュン500の62%やオリンピックチーム、そして、連邦政府機関、州政府機関、国防総省、警察などの公的機関に導入されるようになりました。

コーチングと認知科学の合流

そういった流れの中、最先端の学問的知見をコーチングに導入する目的で呼ばれたのが、認知科学者の苫米地英人(hideto tomabechi)博士です。

ルーを中心に形成されてきたコーチングに、苫米地博士の長年の研究成果が盛り込まれ、ついに誕生したコーチング理論に基づいて設計されたプログラムが「TPIE」です。

これは西洋的なコーチング理論の決定版とも言えるものでしょう。

 

苫米地式コーチングとは

一方で苫米地博士は、ルー・タイスと出会う前から自身の科学的知見を生かした目標達成術を指導してきました。

実はその中には、TPIEには盛り込まなかった数々の技術が存在します。

そういった知識、技術のすべてが導入されたコーチング理論が「苫米地式コーチング」なのです

 

理論は進化する

もちろん理論とは一度作って終わりというものではありません。

完全な理論というものは存在しないからです。

その意味で理論とは、つねに改善していくべきものであるといえるでしょう。

「苫米地式コーチング」は、現役の科学者である苫米地博士自身によって、現在もよりよい理論へとアップデートが日々行われる、いわば現在進行形の理論であるということができます。

 

認知科学とは

ところで、苫米地式コーチングのバックボーンとなっている認知科学(cognitive science)とはどのようなものなのでしょうか。

認知科学とは、情報という観点から人間の認知を解明しようという問題意識を持った学問のことです。

その中で中心的にあつかわれるテーマは、人間にはマインド(mind)があるという事実です。

マインドとは広義には「脳と心」ことですが、ここではいわゆる「心」のことであると考えておけばよいでしょう。

認知科学は、心の存在を前提にして、モデルをつくり、そのメカニズムを研究してきました。

そしてその成果は、われわれの生活に大きな影響を与えるようになってきています。

そうした研究成果をふんだんに盛り込み、クライアントがゴールを達成するためのマインド(脳と心)を科学的に構築していくための理論が苫米地式コーチングなのです。

 

コーチは何を与えるか

さて、しっかりとした理論的裏づけがコーチングに必要であり、苫米地式コーチングにはそれがあるということはご理解いただけたでしょうか。

ここでひとつ、苫米地式コーチングにおける重要なプリンシプルをお伝えしましょう。

コーチングはゴール設定(goal-setting)からはじまり、そのゴールをコーチは評価してはならないというものです。

クライアントは自分でゴールを発見し、自分でそれを達成するのです。

その意味でコーチは、クライアントが自らの足で立ち、自ら歩みを進めていくことを促す存在であるといえます。

それでは、コーチはクライアントに何も与えないのでしょうか。

それは違います。

クライアントが自らの足で立ち、自ら歩みを進めていくために必要な「マインドの使い方」を与えます。

直接的に説明するかどうかは別として、正しいマインドの使い方は必ずコーチからクライアントへと伝わります。

これこそがコーチという職業が与えるものであり、それは認知科学の理論によって裏付けされた「苫米地式コーチング」だからこそ可能なことなのです。  

 

《*ゴール設定に関してはこちらを参考にしてください→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

まとめ

コーチングとは、科学的な理論によって裏付けされたものであるということでした。

認知科学の理論によって裏付けされた苫米地式コーチングが与えることのできるものは、ゴール達成のために必要な、正しいマインドの使い方であるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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振られた恋人と復縁するための5(ファイブ)ステップ

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

ずいぶん昔のことですが、恋人にふられてしまったという相談を受けたことがあります。

「どうしたいの?」と聞いてみると、その男性は元彼女と復縁したいと言っていました。

とにかく少しでも離れ離れになっているのが嫌だ、できるだけ早く元の関係にもどりたいとのことでした。

いろいろと考えを伝えたのですが、あまり耳に入っていないようでした。

彼はかなり興奮しているように見えました。 彼はその後、元彼女に何度も電話をしたあげく、それでも相手にされないとわかると、ついには自宅前で待ち伏せをするまでになったそうです。

当然のことながら、元彼女にはますます嫌われてしまい、彼の願いは実ることなくおわったそうです。

はたから聞いているとバカな男だなで終わりなのですが、自分が当事者として悩んでいるとしたらこの人を笑うことができないのではないでしょうか。

この記事では、別れた恋人と復縁するための方法を5ステップで紹介したいと思います。 内容は男女どちらの場合にも役に立つものになっています。

 

ステップ1:落ち着く

まずはとにかく落ち着きましょう

もちろんあなたが傷つき、一刻もはやく恋人を取り戻したいと感じていることはよくわかります。

こうしている間にも、新しくいい人ができてしまっているのではないかなどと考え、苦しんでいることもよくわかります。

だからといって、感情に任せた早まった行動をしてしまっては、相手の心はますます離れていってしまいます。

「もう一度話をしたい、いまから会えないだろうか」などとLINEでもしようものならば、それだけ相手に引かれてしまいます。

恋人に戻るどころか、うっとおしい知人にまで格下げされてしまいかねません。

それもこれも落ち着きを失っているのに行動をとってしまうからです。

感情的な行動は自分のためであり、相手のためになっていないのだと肝にめいじておきましょう。

そんなことを言われても感情を抑えきれないんです、という方もいらっしゃるかもしれません。

そういう方は、ここから先の文章を何度も何度も読み返してください

しっかりと自分の頭で考え、理解しようと読んでいただければ、それだけで感情が落ち着いてくるような仕掛けになっています。  

 

ステップ2:楽しかった過去はすべて忘れる

あなたの頭の中には、恋人と過ごした楽しい思い出がうずまいているでしょう。

おしゃれなフレンチで食事をとった記憶や、ロマンチックな夜景を一緒に見た記憶、あるいはもっと何気ない日常の一コマ、そういったものがぐるぐるとめぐっているはずです。

残念なことに、それらはすべて過去の思い出なのです。

あなたが真剣に復縁を望むのなら、それらの一切はいったん忘れましょう

あなたにとってはすべてが素晴らしい思い出であっても、相手にとっては我慢できないこともあったはずです。

だからこそあなたはふられたのです。

それなのに、いつまでもあなたが過去の楽しかった思い出をもとに、その関係に戻りたいと迫ることは、相手にもう一度苦しい思いをしろというようなものです。

それにイエスという人はいるでしょうか。 たぶんいないはずですよね。 だったらそういった過去の二人の関係はいったん忘れてしまいましょう。

少なくとも復縁を考えるのなら、それは邪魔なものにしかなりません。

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ステップ3:新しい関係を作ることが本当の復縁であると知る

それじゃあ復縁することができないじゃないか、と思われるかもしれません。

楽しかったあの関係を忘れろということは、その関係にもどるなと言われているような気になるのでしょう。

ある意味では、その通りです。

過去の関係にはもどることはできませんし、もどる必要もありません。

しかしそれは、復縁することを否定しているわけではありません。

復縁するということは、過去の関係にもどることではなく、相手との間に新しい関係を作るのだというふうに考えてほしいのです。

多くの人はこの部分をしっかり理解していないため、復縁に失敗します。

相手に拒絶されたはずの過去の関係に戻ろうとして失敗するのです。

あくまで復縁とは、「元恋人との間に新しい恋人関係を作ることである」と考えるようにしましょう。

余談ですが、「復縁」という言葉はよくないですね。

「復」という言葉には、「くりかえす」、「もどる」、「再びする」という意味があります。

これでは復縁が過去の関係にもどることだと勘違いしてしまうのも無理もないでしょう。

正しい復縁とは「復縁」ではなく、むしろ「新縁」とでも呼んだほうがふさわしいのです。  

 

ステップ4:二人がハッピーになるアイデアを書き出す

相手が受け入れてくれるような新しい関係とはどのようなものがよいのでしょうか。

それは、あなたと相手が同時にハッピーになるような関係です。

たとえば、あなたの浮気が原因で振られたとしましょう。

浮気をするようなあなたでは、今後ハッピーな関係を維持できないと判断されたということです。

新しい関係では、絶対に浮気をしないあなたである必要があります。

これは、浮気を我慢するあなたになるということではなく、相手以外見えないと心から思えるあなたになれるかが大切です。

また、それ以外にも、あなたのハッピーと相手のハッピーを同時に満たすような関係をたくさん考えましょう。

これはたくさんあるほうがのぞましいです。

紙に書き出してみるのもいいかもしれません。

あなたと相手が同時にハッピーになるアイデアを書き出していくのです。

この際のアイデアは、決して独りよがりなものになってはいけません。

どちらか一人だけのハッピーではなく、二人が同時にハッピーなものである必要があります。

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ステップ5:二人のハッピーに向かってできることをやる

二人がハッピーになる関係のイメージはたくさん湧いてきたでしょうか。

あとは、それを実行していくだけです。

じゃあすぐに連絡しよう、と思ったあなたはちょっと待ってください。

それは相手にとってハッピーな行動ですか? おそらく違うでしょう。

振ってしまうほど苦しい関係だった相手に、すぐに連絡をもらってもまともに受け止められる人はあまりいないでしょう。

だとしたら、それはステップ4で述べたお互いがハッピーな関係ではありません。

新しいハッピーな関係は、すぐには達成できないものかもしれません。

場合によってはものすごく時間がかかるものかもしれません。

それは振られてしまったあなたからしたら苦しい時間でしょう。

それでも、感情に任せて動いてしまうよりは、はるかに復縁できる可能性は高いものです。

待つのが苦しいあなたは、たとえば、未来のハッピーな関係にふさわしいあなたになる時間だと思ってみればどうでしょうか。

あなたが女性なら、メイクやファッションに今まで以上にこだわってみるのもいいでしょう。

あなたが男性なら、仕事に打ち込んだり、体を鍛えてみたりするのもいいでしょう。

その際にも決して忘れないでいただきたいのは、そういった努力は、相手のためでもあり、自分のためでもある必要があるということです。

つまり、お互いがハッピーになることを一番に考えるということです。

そうやって、未来のお互いがハッピーな関係に向けて一歩一歩進んでいけば、確実に復縁へと近づいていけるでしょう。

 

まとめ

この記事は、別れた恋人と復縁するための方法について書きました。

感情を抑え、自分と相手が同時にハッピーになる未来へ向けてできることをやる、ということでした。 

参考にしていただけると幸いです。

 

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25倍収入を増やすことのできるマインドの構築法

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

お金がないから何かを諦めた経験があるという方は少なくないと思います。

これは実にもったいないことです。

世の中ではやりたいことがなくて悩んでいる人がいます。

そういった人のことを考れば、やりたいことがあるということだけで幸せだとわかるでしょう。

にもかかわらず、お金という理由で諦めざるをえないとしたら、やはりそれは残念なことなのです。

そこで、収入を増やそうという発想が出てきます。

しかし、いざ収入を増やそうと動いてみても、なかなかうまくいかないというのが現実なのではないでしょうか。

コーチング理論から考えられる原因を言うならばこうです。  

収入を増やす方法ばかりに目がいってしまい、自分のマインド(脳と心)を変えることに注目していない  

そこで今回は、コーチング理論に基づいた収入を増やすためのマインドの構築法をお伝えしたいと思います。

また、収入を増やすマインドができあがれば、必ずあなたを邪魔する存在が現れます。

その詳細と対処法についてもお伝えしていきます。  

 

日本人の平均年収

まずはこのグラフを見てください。  

 

heikinkyuyo5 (1) netgeekより引用

 

このグラフは、国税庁による民間給与実態統計調査をもとに作成されたものです。

データによると、日本人全体の平均年収は414万円ということでした。

これは職業、年齢、性別など関係なく算出したデータです。

男女別の平均を見てみると、男性の平均年収が511万円、で女性の平均年収が272万円でした。

女性は結婚して専業主婦になる人が多く、その後社会復帰したとしても、キャリアを積んだ男性ほどには収入は得られることは稀だからでしょう。

年代別にみると、男女ともに年齢とともに上昇し、50歳あたりをピークに下降していくということがわかります。

こまかい数字はともかくとして、自分の収入が日本社会においてどのくらいなのかがお分かりいただけたでしょうか。 次項からは収入を増やすマインドの構築法を紹介します。  

 

収入を増やすマインドの構築法

始めに言葉ありき

「始めに言葉ありき」という言葉をご存知でしょうか。

新約聖書ヨハネによる福音書」第1章にある有名なフレーズです。

言葉とは神のことであり、すなわち、この世界は言語によって成り立っているという考え方です。

コーチングにおいてまず一番最初に考えることは、ゴールの設定です。

その意味では、「はじめにゴールありき」とでも言えるでしょう。 ゴール設定が重要であることは、収入を増やすということに関しても同様です。

 

ゴールの大きさ

ゴールの設定方法には原則があります。

そのひとつに、「ゴールは現状を大きく超えるものにしなければならない」というものがあります。

たとえばあなたが会社に勤めるサラリーマンだったとします。

そして、現在の年収が400万円であるとしましょう。

コーチングを学び、ゴールを設定することの大切さを認識したあなたは、年収800万円をゴールにしようと考えたとします。

いまの年収の2倍です。

残念ながらこのケースでは、ゴール設定できたとは認められません。

 

ステータス・クオ

現状のことをコーチングでは「ステータス・クオ」と言います。

実はコーチング用語におけるステータス・クオとは、「現在の状態が理想的な状態として続いた未来」も含んだ概念なのです。

つまり、今のまますべてがうまくいった場合の未来もステータス・クオと呼ぶということです。

一般の会社において年収800万円はそうあり得ない金額ではないでしょう。

確かに簡単ではないかもしれませんが、現在の状況が理想的に進んでいけば十分達成可能なゴールです。

その意味で年収800万円というゴールは、完全にステータス・クオの内部にあると言えるでしょう。 コーチングではこれをゴールであるとは考えないのです。

 

適切なゴールの大きさとは

コーチングにおけるゴールとは、「現在の状況では構造的に達成不可能なもの」です。

もしあなたが会社に勤める年収400万円のサラリーマンだとしたら、せめて1億円くらいでなけれなゴールを設定したと呼べません。

大手の会社であれば、役員報酬で数千万円に上ることもざらにあるからです。

もし1億円の年収を達成しようとするならば、仕事を変えるなりの何らかな構造上の変化を起こさなければなりません。

これこそがコーチングにおけるゴールなのです。

とにかくまずは、自分の年収のステータス・クオを大きく超えるような金額をゴールとして設定しましょう。

 

エフィカシーを上げる

さて、うまくゴールは設定できたでしょうか。

次に行っていただきたいのは、「エフィカシー」を上げるということです。

エフィカシーとはコーチングの用語で「ゴールを達成するための自己の能力の自己評価」のことです。

エフィカシーとはあくまで自己評価なので、いくらでも自分で上げていいものです。

 

大きなゴールは不安定な感情を生む

ここまで読み進めていただいた方は、ステータス・クオを大きく超えるような金額のゴールを設定していただいたはずです。

その金額がどのくらいにせよ、必ずそのゴールに対して居心地の悪さを感じているはずです。

「自分にはこんな金額に見合った仕事ができるはずがない」とか、「こんな年収のことを想像するだけで怖くなってくる」といった気持ちが湧いてきているかもしれません。

そういったなんとも言い難い不安定な気持ちを抱いていたとしたら、あなたは上手にゴールを設定することができています。

設定直後にもかかわらず「こんなゴールは余裕でしょ」と感じていたとしたら、とステータス・クオの内側にゴールを設定している可能性があります。

もっと高い年収をゴールに設定してみましょう。

 

エフィカシーがないとどうなるか

エフィカシーを上げるということは、大きなゴールを設定したのちに湧いてくる不安定な気持ちに対し、「このゴールを達成する能力が自分にはある」と考えるようにするということです。 エフィカシーには根拠はまったく必要ありません。 それはいわば、強い決心のようなものです。 もしエフィカシーがないままでは、あなたは不安定な気持ちをずっと抱え込むことになります。 人間は不安定な状態を長く維持することはできないので、ゴールを下げることによって不安定な気持ちを解消してしまうことになるでしょう。 「年収1億円は難しそうだから、まずは年収1000万円を目指そう」などと考えてしまうのです。 このことから分かるのは、エフィカシーとは、不安定な気持ちが湧くくらい大きなゴールを維持する「杭(くい)」のようなものであるということです。

ここまでの話のまとめ

ここまでの話をまとめてみましょう。

年収を増やすためには、

1:ステータス・クオの外側にゴールを設定する

2:エフィカシーを上げる ということでした。  

 

*ゴール設定に関してはこちらを参考にしてください

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

*エフィカシーをあげることに関してはこちらを参考にして下さお

「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)」

 

次はあなたの年収アップを邪魔する存在について説明します。  

 

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あなたの年収アップを邪魔する存在

さて、これであなたが年収を増やすための準備は完了です。

あとは楽しみにその時がくるのを待ちましょう。

と言いたいところですが、ひとつだけ注意点を伝えたいと思います。

それは、あなたが現状では達成不可能な収入をゴールに設定し、エフィカシーを上げ、ゴール達成のために進み始めると、必ず邪魔をする存在が現れるということです。

最後にそれについて説明したいと思います。

ステータス・クオを超えるゴールを設定すると何が起こるか

あなたは1人でこの世の中に存在しているわけではありません。

あなたが誰であれ、だれか特定の人と人間関係を結んで生きているはずです。 親、兄弟、配偶者、友人、同僚、立場はそれぞれですが、そういった人間関係が皆無であるという人はあまりいないでしょう。

あなたがステータス・クオの外側にある年収をゴールに設定すると、必ず不安定な気持ちに襲われるということを書きました。

実は、この不安定な気持ちは、あなたのまわりにいる人も感じてしまうのです。

具体的に説明しましょう。

あなたが年収1億円をゴールをに設定したとします。

そしてあなたの親にそれを伝えたとします。

するとほとんどの場合あなたの親は、「そんな非現実的な生き方よりも、堅実な生き方をしなさい」などと言ってくるでしょう。

また、設定したゴールをあなたの友人に伝えたとします。

すると、多くの友人は「そんな夢みたいなこと言ってないで現実を見ろよ」などと言ってくるでしょう。

これらの発言は、一見もっともな発言のように思えますが、実はそうではありません。

あなたが大きなゴールを設定し、それを達成すること以上に価値のあることはないからです。

 

身近な人がゴールを否定する理由

なぜ親や友人はそのように言うのでしょうか。

それは、あなたがステータス・クオの外側に行こうとすることそのものが、親や友人にとっては現状を破壊される行為だからです。

ステータス・クオの外側にゴールを設定したことが、あなたの身近な人を不安定な気持ちにさせているということです。

あなたのまわりにいる人たちにとって気持ちがいいのは、昨日までの年収400万円のあなたなのです。

ということは、上記の発言は、親や友人自身が現状を壊されることを嫌がった結果出てきた発言であるといえます。

そして、恐ろしいことに、こういったあなたを現状にしばりつけようとする発言は、あなたにとって身近な人ほど言ってしまうものなのです。

このような、あなたの設定したゴールの達成を否定し、破壊しようとする存在のことを総称して「ドリームキラー」と言います。

 

ドリームキラーに邪魔させないために

ドリームキラーにあなたのゴールを邪魔させないための対策は簡単です。

自分のゴールを周囲の人に言わなければいいのです。

ゴールを黙っていれば、そのゴールを周囲の人が否定することは難しいでしょう。

もちろん、状況が変わっていけば、いつかは伝えなければならないということは起こるでしょう。

たとえば、年収を大きくアップさせるために、今の会社を辞めて独立したいと考えたとします。

あなたに配偶者がいたとすれば、それを最後まで黙っておくことは難しいでしょう。

しかし、配偶者に伝えるまでに、あなたの中に揺るぎない確信をつくっておけばいいのです。

エフィカシーを毎日高め続け、しっかりとした確信とともに大切な人に伝えればいいでしょう。

いくらドリームキラーと言えども、相手の確信がドリームキラーの不安を吹っ飛ばすくらいに強ければ、相手に迎合するものなのです。

 

コーチの役割とは

ちなみに、自分の設定したステータス・クオの外側のゴールを、はじめから言ってもよい相手が1人だけ存在します。

それはプロのコーチです。

クライアントのゴール設定を促し、それを達成するためのマインド(脳と心)を作るためのバックアップをするのがコーチの役割です。

当然のことながら、クライアントがどれほど大きなゴールを設定したとしても、絶対に否定することはありません。

むしろもっと大きなゴールの可能性を示唆するほどです。

それはコーチが、他人のドリームキラーにならないための訓練を徹底的に積んでいるからです。

もし幸いなことにあなたのそばにコーチがいたとしたら、年収をアップさせるためのゴールについて相談してみてはいかがでしょうか。  

 

まとめ

この記事では、年収を増やすためのマインド(脳と心)の構築法について解説しました。

ステータス・クオを大きく超えるようなゴールを設定し、エフィカシーを高めるということでした。

そして、ドリームキラーにゴール達成を邪魔されないために、基本的にはゴールを黙っておくということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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コーチング理論から考える、後悔しない生き方をするために

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

先日出会った人は、こんなことを言っていました。

「あることを思い出すと、死んでしまいたいような気分になることがある」 なんとも穏やかではない話です。

その人に何があったのかは知りませんが、どうしても忘れられない嫌な記憶があるようです。

そこまで極端ではなくても、みなさんも後悔していることの1つや2つはあるのではないでしょうか。

もしかしたら現在も、後悔で夜も眠れぬ日々を過ごしている方もいらっしゃるのかもしれません。

先に言っておけば、後悔は無意味であり、それどころか人生に多大な悪影響をもたらします。

この記事では、後悔がなぜ無意味なのかについて、そしてどのように後悔を手放していけばいいのかについて書いていきたいと思います。

後悔とは

まず、後悔とはなんなのかをはっきりとさせておきましょう。 辞書的な定義は次のようになっています  

 

こう‐かい〔‐クワイ〕【後悔】
  1. [名](スル)自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむこと。「短い快楽に永い―」「今さら―しても始まらない」
goo辞書より引用

 

ここでポイントとなるのは、悔やむ対象は過去であるということです。

まだ起こっていない出来事を悔やむというのもおかしな話でしょう。

もうすでに起こった出来事を対象にして、ネガティブな感情とともに思い悩むことが後悔であると言えます。  

ネガティブなときの脳の状態

さて、こういった後悔の感情に満たされているときの脳の状態はどうなっているのでしょうか。

後悔をするというのは、嫌な記憶に囚われている状態です。 そのときには、前頭前野に認識のパターンが出来上がっています。

なんであんなことをしてしまったのだろうという後悔にさいなまれるときには、出来事の記憶を思い出すことと、それに対するネガティブな評価が一体になったパターンが存在するのです。

前頭前野の一部は、視床下部と直結しています。 視床下部には自律神経をコントロールする役割があるので、前頭前野のパターンによって繰り返し嫌な気持ちにとらわれると、やがてそれは自律神経を刺激するようになります。

そうすると、なんだか体が重くなったり、震えてきたり、冷や汗が出たり、呼吸が苦しくなったりというように、ありとあらゆるネガティブな身体現象がどんどんと強まっていくのです。

たかが後悔といえど、ここまでくるとたいへん厄介であると言えるでしょう。  

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後悔は論理的に間違っている

先ほどは、後悔することが体に及ぼす影響について考えてみました。

それだけでも、いま後悔をしている人は一刻も早く後悔を手放したいと考えることでしょう。

ここでは、もう少し抽象度の高いところで、後悔について考えてみましょう。

つまり、後悔に意味があるのかを論理的に考えてみようということです。

結論を先に言えば、後悔は論理的に考えても意味のあるものではありません。

後悔をしたからといって、まったくもって不毛であるということです。 それには二つの根拠があります。

順番に説明していきましょう。  

 

1:勝ち目のない仮想敵と比べるという点

1つ目は、後悔が勝ち目のない仮想の自分と比べているという点です。

後悔をする際には必ず理想の状態と比べています。

あのとき自分はもっとこうしていたら、いまの自分がもっと良い状態になっていたはずだ、という具合です。

この際の仮想の自分は、必ず過去の実際の自分よりも優れたものを想定します。

つまり、絶対に勝ち目のない戦いなのです。

勝ち目のない戦いを自分で設定しておいて、それと比べて劣っている自分を悔いるというのはナンセンスであるとわかると思います。

比較すること自体が間違っています。

はたから見ると滑稽なのですが、後悔しがちな人は、どうしてもそういう思考ループに入ってしまうのです。  

 

2:過去は変えられないという点

2つ目は、過去は変えられないという事実です。

先ほどのような仮想の自分との比較を、百歩譲って認めたとしましょう。

そして過去の自分の選択と、実際に自分の選択を戦わせます。

実際の自分の選択を勝たせるためにはどうすればいいでしょうか。 実際の自分のした選択を変えるしかありません。

当たり前ですが、これは不可能です。

過去に戻るタイムマシンでもあれば別の話ですが、残念ながらそのようなものはまだ発明されていません。  

ということで、後悔をすることが論理的に無意味であることがお分りいただけたでしょうか。  

後悔に陥るにはうまみがある

それでもなぜ人は後悔をするのでしょうか。

心身ともに辛いわけですし、論理的に考えても無意味なはずなのに、人は後悔します。

これは、後悔することそのものに何かうまみがあると考えるしかありません。

コーチングの用語で「コンフォートゾーン」という概念があります。 コンフォートゾーンとは「安心できる領域」のことです。

このコンフォートゾーンにいる間は、何か新しい達成をすることはできません。

しかしながら、昨日までの安全は守られてきたという不思議な安心感があります。

現実や未来へ目を向けて、何かを変えるためにはコンフォートゾーンを飛び出さなくてはなりません。

それは、後悔とはまた違った不安や恐怖を伴なうことがあるでしょう。

そういった痛みを受けずにすむために、後悔の海に沈み込んでいるということは考えられないでしょうか。

後悔をしている間は、現実や未来に目を向けて前に進んでいく必要がないからです。

その意味で、後悔をしている人には後悔したいからしているという面があるように思えます。

もしかしたらこの言い方は、後悔に苦しんでいる人にはいささか厳しすぎるかもしれません。

しかし、ここまで読み進めていただけた方は、変化を恐れず、現実や未来を見据えて後悔を手放していただきたいと思います。

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後悔しない生き方をするための観点

それでは、後悔を手放し、後悔をしない人生を送るにはどうすればいいのでしょうか。

それには、時間の捉え方を変えていただく必要があります。

みなさんは、時間は過去から未来へと流れると感じているのではないでしょうか。

実はこれは、伝統的なユダヤ・キリスト教的な世界観によってもたらされた考え方です。

唯一絶対の創造者としての神が世界を作り、その長い因果関係の結果、いまがあるという考え方です。

この時間観では、構造上必ず後悔が生まれてしまいます。

なぜなら、もうすでに起こってしまった変えようのない過去が、現在や未来を形作るという考え方だからです。

誰しも失敗をしたことが1度や2度はあるでしょう。

しかし、失敗をしたが最後、それはもう絶対に変えられない過去として、現在や未来を形作ってしまうのです。

これでは後悔をするなというほうが無理な話です。

そこで、後悔をしない生き方をするためには、時間の流れの捉え方を逆向きにしてみてほしいと思います。

つまり、時間は未来から過去へと流れると考えるのです。

未来が時間とともにだんだんと近づいてきて、現在になる。

そして、現在は一瞬後から過去へと遠ざかっていく。

このような考え方です。

実はこの時間観は、仏教で言えばアビダルマという哲学や、現代における分析哲学という分野で主張されている考え方です。

このように考えれば、未来に自分がどうありたいかを考え、それにもとづいて現在どのように振る舞うかが決められるとわかります。

たとえば、未来自分は経営者になりたいから経営学を勉強しよう、とか、未来自分は俳優になりたいから演劇論を勉強しようといったところでしょうか。

徹底的にこのような考え方が実践できれば、過去は参考の対象であったとしても、後悔する対象ではなくなります。

過去が現在を決めるのではなく、未来が現在を決めるからです。

未来とはゴールのことである

時間は未来から現在へ、現在から過去へと流れているという考え方をより腑に落としていくために、もう少し話を進めたいと思います。

現在の原因となる未来とはどのようなものでしょうか。

もちろん、自分にとって望ましいものであるべきでしょう。

自由に設定できる未来をわざわざ嫌なものにする必要はないからです。

たとえば、お金持ちになりたいのなら、そう設定すればいいし、博士になりたいのならそう設定すればいいでしょう。

そうはいっても、自分の能力ではお金持ちや博士なんて無理です、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

強調して言いますが、それこそが過去が原因として未来が決まるという考え方なのです。

能力という過去を理由に未来の設定を制限しているからです。 未来の設定に、過去は一切関係ありません。

自分の望むままに設定していいのです。 そして、そうして設定された未来のことをコーチングでは「ゴール」といいます。

まずは、このゴールを設定してください。 そして常にこのゴールを達成するためにだけ今があると考えましょう。

未来のゴールのために今できることを全力でやる、これこそが後悔しない生き方なのです。  

 

《*ゴール設定に関する詳しい説明はこちらを参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」

 

まとめ

後悔とは過去の失敗に思い悩む行為であり、意味のないことであるという内容でした。

そして、後悔しない人生を送るためには、時間は未来から現在へ流れると考え、望ましい未来のゴールに基づいた生き方をするべきであるということでした。

 

参考にしていただけると幸いです。

 

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痩せられない人必見!ダイエットをしても痩せない真実の理由とは

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

外見が物事の決定に大きく影響を与えることがあります。

恋愛はもちろんのことながら、外見は就職や出世にまで大きく影響を与えるという話はよく耳にします。

ことの是非はともかくとして、事実としてそういったことがあるのは否定できないでしょう。

そういう実情を意識してかどうかはわかりませんが、外見を磨くことに余念がない人はとても多いようです。

とりわけダイエットに関しては、比較的取り組みやすいという理由も相まって、多くの人が関心を寄せています。

実際に、ダイエット市場は2兆円規模だと言われています。

しかしその一方で、なかなか痩せられない、痩せたけどリバウンドをしてしまったという声をよく聞きます。

こういった場合に多いのが、現在取り組んでいるダイエット法が合わないと考え、次のダイエット法で再チャレンジというパターンです。

その際の選択肢はいくらでもあるでしょう。 次から次へと新しいダイエット法が生み出され、紹介されるからです。

しかし、方法を変えることで実際にうまくいくのかといえば、それは難しいと言わざるを得ません。

なぜならば、そこにはダイエットをする当事者のマインド(脳と心)を変えるという観点が抜け落ちているからです。

コーチングの理論には、ゴールに向けてマインド変えていくためにはどうすればいいのかについての明快な答えがあります。

今回は、ダイエットの多くがなぜ失敗してしまうのか、そして、どうすればダイエットを成功させられるのかについて説明したいと思います。  

ダイエット産業の今

10年ほど前、『人は見た目が9割』という本がはやりました。

当時は外見格差という言葉もなかったはずでしたが、多くの人が漠然と感じでいた感覚を明言したことが受けた要因なのでしょう。

5月30日号の『週刊ダイヤモンド』によると、2兆円規模にのぼるダイエット市場の内訳は以下の4つに分類されるそうです。

  • 医療市場
  • サプリメント市場
  • 健康管理市場
  • フィットネスジム市場

医療市場とは、美容整形外科やエステなのですが、この中には人間ドッグも含みます。

サプリメントは文字通りです。 健康管理市場とは体重計や痩身器具のことです。

一時流行った腹筋ローラーなどはこの中に含まれます。

そして、フィットネスジム市場では、最近いろいろと話題に事欠かないライザップなどが含まれます。

このような内訳は参考までに紹介しましたが、とにかく、いかに世の中がダイエットが興味があるのかがよくわかると思います。  

コンフォートゾーンとは何か

さて、それではここから、コーチングの理論に基づいてダイエットに対する分析をしていきたいと思います。

まずはコーチング用語である『コンフォートゾーン』という概念を理解してください。

コンフォートゾーンとは、その人が安心していられる領域のことです。

この場合の領域とは、物理的な空間に限らず、情報的な状態のことも指すのです。

たとえば、あなたの年収が400万円だったとしましょう。

年収400万円には物理的な実体はありません。

情報的な状態です。

年収400万円のあなたは、その状態が安心できる領域、つまりコンフォートゾーンになっているということです。

コンフォートゾーンは、調整機能を持ちます。

人間は安心できる領域をはみ出すようなことを本質的に嫌がるのです。

年収400万円の人が、何かをきっかけに年収200万円になったとします。

そうすると、それまでのコンフォートゾーンの外側に出てしまったのが不快でしょうがなくなり、あわててもとの年収400万円に戻ろうとします。

熱が出てもやがて平熱に戻るように、このコンフォートゾーンの働きは極めて自然に起こる現象です。

その意味で、生理的な作用であるといってもいいでしょう。

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コンフォートゾーンは良い悪いを判断しない

困ったことに、コンフォートゾーンの調整作用は、自分にとって都合のいいことにも強烈に働くということです。

先ほどの年収の例で、年収400万円の人が一気に年収1000万円になったとします。

そうすると、心では嬉しいはずなのに、無意識が「しまった、コンフォートゾーンの外に出てしまった」と考え、あわててもとの400万円にもどるような行動をしはじめます。

そこで無意識は、仕事で失敗したり、クライアントに嫌われるような行動をとらせはじめるようになります。  

ダイエットがうまくいかない理由

そんなまさか、と思われるかもしれません。

しかし、ダイエットに取り組んだことのある方には心当たりがあるのではないでしょうか。

せっかく一生懸命走ってカロリーを消費したのに、ご褒美だと言い訳をして甘いものを食べてしまう。

また、数キロ体重を落としたことにホッとして、お酒をたくさん飲んでしまう。

気がついて体重計に乗ってみると、いつもの見慣れた数字が並んでいる、そんなことが一度や二度はあったことでしょう。

せっかくカロリーを消費したり体重を落としたのなら、それを維持すればいいはずなのに、無意識のうちに元に戻る行動をとってしまうのです。

これこそがコンフォートゾーンの威力です。

こういったマインド(心と脳)の働きを無視して、いくら方法論を変えながらダイエットを続けても、効果が上がりにくいということがお分かりいただけたと思います。  

コンフォートゾーンを移行させる

ダイエットを成功させるためには、このコンフォートゾーンを移行させなくてはならないということがわかります。

体重60キロの人が、体重50キロに落としたいと考えていたとしましょう。

その人は、体重60キロの状態がコンフォートゾーンになっています。

この際、その人にとって体重60キロが望ましいかどうかは関係がありません。

あくまでその人の無意識が、自分は体重60キロの人間であると感じているということです。

ということは、その人が体重50キロになるためには、体重50キロが自分のコンフォートゾーンになるように感じられればよいということです。

コンフォートゾーンを移行するという感覚がつかめたでしょうか。

モチベーションはいらない

体重50キロにコンフォートゾーンが移ってしまえば、体重60キロの自分が嫌で仕方がなくなります。

自分が嫌になるというよりも、自分の無意識が嫌で仕方がなくなるということです。

もはやそこはコンフォートゾーンでないのだから当然です。 そうすると、あわてて体重50キロになるための正しい方法を探し出し、猛烈な勢いで実践し始めるのです。

さきほど、コンフォートゾーンに戻る行為は生理的な働きであると書きました。

つまり、そこに意識的な努力やがんばりは一切必要がないということです。

コンフォートゾーンが移行してしまえば、体重50キロになるための行為が努力と感じなくなくなるということです。

わざわざモチベーションを高めなくて良いということは、嬉しいことでしはないでしょうか。

 

《*正しいモチベーションの考え方に関する記事はこちら→「誰も教えてくれない正しいモチベーションの上げ方」》  

 

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ダイエットが成功するマインドの作り方

さて、それではどうやってコンフォートゾーンを移行させるのかについて、順番に説明していきたいと思います。

1:ゴール設定

まずはゴールの設定です。

コーチングにおいてもっとも重要な概念はゴール設定です。

ゴールがなければ変革は訪れようがないからです。

さきほどの例で言えば、体重50キロになるというのがゴールにあたります。 ただし本当のところ、この体重50キロというゴールはあまりいいものではありません。

体重50キロというゴールは、体重60キロのコンフォートゾーンを大きく逸脱するものではないからです。

体重50キロというゴールは、現状のコンフォートゾーンとあまり変わらないのだから、変わらなくていいやと脳が判断する可能性があります。

 体重60キロの人が体重50キロになるというのは、本人にしてみれば大きなことかもしれませんが、実際には大きな変化とは言い難いのです。

どのように対処するかというと、体重50キロというゴールをもっと巨大なゴールの一部にしてしまうという方法があります。

たとえば、体重50キロになった自分が100人の男性に言い寄られることをゴールにする、ということなどが考えられます。

このゴールの良し悪しはさておき、100人の男性に言い寄られる自分になるというのは、確実に今のコンフォートゾーンの外にあるゴールでしょう。

このようにできるだけ現在のコンフォートゾーンを大きく超えるようなゴールの一部として、ダイエットのゴールを設定することが大切です。

 

  《*ゴール設定に関する詳しい説明はこちらを参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」》  

2:臨場感の勝負

ゴール設定ができた段階では、現在のコンフォートゾーンとゴール側のコンフォートゾーンの二つが存在していると言えます。

これはいわば綱引きのような状態であり、最終的にはより『臨場感』の強いコンフォートゾーンが採用されます。

臨場感とはリアリティーのことで、どれだけ本当の自分であると確信できるかの度合いです。

体重50キロというゴール側の臨場感が勝れば、あなたは行動を始め、実際に体重は減っていくでしょう。

しかし、現状のコンフォートゾーンの臨場感が勝れば、一時的に体重が落ちたとしても、すぐに元の状態にもどってしまいます。

ということは、どれだけゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高められるかがポイントであるとわかるでしょう。  

3:ゴール側の臨場感を高める

ゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高める方法はいくつかありますが、ここではアファメーションというテクニックを紹介します。

アファメーションとは、自分のゴールのリアリティ高まるような言葉を用意し、それを毎日唱える方法論です。

アファメーションを毎日唱えることで、自分の中に設定された体重50キロというゴールの臨場感はだんだんと高まっていきます。

それはいわば、マインド(脳と心)のレベルでのダイエットを行っていると言えるでしょう。

アファメーションの具体例をあげてみるとこんな感じでしょうか。  

 

私は体重が50キロで、100人の男性に言い寄られるような魅力的な女性です。毎日が自信にあふれ、どんどんと美しさに磨きがかかっていっているのが誇らしいです。

 

バカバカしいように思われるかもしれませんが、アファメーションは確実にあなたの無意識に響き、ゴール側のコンフォートゾーンの臨場感を高めてくれます。

こういった根本的なレベルでの変革を踏まえた上で、実際に具体的なダイエットに取り組んでみてください。

そうすると、驚くほどスムーズにダイエットは成功し、リバウンドとも無縁でいられることでしょう。  

 

《*アファメーションの詳しい説明はこちらの記事を参考にして下さい→「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」》

 

まとめ

今回の記事はダイエットがテーマでした。

コンフォートゾーンの仕組みを理解し、無意識がゴール側を自分らしいと思えるようにすることが大切です。

そのためにはしっかりとゴールを設定し、アファメーションを用いてゴールの臨場感を上げるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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