教育のプロが教える、子供のやる気と結果を引き出すアプローチ

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

子供のやる気を上手に引き出し、なんらかの結果を出させてあげることは、全教育者の悲願であるといえます。 親も同様でしょう。

事実これまでに、そのことに関するさまざまな方法論が語られ、現在も新しい方法論が生み出されています。

そこで今回の記事では、子供のやる気を引き出し、結果を出させてあげるために、コーチングではどのようにアプローチをするかということについて書いていみたいと思います。  

 

人はどんなときにやる気が最大になるか

人はどのようなときにやる気を出すのでしょうか。

答えは実に単純です。

やりたいことをやっている時にこそ、人のやる気は最大になります

実は、やりたいことをやっているときの状態は、やる気があるという表現もそぐわないほど、それをやることが当たり前になってしまいます。

具体的に説明しましょう。

人間は当たり前のように呼吸をしています。

生命維持を前提とすれば、呼吸はどうしてもやりたいことであると言えるはずです。

だからこそ人間は、あえてやる気をだすまでもなく極めて自然に呼吸を行います。

この場合、呼吸へのやる気が高まっているという言い方には違和感を感じるのではないでしょうか。

人はどうしてもやりたいことがあれば、やる気があるという表現ではそぐわないほどに勝手にそれをやってしまうということです。

ちなみにコーチングでは、心からやりたいことのことを want to と呼びます。  

 

have to とクリエイティブ・アヴォイダンス

一方、本当はやりたくないのにやらなくてはならないことを have to と呼びます。

この状態では、人間はパフォーマンスを発揮することができません。

実際にやりたくないことをやっているとき、人のやる気は著しく低下し、できるだけそれをやらなくてもいい状況を作り出そうとします。

このような心の働きを創造的回避(クリエイティブ・アヴォイダンス)といいます。

やらなくてもいい状況を極めて創造的に作り出してしまうのです。 たとえば、いじめにあってしまい、どうしても学校に行きたくない子供がいたとします。

その子が朝起きて学校に行こうとすると、お腹が痛くなり、動けなくなるというような話があります。

また、宿題として提出しなければならないプリントが見つからなくて、学校に向かうことができない、といったことが起きたりもします。

これらの例は、子供にとって have to になっている、いじめっ子のいる学校に行くことを避けるために、子供自身がクリエイティブ・アヴォイダンスを行っていると考えることができます。

 

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want to は爆発的な生産性を生み出す

人は want to でものごとにあたったとき、どのくらいの生産性をあげるのでしょうか。

アメリカの『フォーチュン』誌が年に一回発行、編集するリストであり、アメリカの企業を総収入に基づいてランキングしたものに、フォーチュン500というものがあります。

そのフォーチュン500の企業を対象に、ハーバードビジネススクールとアメリカのコーチング機関であるTPIがある試算を行いました。

その試算によると、やりたいことを自由にやれる文化の企業のほうが、そうではない企業に比べ、実に756倍の利益率を叩き出したのだそうです。

want to のパワーが産み出した数字であると言えます。

もうひとつ具体例をあげましょう。

かつて指導していた子供の例です(守秘義務があるので、話の詳細は大幅に変更しています)。

その子は当初、勉強を落ち着いてすることが難しい状況でした。

まず机に座ることができないし、かろうじて座ったとしてもすぐに立ち上がり、部屋を飛び出すということが何度も繰り返されました。

しかし、時間をかけながら話をし、勉強をすることが自分にとってのwant to であるというマインドが出来上がると、人が変わったように勉強に打ち込むようになりました。

見ていて頼もしいほどに、能動的に勉強に取り組むようになったのです。 当然ながら、成果もどんどんとあがっていきました。

このように、人は want to の時にこそやる気を発揮し、極めて高い生産背を達成できるのです。  

 

want to はゴールを考えることで見えてくる

さてそれでは、ものごとが want to か have to かはどのように決まるのでしょうか。

実はwant to か have to かはゴールによって決定されます。

心から達成したいゴールがまず前提としてあり、そのゴールを達成するためにやることを want to であると考えるのです。

これは考えてみれば当たり前で、達成したいゴールに近づくことがやりたいことであるのは自明でしょう。

たとえば、先ほどの子供の例を考えてみましょう。

その子供に与えた指示は、心から入学したいと思える中学校を探しなさいというものでした。

そのためにいろいろと資料を集め、たくさんの人の意見を聞き、実際に学校を巡るといった行動をとりました。

そしてその結果、自分はここに行きたいという確信を持てる学校が見つかりました。 その学校に入るには、試験を受けなければいけません。

入学のために必要なのが日々の勉強であるという認識が出来上がった瞬間、憑き物が落ちたように勉強に主体的に取り組むことができるようになったのです。

この例からもわかるように、want to について考えるということはゴールについて考えるということなのです。

 

ゴールは自分で決める

その際に大切なのは、ゴールは必ず自分で決定するということです。

よく陥りがちなのは、子供がゴールを決めているようで、実はそのゴールは親や指導者が誘導したものであるというパターンです。

子供は素直ですから、そのゴールがまるで自分のものであるかのように適応しようとします。

しかし、いくら子供が素直であっても、自分をだますことはできません。

いかに親や指導者が上手にゴールを与えても、そのゴールが子供にとって心から達成したいものでなければ、それに向かっていこうというやる気は湧いてこないということです。

当然のことながら結果を出していくこともできません。  

 

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ゴールはできるだけ大きいものにする

また、ゴールはできるだけ大きなものにするということも大切です。

先ほどの例では、どうしても入りたい中学校を選んだということでした。

しかし、実はその選択の前には、将来どんなことをやりたいかという話からはじまり、大学、高校、中学はどのような学生生活を送りたいかを考える段階がありました。

その際には制限をかけず、できるだけ大きなゴールを考えていきます。

世界中をまたにかけた翻訳者になるのもいいですし、ハリウッドで活躍する女優になるのもいいでしょう。

そして、そのためにどんな充実した学生生活を送るか、と考えていきます。 大きなゴールは、大きなエネルギーを生み出します。

何に対するエネルギーかと言えば、いまこの瞬間に行動をとっていくためのエネルギーです。

ゴールが大きく、心から達成したものであるからこそ、日々 want to なことに取り組んでいくための巨大なエネルギーが生まれてくるのです。

 

子供の場合は小さいゴール設定から

とはいえ、子供にいきなり将来の大きなゴールを設定することに難しさを感じるかもしれません。

そこから逆算していまの want to なことを考えていくことに対しても同様でしょう。

たしかに、いきなりそういったことを子供に考えてもらうことは難しいかもしれません。

どうすればいいでしょうか。

小さなゴールであっても自分で決めて達成のために行動をするという一連の流れを子供に習慣づけるのがおすすめです。

こどもに対していきなり大きなゴールを決めなさい、というのではなく、「今日はどんな日にしたい?」と聞き「じゃあどうするの?」と尋ね、「きっとできるよ」といってあげる日々を送るということです。

ここでは、その内容がどうであるとか、実際に達成できたかということは重要ではありません。

そういったことへの親の評価は一切必要ありません。

自分でゴールを設定し、それに向けて行動するというサイクルを子供の中に作ってあげることが重要なのです。

それが習慣になってくれば、やがて大きなゴールについてもしっかりと語り合うことができるようになるはずです。  

 

まとめ

この記事では、子供のやる気と結果を引き出すために必要なことを説明しました。

ゴールを設定し、その達成に必要なwant to なものを見つけることが大切であるということでした。

まずは小さなものでもいいので、自分でゴールを設定し行動する習慣をつけてあげることからはじまるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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教育のプロが教える、子供の心を守るために必要なこと

 

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苫米地式認定コーチの高嶋芳幸です。

この記事を書こうと思ったきっかけは、あまりにも子供の心をないがしろにしている事態が多すぎると感じたことです。

とりわけ勉強を指導するような場面では、ほとんどが子供の心をないがしろにしているように見えます。

そもそも人間の心を扱うためには、それ相応の知識と技術が必要です。

残念なことに、そういった知識と技術がない大人が、子供の心を扱う立場になっているケースが非常に多いのです。

結果として、子供が非常に深刻なダメージを受けることになります。

この記事では、子供の心を扱うという概念を独立して考えられるようになることを世の中に提案し、子供の心を上手に扱うにはどのようにしていけばいいのかについて書いてみたいと思います。  

 

人をコントロールする一番簡単な方法

唐突ですが、人をコントロールするために一番簡単な方法はなんだかお分かりでしょうか。

それは相手の恐怖を利用することです。

たとえば、何かこちらの提案を受け入れてもらいたいことがあったとしましょう。

そしてそのことは、どう考えても相手にとって利益もなく、相手もそのことはわかっていたとします。

通常なら到底提案が通るとは思えません。

確かに、ストレートにそのことを提案したとしても、すげなく断られるのがオチでしょう。

しかし、相手の恐怖という情動をうまく使えば提案が通ってしまうのです。

あまりにも危険なので詳細は書きませんが、実はこのように、相手を恐怖で支配していうことを聞かせるような技術は世の中にたくさんあります

そのほとんどは表に出てくることなく、一部の人が知っているだけにすぎません。

しかし、センスのある人は、誰かに習うことなくある程度そういった技術を再現できてしまうことがあります。

また、そこまで洗練された技術ではなかったとしても、普通の人がいつの間にか恐怖を使って相手を支配するようなアプローチを取っている場合も多くあります。

いずれにせよ、そのような恐怖で相手をコントロールする技術が世の中に存在し、意識的にせよ無意識的にせよそれを用いて対人関係に臨んでいる人たちがいる、ということを理解してください。

 

ある子供の例では

数年前に指導していた子供の話です(守秘義務があるため、話の詳細は大幅に変更しています)。  

 

出会いと印象

中学受験へ向けて学力向上のため、家庭教師として来てほしいという依頼でした。

はじめて会ったその子は非常に物静かで、聡明な印象でした。

実際に話してみると、第一印象の通りの子で、小学生にしてはしっかりとした受け答えのできる、いわゆる優等生的なタイプでした。

とはいえ、融通がきかないのかといえばそういうわけでもなく、時には冗談を言ったり、好きなゲームやテレビ番組の話を楽しそうにしてくれるという側面もありました。  

 

不思議な兆し

しばらく指導を続けているうちに、ある不思議な兆候が見られることに気がつきました。

指導をする内容に関しては、本人に決めさせていたのですが、ある特定の範囲だけは決してやろうとしないのです。

はじめのうちは気がつかなかったのですが、その他の範囲に繰り返し取り組んでいるのを見ているうちに、その範囲だけぽっかりと穴のようになっていることに気がついたのです。

変だなと感じた私は、何気なく「その範囲はやらないの?」と話を振ってみました。

すると、一瞬の間があって、「その範囲はいらないと思う」という答えが返ってきました。  

 

体が震える

数週間後、どうしてもその範囲をやらなければならないという事態が生じました。

その必要性を話し合い、あまり気の進まなさそうな様子でその範囲の勉強を開始しました。

後ろから様子を観察していると、その子がガタガタと震えだしていることに気がつきました。

頭をかきむしり、貧乏ゆすりをし、息をぜえぜえと切らしながらぶつぶつと何かをつぶやいていました。

私はすぐにその範囲の勉強をやめさせ、話を聞くことにしました。

 

真相

結論からいえば、その子はかつて、その範囲ができないことを徹底的に責められたという経験がありました

本来ならばその子が苦手としている範囲を導く役割の大人に、これでもかというくらいに責められたのです。

非常に辛くみじめで、恐ろしい気持ちを味わったそうです。

それでもなんとかその範囲をできるようにならなければと思い、一生懸命取り組んだそうです。

そして、いったんはある程度の成果をあげることができたので、その大人から叱責されることはなくなったそうです。

しかし、あるころから、その範囲に取り組もうとするとどうにも嫌な気分が湧いてくるようになりました。

その範囲をより深く学ぼうとすると、体がしんどくなってしまい、どうしても避けるようになってしまったのです。

もちろんその大人は、子供がその範囲をできるようになってほしいという思いがあり、怒りと共に本人を糾弾したのかもしれません。

しかし、動機が正しいから許されるというものではありません

このように子供が苦しい思いをしている以上、その大人がとった対応はどう考えても間違っていたのです。  

 

恐怖で子供をコントロールすることのツケ

この例からわかることは、恐怖で相手をコントロールすることはできても、その効果は短期的なものであるということです。

さらにたちが悪いのは、取り返しのつかないような心の傷を与えることにもなりかねないということです。

実際に先の例の子供は、たまたま私と話をすることができたので発覚したのですが、この例が氷山の一角であることは容易に想像できます。

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昨今の教育事情

たいへん問題なのは、学校、塾、家庭教師、親などの間で、恐怖を利用して子供にいうことをきかせるという方法論が当たり前のように横行しているという事実です。

そしてそういう人に限って、子供のためを思って厳しく接しているのだうそぶくのです。

「この学校に受かりたいのならこのくらいやらないと危ないぞ!」とか、「こんな勉強量で成績があがると思ってるのか、寝る時間がないくらいやれ!」といわれたという報告がよくきかれます。

残念ながらそういった指導者達は、心を正しく扱う知識、技術がないにもかかわらず、熱意だけが空回りしている状態です。

さらにうがった見方をすれば、ほんとうに熱意があるのかどうかも怪しいと言わざるをえません。

「この子がいうことをきかなければ親の私の立場がない」、「この子の成績が上がらなければ教師の私の評価が落ちる」、「この子が入試に失敗したら、塾の評判が落ちる」など、どうにも自分のためとしか思えないような動機に基づいているような例がたくさん見られるからです。

知識、技術のなさを棚に上げ、恐怖を使ってでも子供をコントロールすることを正当化しようとする例はあまりにも多いのです。  

 

親や教師には同情すべき点もある

しかしながら、そういった指導的立場にある大人たちにも同情すべき点はあります

心を扱う正しい知識、技術を学ぶ機会があまりに少ないどころか、それらが独立した領域として存在するという共通認識が存在しないからです。

学校の先生にしても、塾や家庭教師の先生にしても、ましてや親にしても、心を正しく扱う知識、技術を学ぶことなくその役割につくことができます。

教師は、担当する科目の具体的な内容については審査されても、心を正しく扱うことについて審査されることはないからです。

親も同様でしょう。

だからこそ、本来ならば正しく心を扱うプロが担当するべき領域を、現場にいる親や教師達が受け持たざるを得ないという事態が生じているのです。

現場で子供と接している大人たちの苦労はここからくるものであるといえるでしょう。  

 

子供の心を正しく導くために

さてそれでは、子供と接する際にはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

コーチングの重要なプリンシプルとして、すべての意味のある永続的な重変化・成長は内側からはじまり、外側へと広がっていくというものがあります。

つまり人が変わるときには、まず内側の心の変化があった上で、外側にある世界が変わってくるということです。

たとえば、子供が勉強をできるようになるということは、まず子供自身が勉強ができるとう自信、勉強ができるようになりたいという確信を持つ段階があり、その後実際に勉強ができるようになっていくということです。

ということは、いくら勉強を熱心に教えたとしても、子供自身の心が変わっていかなくては不毛な作業になってしまう可能性が高いということです。

また、さきほどの例でも明らかなように、恐怖を用いて子供をコントロールすることは、子供の心に甚大なダメージを与えるので絶対にやってはいけないということもわかります。

このように、コーチングの理論を用いてうまく子供の成長を促してやることは可能です。

もちろんコーチングが心を正しく扱う唯一のツールだとは言いません。

しかしコーチングの理論は、子供の心を正しく導く方法論がしっかりと確立されているため、子供の心を守るためには極めて有用なツールであると言えます。  

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子供の心を守るための文化

子供の心を守るために今後どのようにしてけばいいのかについて書いてみましょう。

まずは大前提として、心を正しく扱うという領域を、子育てや科目ごとの勉強の指導と切り分けて考える文化をつくる必要があります。

現在では、親や教師たちが現場レベルで子供の心に対応せざるをえない状況です。

正しい技術や知識を持たぬままそういった事態に直面しているため、大人と子供お互いにとって不幸な状況が続いているのです。

だからこそまずは、子供の心を正しく扱うという領域があるのだ、という共通認識を大人の間でつくるべきでしょう。

その上で理想的には、子供を指導する立場の人間はみな心を正しく扱う技術、知識を学ぶことが必須であるという文化をつくるべきです。

知識と技術を学ぶということであれば、コーチングの理論を学ぶということが極めて有用です。  

そうは言っても、親や教師が子供の心を正しく扱うのはなかなか難しいという場合もあるでしょう。

たしかに、何年も勉強を重ねてはじめて教師になるのと同様に、心を扱う専門的な知識や技術も一朝一夕で身につくものではありません。

そういう場合は、「親、教師、コーチ」のように、それぞれの専門領域をきちんと分け合ったチーム体制をつくるべきでしょう。

子供が受験をするという場合を考えてみると、具体的な科目ごとの勉強はそれぞれの教師が担当し、生活におけるケアは親が担当し、心を正しく導く指針をコーチが打ち出すということになります。

このようなチームができれば、それぞれがそれぞれにしか受け持つことのできない専門性を発揮しつつ、子供の心を守りながら正しく目標達成へと導いていくことができるでしょう。

 

まとめ

この記事では、子供の心を守るために必要なことについて書きました。 現在では、正しく心を扱う領域があるという事実が認識されていないことが一番の問題であることを指摘しました。

その上で、子供の心を守るためには、心を正しく扱う専門家との連携プレーが必要であると結論を出しました。

参考にしていただけると幸いです。

 

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片思いを成就させる禁断の5(ファイブ)ステップ


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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

とある会社で働いている女性に、恋愛の相談を受けたことがあります。

その人は、会社の同僚に想いを寄せていたようですが、なかなかそれが実らない、ということでした。

彼女なりにいろいろとアピールをしているようですが、まったくといっていいほどに手応えがないようです。

疲れ切った彼女は、その男性があまりにも鈍感で、何をやってもこちらの気持ちに気づいてくれないのではとまで考えていました。

驚くべきことに、自分の気持ちをはっきりと言葉にして伝えたのにもかかわらず、何もなかったようにスルーされてしまったからです。

そのときにはいくつかのポイントを伝えました。

そこで今回の記事では、そのときの経験をもとに、片思いの相手を射止める方法について考えてみたいと思います。

 

ステップ1:自信を持つ

人はどのような人に惹かれるのかといえば、自信のある人です

ここでいう自信とは、自分はどんなことでもできるという確信を持っている人であり、毎日大好きなことをやってハッピーに日常を過ごしている人のことです。

不思議なもので、人はこのように自信のある人に無条件に惹かれるようにできています。

意中の異性に魅力的な人として見てもらいたいのなら、まずは自信を持つべきです。

そのためにまずは、大好きなものをとことん追求しましょう。

たとえばあなたが女性であるとしたら、ファッションやコスメといった趣味をとことん追求するのもいいでしょう。

しかし、それ以外にもあなたが大好きになれる趣味はたくさんあるはずです。

山登り、音楽、映画、読書、ジム通いなどなど、いまはまだ出会っていないあなたが大好きになれるものはたくさんあります。

貪欲に自分の好きになれるものを探し、それらに没頭しましょう。

そういったことを繰り返していけば、自分が人生においてどんなものを大切にしているのか、ということもわかってきます。

自分が大切にしているものに忠実に生きられるようになれば、あなたはどんどんと自信を高め、どんな人からも魅力的な人として見られるようになるはずです。

ステップ1のまとめ:自分の大切にしたいものに忠実になり、自信を持つ

 

ステップ2:相手を観察する

次のステップは、意中の相手をよく観察することです。

相手のことで頭がいっぱいになってしまうと、どうしても相手のことを見れなくなってしまいます。

相手のことを四六時中考えているものの、あなたの頭の中にあるのは相手のごくごく一面だけということがよくあるのです。

自分の頭の中にある相手のイメージをもとにして突撃しても、相手にとっては迷惑に思われるだけでしょう。

まずは相手のことをよく観察し、できるだけ相手のことを理解しようと努めることです。

意中の相手は人生において何を大切に思い、何を嫌っているのでしょうか。

このことに明確に答えられないのだとしたら、まだまだ相手の観察が足りません。

趣味は何であるのか、好きな食べものは何か、ファッションの好みはどんな感じなのか、仕事のスタンスはどのようなものか、できるだけ様々な角度から相手を観察し、理解にいそしむべきです。

そうすると、意中の相手が心から大切にしているものが見えてきます。

もしあなたがいままで、その相手へとアプローチをかけたにも関わらず相手にされていなかったとしたら、その大切なものを外したアプローチであったはずです。

軌道修正をしていきましょう。

ひとつ実践的なアイデアとしておすすめなのは、共通の知人に意中の相手を分析してもらうことです。

自分で観察すると、どうしても感情が入ってしまうので、相手のことを冷静に見づらいと言えます。

だからこそ、共通の知人に自分では気づけない相手の特徴を教えてもらえれば、あなたの相手への理解は間違いないく深まるでしょう。

ステップ2のまとめ:相手が大切にしているものに気づく

 

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ステップ3:自分と相手の共通点を見る

意中の相手が何を大切にしているのかは見えてきたでしょうか。

あなたのアプローチがうまくいっていなかったのは、あなたのアプローチが相手が大切にしているものに合致していなかったからであるということも理解していただけたでしょうか。

たとえばあなたが和食を作るのが得意だとして、意中の人に和食を振る舞おうとしたとしましょう。

しかし、意中の相手が和食嫌いだとしたら、その行為は良い迷惑になるはずです。

文字にしてみれば当たり前の話なのですが、相手に夢中になってしまうとこういうことがよく起こってしまうのです。

さて、次のステップは、相手と自分の共通点を考えるということです。

つまり、相手の大切なものと、自分の大切なものを同時に満たす状態を考えて欲しいということです。

相手のことが気になり、相手に認められたいという気持ちが出てくると、自分のことをないがしろにしてしまう人がいます。

相手が大切に思うことがわかると、全力でそれに合わせてしまうということです。

しかしこれでは、短期的には成立したとしても、長期的にはあなたの方が参ってしまうでしょう。

相手が大切にしているものがあるのと同時に、あなたにも大切にしているものがあるはずだからです。

そして、それらはどちらも無視できないものなのです。

だからこそこのステップでは、ステップ1で見つけた自分の大切なものと、ステップ2で見つけた相手の大切なものの共通点を考えましょう。

たとえばさきほどの和食の例で考えてみましょう。

相手は、おいしいものを食べることは嫌いではなかったとします。

あなたも和食だけではなく、料理そのものが好きであったとしましょう。

得意だからという理由で和食にこだわることをやめ、洋食や中華を振舞うことができれば、お互いがハッピーになるでしょう。

ステップ3ではこのように、ステップ1で確認した自分が大切にしているものと、ステップ2で確認した相手が大切にしているものに共通点はないかと考えてみてほしいのです。

少しわかりにくいでしょうか。

決して難しく考える必要はありません。

要するに、お互いがハッピーになれる状態をイメージできればよい、ということです。

自分も相手もどちらも我慢することのない関係という視点を持ちましょう。

ステップ3のまとめ:自分と相手が共に満足する状態を探す習慣をつける  

 

ステップ4:視点を未来まで伸ばす

ステップ4では、ステップ3で作った自分も相手も満足するという視点を未来へと伸ばすことに取り組んでいただきたいと思います。

あなたは、自分だけの都合で相手を振り回すことはもうありません。

また、相手に合わせすぎて自分をないがしろにするようなこともありません。

常に自分と相手を同時にハッピーにするというスタンスで、ものを考えることができるようになっているはずです。

今度はその視点を維持したまま、未来はどうありたいかを考えてみましょう。

意中の相手と自分がともにハッピーに過ごす未来はどのようなものであるかをイメージする、ということです。

この場合の注意点としては、遠慮は一切いらないということです。

真面目で思慮深い方に多いのですが、こういった未来をイメージするという作業に遠慮をして本来の自分の願望にブレーキをかけてしまうのです。

自分のイメージの中の話なのですから、遠慮は一切要りません。 現在の観点からそれが可能かどうかは関係がありません。

そんな都合のいい未来なんてやってこないよ、と思われるくらいにハッピーな状態をイメージしてください。

意中の人と幸せな生活を送っていて、その生活の中ではこういうことがあって……と、どんどんとイメージを広げてみましょう。

そして思う存分幸せな気分にひたりましょう。

実は、イメージにひたって幸せな気分に浸るという作業がとても大切なのです。

ステップ4のまとめ:お互いがハッピーな未来のイメージを作る

 

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ステップ5:未来から現在を見て現在を決める

思い切り幸せな気分を味わってもらえたでしょうか。

実は、そのことを考えただけで嬉しくなってくるような幸福な未来こそが、現在を生きるモチベーションとなるのです。

ハッピーな未来を経由して現在を眺めるあなたは、もうすでにこの記事を読む前のあなたではありません。

なぜなら、正しい現在の眺め方を理解してしまったからです。

正しい現在の眺め方とは、ハッピーな未来を経由して眺めるべきものなのです。 最後のステップとして、未来を経由したあなたが現在できることを実際に行っていくという作業をしていただきます。

未来あなたが意中の人と海外に住んでいたとします。

だとしたら、いまはもうすでに海外の情報に通じていてもおかしくないはずです。

未来あなたが意中の人と、経済的に豊かな生活を送っていたとします。

その場合は、いまの収入を向上させるため、スキルを磨くような勉強を始めているかもしれません。

もちろんそれら具体的な内容は人によって違います。

しかし共通して言えるのは、それらのどれもが意中の相手とのハッピーな生活を約束する、どれひとつとして欠かすことのできない重要な現在である、ということです。

このような考え方で現在を過ごすこと、それこそが意中の人への片思いを成就させる秘訣なのです。

ステップ5のまとめ:意中の人との未来から逆算したハッピーな現在を生きる

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

多くの片思いを成就させるための考え方が書かれた文章よりも、少し難しく感じたかもしれません。

そういった方は、各ステップごとにノートに書き出しながらやってみることをおすすめします。

できるだけ丁寧に、できるだけ深く考えながらすすめてほしいのです。

そうすれば、より効果があがることを請け合います。

参考にしていただけると幸いです。

 

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【保存版】コーチングとは何かを知るための用語大辞典

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

コーチングとは何かについて書かれているウェブサイト、書籍はたくさんあります。

職業柄そういったものをたくさん読みましたが、多くはきちんとした理論に基づいて書かれたものではなく、著者の経験をまとめたものになっていることが残念です。

私の提供するコーチングは、科学的な理論に基づいた次世代のコーチングです。

それゆえ、パーソナルコーチングにおいても、セルフコーチングにおいても確実な結果につなげることができます。

しかしながら、理論がしっかりとあるがゆえに、理論の中に含まれる大切な用語を理解することが難しいという面があります。

用語の意味を理解することが難しいのではありません。

用語そのものに含まれる深い意味を捉えることに時間がかかってしまうのです。

そこでこの記事では、用語の深い意味の理解を助けるために、コーチングにおけるそれぞれの用語の定義を確認し、参考になる記事を紹介したいと思います。  

 

1:苫米地式コーチングの概要

コーチングとは、クライアントのゴール設定を促し、ゴールを達成できるマインドの構築をバックアップしていくことです。

そういったコーチとクライアントの関係をコーチングと呼んだり、そこで交わされるやりとりのことをコーチングと呼んだりします。

  「苫米地式コーチングとは何か、理論があるとはどういうことか」では、コーチングにおいて理論があるということはどういうことなのか、また、なぜ理論がなければならないのかについても説明しています。  

コーチングには、パーソナルコーチングセルフコーチングがあります。 パーソナルコーチングとは、コーチングの理論と技術を修めたプロのコーチをクライアントが雇い、定期的なセッションの中でコーチングを行うことです。

セルフコーチングとは、コーチング理論を学んだクライアント自身が、自分に対してコーチングを行うことです。

 

「【決定版】パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いとは」では、パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いについて詳しく説明しています。  

 

2:ゴール

コーチングにおいて最も重要な概念がゴールです。

ゴールとは、達成すべき夢のことです。 いわゆる目標のことであると理解してもよいでしょう。

しかし、一般に言われる夢、目標とはいくつかの点において違いがあります。 その代表的なものは、ゴールは現状の外側に設定しなければならないというプリンシプルです。    

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」では、ゴールは現状の外側にできるだけ大きなものを設定するという、超重要事項について詳しく説明しています。  

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」では、ゴールは複数持ち、バランスが取れたものである必要があるという内容を説明しています。  

「教育のプロが教える、子離れできない親がコーチングを学ぶべき理由」では、子離れできない親は自分のゴールを持っておらす、正しく子離れしていくためには親がゴールを持つべきであると主張しています。

  「「うつ」まで巻き起こす、SNS疲れの原因と対策」では、SNSに疲れてしまうのは、ゴールから考えてSNSを利用するという発想が欠けていて、不必要な情報に振り回されてしまうことにあるという内容を説明しています。  

 

3:エフィカシー

エフィカシーとは、ゴール達成のための自己の能力の自己評価のことです。

エフィカシーの重要な点は、自己評価なので自分で勝手に上げてよいということです。

自分にはこういうゴールがありそれは確実に達成できる、という強い確信がエフィカシーなのです。

以下の記事では、エフィカシーの詳しい説明と、どのようにすれば効果的にエフィカシーを上げていけるかについて書いています。

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」では、エフィカシーという概念の詳細な説明と、その本質は自分で勝手に上げることであるという内容が書かれています。

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)」では、エフィカシーを上げるために、エフィカシーが高い人との人間関係を作ることが効果的であると主張しています。

 

4:コンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは、その人にとっての安心できる領域のことを意味します。

現状の外側にあるゴールを達成しようと思うのなら、いま自分がいるコンフォートゾーンを飛び出す必要があります。

その際には、不安な気持ちが湧いてくることが多く見られます。

そういった不安な気持ちをうまくコントロールし、コンフォートゾーンを飛び出すにはコツがあります。  

 

「コーチングの理論で考える失敗しない転職の仕方」では、転職とはコンフォートゾーンを飛び出すことそのものであり、そのことを理解しておくことが転職を成功させることにつながるという記事です。

  「教育のプロが教える、子供に自信をつけさせるとっておきの方法」では、子どもが成長し、親のコンフォートゾーンから飛び出そうとした結果、親は無意識に子どもの自信をくじくようなことがある危険性を指摘しています。  

「痩せられない人必見! ダイエットをしても痩せない真実の理由とは」では、ダイエットで痩せられない場合の本質は、太っていること自体がコンフォートゾーンになっており、そのコンフォートゾーンを移動させるという発想ができていないという説明をしています。

  「コーチング理論から考える、後悔しない生き方をするために」では、後悔はコンフォートゾーンを飛び出す怖さを味わわないですむためにしているのではという厳しい指摘をしています。  

 

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5:抽象度

抽象度とは、情報量で概念を並べ替えた上下関係のことを意味します。

「コート、ジャケット、パンツ」という概念をひとつ抽象度を上げて見ると「衣服」となります。

このような関係を抽象度の上下関係というのです。 コーチングにおいては、ものごとの抽象度を上げて観察することがたいへん重要視されます。

その結果、低い抽象度で見ていたときに解決できなかった問題の解決方法がひらめいたりするからです。

 

  「職場の人間関係に疲れた人が意識するべきたったひとつのこと」では、人間関係の問題を、抽象度をあげて観察することによって解決するというやり方を提案しています。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ」は、経営者とは組織内でもっとも抽象度の高い人であり、他の人には見えないものが見えているため、孤独に陥るのは必然であるという内容の記事です。  

「振られた恋人と復縁するための5(ファイブ)ステップ」では、振られた恋人との復縁は、自分だけのハッピーではなく、抽象度をひとつあげたお互いのハッピーを未来に設定することが大切であると主張しています。  

 

6:スコトーマ

スコトーマとは、心理的な盲点のことを言います。

何かに意識を向けて注目するということは、それ以外が意識の外側に隠れてしまうことになります。

この意識の外側の領域や、外側に隠れたしまったもののことをスコトーマといいます。

ゴールを達成していくためには、このスコトーマの中にある今まで自分の認識にあがらなかった新しい情報を手に入れていく必要があります。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ(後編)」では、スコトーマが生じるメカニズムと、経営者はスコトーマを外してくれるコーチを雇うと大きなメリットがあると説明しています。  

「嫌な上司をこの世から消し去る技術」では、上司と折り合いのつかない人は、スコトーマの原理を逆手に取り、嫌な上司をスコトーマの中に入れて認識できないようにするという解決方法を提案しています。  

 

 

7:ブリーフシステム

ブリーフシステムとは、その人が持っている信念の集合のことをあらわします。

信念とは、コーヒーと紅茶があったときにはコーヒーを選ぶ、というように無意識レベルでの選択、判断、評価そのものであるといえます。

記憶によって出来上がった信念の集合であるブリーフシステムが、その人の人格であると考えることができます。

ゴールを達成するためには、現在のブリーフシステムが変容していく必要があります。  

 

「教育のプロが教える、感情に任せて子供を怒るのがよくない理由」では、勉強ができない子供はブリーフシステムがそのように出来上がっており、その原因は親が感情にまかせて子供を叱責したことにあるという注意を喚起しています。

 

8:ドリームキラー

ドリームキラーとは、ゴールを設定した際に現れるゴール達成を否定する存在のことを言います。

親はもっともドリームキラーになりやすい存在です。

ドリームキラーは、大きなゴールを設定して動き始めると必ず出現するので、あらかじめ対策を講じておく必要があります。

もっとも効果的な対策は、ゴールは不用意に他人に教えないというものがあります。  

 

「25倍収入を増やすことのできるマインドの構築法」では、収入を上げるというゴールを設定すれば、必ずドリームキラーが現れることを指摘し、そのメカニズムと対策について説明しています。

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9:セルフトーク

セルフトークとは、人間が自分自身に語りかける言語のことを言います。

セルフトークの中には、言葉に出されたつぶやきや、言語としてはっきりとして知覚できないような想念も含まれます。

セルフトークの積み重ねがその人の人格を作り上げていきます。 ゴールを達成できた自分になっているということは、ゴールにふさわしいセルフトークを日常から繰り返しているはずであると考えることができます。  

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」では、自信のない状態はセルフトークの結果であると指摘したのち、セルフトークをコントロールする具体的なステップを紹介しています。  

 

10:have to、want to

have to、want to はそれぞれ、やらなければならないこと、やりたいことと理解することができます。

コーチングが目指すのは、have to が 0%であり want to が 100%である状態です.。

また、人間は want to の状態であるからこそ能力を発揮することができます。

ゴールを達成するために能力を発揮するには、そのゴールが want to である必要があります。  

 

「そうはいってもやりたいことが見つからないんです」そんな人がどう考えるべきか」では、want to なことだけをやるべき理由を説明したのち、どのようにすればやりたいことが見えてくるのかを段階的に提示しています。  

「やりたいことがありすぎて困っている人の頭の中」では、やりたいことがありすぎて困っている人は、それらの中に他人から仕掛けられた have to なものが紛れ込んでいる可能性を指摘しています。  

「教育のプロが教える、子どもに読書の習慣をつける4つのアイデア」では、読書をするさまざまなメリットを紹介したのち、子供に読書の習慣をつけてあげるには、いかに want to で子供自身が取り組める読書環境を用意してあげられるかが大切であると主張しています。

 

11:臨場感

臨場感とは、五感を通じて生成された情動や体感に結びついたリアルな感じのことを言います。

ゴールを設定した際に重要なのは、現実の世界よりもゴールの世界の臨場感を上げることです。

目の前の世界の臨場感はあまりにも高いので、ゴールの臨場感を勝たせるには工夫が必要です。  

「コーチング理論から考える目標設定のリアリティを上げる方法」では、ゴールを達成するためになぜ臨場感を高める必要があるのかを説明したのち、ゴールの臨場感を高める具体的なワークを紹介しています。  

 

12:ステータス・クオ

ステータス・クオとは、大きな構造的変化が起こらないままやってくるであろう未来も含んだ現状のことを意味します。

ゴールを達成するには、この現状から外へと飛び出していく必要があります。

ステータス・クオを飛び出すためのポイントは、大きな構造的変化が起こらなければ達成できないようなゴールを設定することです。

  「考えすぎる性格の人が行動するために知ってほしいこと」では、ステータス・クオの中でいくら一生懸命行動しても、状況は大きく変わらないということを指摘した上で、考えることをいったんやめて直感で動くことを勧めています。  

「クリエイティブ(創造的)な仕事をしたい人が知っておくべきこと」では、真のクリエイティブとはステータス・クオの外側にあるものであり、そのためは、want to のゴール設定、大量の知識、ステータス・クオの外側に飛び出す勇気が必要であると主張しています。

 

13:アファメーション

アファメーションとは、自分に向けて唱える肯定的な言葉のことを意味します。

ゴールに合致したアファメーションを日々唱えることで、ゴールを達成した状態のマインドを積極的に作っていくことができます。

そのようなマインドができた結果、ゴールが達成されるのです。

  「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」では、アファメーションを唱える有用性を述べたのち、正しいアファメーションの作り方について解説しています。

 

まとめ

この記事では、苫米地式コーチングにおける用語の意味を解説し、その理解を助ける記事を紹介しました。

実はコーチングにおいて重要なことは言葉で説明できる理論ではなく、言葉を超えた体感にあります。

コーチを雇うということはその体感を共有することなのです。

とはいえ、そういった体感は、理論を理解しておいたほうが強力になることはいうまでもありません。

ぜひ、この記事を活用し、理論を勉強していただけるとうれしいです。

 

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コーチング理論から考える目標設定のリアリティを上げる方法

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

コーチングの理論で最も重要な概念は、ゴールです。

ゴールについて考えることからコーチングは始まると言っても過言ではありません。

だからこそこれまでの記事の中で、さまざまな言い方でゴールの重要性を説いてきました。

もし、ゴールに関して基本的な理解がない方は、まず先にこちらの記事をご覧ください。  

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」  

 

さて、ゴールを設定することができたとしましょう。

次はそのゴール達成に向けて進むということになります。

具体的に何をやっていくかは、そのゴールがなんであるかによって違うわけですが、どんなゴールを目指すにせよ共通してやるべきことはたくさんあります。

そのひとつが、ゴールの世界の臨場感を上げることです。

そこでこの記事では、なぜゴールの世界の臨場感を上げなければならないのか、そして、そもそも臨場感とは一体なんなのかについて書いてみたいと思います。  

 

ゲシュタルト

コーチングの概念でゲシュタルトという言葉があります。

もともとは心理学の用語で、部分が寄り集まってできあがるひとつの全体のことを指します。

たとえば、カタカナで「レ」、「ム」、「ッ」、「ト」、「ハ」の文字が並んでいたとします。

これを並べ替えてつなげると、「ハムレット」という言葉になります。

ご存知の通り「ハムレット」とはシェイクスピアの戯曲をあらわします。

意味を持たなかったひとつひとつのカタカナに、秩序が与えられると、全体として新しい意味が生まれたのです。

また、「ハムレット」という全体像があるからこそ、それぞれの文字がなぜそこに並んでいるのかという意義も決まってきます。

このような部分と全体が双方向性を持ちながら示される全体像のことをゲシュタルトといいます。  

 

私たちの世界はゲシュタルトのひとつ

私たちひとりひとりの現実も、このゲシュタルトであると考えることができます。

主に過去の記憶を中心とした材料をもとに、この世界を眺め、ひとつの世界として認識をしています。

その意味で、わたしたちの現実はゲシュタルトであるといえるのです。

ただし、それぞれが持っている現実というゲシュタルトは形が違います。

なぜなら、それぞれの過去の経験にひとつとして同じものはないからです。

長年陶芸家として過ごし、土と共に生きてきた人にとって、コンクリートに塗り固められた都会はいかにも貧しい現実として目に映るでしょう。

しかし、近代的な科学を修めた人にとっては、最先端の知見が詰まったエキサイティングな現実世界として都会を認識します。

このように、人によって現実世界のゲシュタルトは違うものとして認識されるのです。  

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ふたつのゲシュタルト

さて、目の前の現実世界がゲシュタルトであるということは理解いただけたでしょうか。

次に述べたいのは、ゴールの世界もひとつのゲシュタルトであるという事実です。

いま、ここに存在しないゴールの世界をゲシュタルトであると捉えることには、違和感を感じられるかもしれません。

しかし、たとえそれが目の前にあるわけではなくてもも、なんらかの情報が組み合わさった世界としてゴールの世界を捉えるのならば、それをゲシュタルトと考えることができるはずです。

そこに本質的な違いはありません。

ゴールを設定した瞬間に、今目の前の現実世界としてのゲシュタルトと、ゴールの世界の理想的なゲシュタルトが存在することになるのです。

そして、ゴールのゲシュタルトは、ゴールを設定したあなたにとって理想的なゲシュタルトであると言えます。  

 

ゲシュタルトはふたつは同時に維持できない

実はゲシュタルトは、2つ以上同時に維持することができないという性質を持ちます。

つまり、2つのゲシュタルトを持とうしても、どちらかが淘汰されてしまうということです。

たとえば、さきほどの「ハムレット」の例ですが、「ハムレット」であると認識できてしまったら、もう単なる無意味なカタカナの5つ文字であるという認識を持つことはできません。

どうしても「ハムレット」に見えてしまうのです。 このように、ゲシュタルトは同時に2つ以上を維持することができないのです。

 

臨場感

では、ゲシュタルトが2つあったとして、どちらが維持されるかはどのように決まるのでしょうか。

これは臨場感の高い方が選ばれるのです。 臨場感とは五感を通じて生成される情動や体感に結びついたリアルな感じのことです。

さきほどの例で言うと、カタカナの5つの文字には意味がなく、それゆえなんの情動も体感も湧き上がってきません。

しかし、「ハムレット」となると、文学としてハムレットを読んだ経験であるとか、好きだったあの子が敬愛していた作品であるとか、ありとあらゆる情動や体感に結びついた記憶が湧きあってきます。

直接的に意識できるかどうかは別として、無意識ではそれを感じることができます。

だからこそ、一度「ハムレット」というゲシュタルトができあがると、単なるカタカナの5文字とは認識しづらくなってしまうのです。

これは、「ハムレット」という言葉の方に臨場感があるからだといえます。  

 

ゴールのコンフォートゾーンを強めるのが臨場感

ゴールを設定したときの、目の前の現実のゲシュタルトと、ゴールの世界のゲシュタルトに関しても同様のことが言えます。

原理上ゲシュタルトは2つ以上維持されないので、目の前の現実のゲシュタルトか、ゴールの世界のゲシュタルトかのどちらかしか選ばれないということになります。

そして、より臨場感が高い方が選ばれるということでした。

厳しいのは、現実の目の前にあるゲシュタルトの臨場感は異常なほど高いということです。

考えてみれば当たり前の話で、現実に目の前にあるのだから五感すべてを通じて物理的に感じ取ることができます。

実際に匂いをかいだり、手で触ったり、舐めてみたりできるほどです。 対してゴールのゲシュタルトは、頭の中には確かにあるものの、あくまで情報的なものなので、それだけでは臨場感が極めて低いといえます。

ということで、設定したゴールのゲシュタルトが選ばれる、つまりゴールを達成するためには、ゴールの世界のゲシュタルトの臨場感を高めていく必要があるといえます。  

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臨場感を高める具体的なワーク

ではどのようにしてゴールの世界の臨場感を上げていけばいいのでしょうか。

ひとつは、ゴールの世界の物理的な先取りをするということです。 たとえばあなたのゴールが芥川賞をとるような作家になるということだったとします。

この場合、自分が芥川賞をとったとしたら経験しているであろう物理的なものごとを先に経験してしまうということです。

芥川賞をとるくらいの作家なのだから、紀尾井町にある文藝春秋社には何度か顔を出したことくらいあるでしょう。

また、受賞後は都内のホテルで会見があるでしょうから、パブリックな場所に出ても恥ずかしくない服も持っているはずです。

このように考えていけば、ゴールの世界の経験はいくらでも思い浮かぶはずです。

それを先にやってしまい、そこで感じる情動や体感を蓄積し、いまはまだ臨場感の低いゴールの世界に付け加えていくのです。

そうすればゴールの世界の臨場感はぐんぐんと上がっていくでしょう。  

 

アファメーション

また、アファメーションを唱えるのも臨場感をあげるのには効果的です。

アファメーションとは、自分に対して唱える肯定的な言葉のことです。

アファメーションの作り方にはいくつかルールがあるのですが、その中に「うれしい、たのしい、気持ち良い、ほこらしい、すがすがしいといった感情を表す言葉を入れる」というものがあります。

これには、ゴールを達成できる自分であるという言葉に感情を喚起する言葉を乗せることで、より臨場感を高めようという狙いがあるのです。

芥川賞をとる作家になるというゴールであるとしたら、こんな感じでしょうか。

 

わたしは芥川賞をとるにふさわしい作品をどんどんと生み出す毎日を過ごしてて、そんな自分のことが誇らしくてたまらない  

 

こういったアファメーションを唱えることでも、ゴールの世界の自分の臨場感は高まり続けます。

臨場感が高まれば、そちらのゲシュタルトが採用されるということでした。

それはまさに、いま目の前にある物理的な世界が変わっていくということです。

そのプロセスが、ゴールを達成していくことに他ならないのです。  

《*アファメーションに関する詳しい内容はこちらを参考にしてください⇨「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」》  

 

まとめ

ゴールを達成するには、ゴールのゲシュタルトの臨場感を上げる必要があります。

臨場感とは、五感を通じて生成される情動や体感に結びついたリアルな感じのことでした。

ゴールの臨場感をあげるには、ゴールの物理的な経験を先取りすること、アファメーションなどが有効であるということでした。

ぜひ参考にしてみてください。

 

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