「社会に出る前の君に伝えておきたいこと」

 

この記事は、社会に出る前のあなたがどのように人生を創っていくべきかについて書かれた記事です。


これから社会に出るにあたって知っておくべきことはたくさんありますが、本当に重要なことは少ししかありません。
なぜなら、物事の本質とは常にシンプルなものだからです。もちろん、本質のみでその他のことを学ぶ必要がないわけではありません。むしろ、そのシンプルな本質の深い意味をより理解するために、たくさんの(それも驚くべきほどたくさんの)ことを学ぶ必要があります。しかしながら、同じたくさんのことを学ぶにしても、シンプルな本質、すなわち、社会に出る前のあなたにとって重要なことをわかっておくかどうかは、長いキャリアの中で雲泥の差を生むでしょう。では、その重要なこととは何でしょうか。

社会に出る前のあなたが知っておくべき重要なこととは、これからあなたは「今の自分のままでは達成困難などうしても目指したい目標を持つべきである」ということです。そして、「目標に向かってやりたいことだけをやって生きていくべきであるということ」です。このような目標のことをゴール(Goal)と言います。つまりあなたは、「ゴールを設定し、その達成のために毎日やりたいことばかりやるべきだ」ということです。

ゴールがなかなか見つからない場合は、仮のものを設定しましょう。私に相談を寄せる方の中からも多く聞かれる声が「ゴールが見つかりません」というものです。「ゴールを設定したものの、これが正しいのかわかりません」という声もよく聞かれます。実はそれは無理もないことなのです。なぜなら、私たちの多くは外側から何らかのゴールを与えられ、そのゴールに自分を最適化するための訓練をさせられてきました。その代表例が学校のテストです。テストでは先生が作った問題に多く正解することがゴールとされます。要は他人が作ったゴールに向かって走らされるのです。このように、私達はそもそもゴールを設定することに慣れていません。こういう人は厳密に考えず、仮のゴールでも構わないのでとにかく設定し、動き始めるとよいでしょう。

また、「私のゴールは間違いなくこれだ」と自信満々であったとしても、残念ながらそのほとんどは偽物です。もちろん、人生の早い段階で本物のゴールを手に入れている人もいるでしょうが、やはり大多数は偽物であると言っても過言ではないはずです。なぜなら「達成したいゴール」かどうかを判断している「私」の判断基準は、過去に外側から入ってきた「私以外」の情報によって出来上がっているからです。親、教師、常識、メディア、書籍、友人といった、あなたにとって重要であった人から入ってきた情報によってあなたの現在の価値観は出来上がっています。簡単に言えば、影響力が強い人が良いといったから自分も良いと感じているということです。その価値観をもとに「私のゴールはこれだ」と選んだものが、本物のあなたのゴールなわけがないはずです。


しかし、たとえ仮のゴールであっても、あるいは偽物のゴールであっても、設定してそれを目指し動くことにこそ重要な意味があります。
実は社会に出る前のみなさんのような方がゴールを設定する意味は、本物のゴールを設定してそれを達成するためではありません。本物のゴールを発見するサイクルに入るためです。仮のものでも偽物でも、それに向かって動いていく中で、様々な人と出会い、知識を得て、実に多くの貴重な経験を積んでいきます。新しいものが自分の中に入るたびに、あなたの最初に設定したゴールを進化を遂げ、それまでの価値観に縛られたものから、自分の足で作り上げていった価値観に基づく自分だけのものになっていきます。少しづつそうなるのです。もちろん、それすら外側から入ってきた情報によって作られたものです。しかし、そういう経験を繰り返す中で、そんな自分の価値観自体を吟味する視点も出来上がっていきます。新しい情報を吸収し、自己を吟味し、そしてまた行動する。このようサイクルを繰り返します。そしてあるとき自分の本物のゴールはこれだと「直感」するときがやってくるのです。なぜだか分かりませんが、その瞬間は必ず本人にだけは分かるのです。

刷り込まれた自分の価値観を疑って、本物のゴールを発見しましょう。そのプロセスの中でみなさんの生産性は高まり、自分だけではなく人のためにも生きることの喜びを知ることでしょう。本物の仲間を手に入れ、やりたいことだけやる人生を選択できるでしょう。本物のゴールに向かう中でやることは、すべてがやりたいこととなるはずです。やりたいことだけやって生きるなんて無理だという世の中の嘘に負けてはいけません。君のゴールなど叶うはずがないという心無い言葉を受け入れてはいけません。そんなものは、自分自身がそのように生きられていない人のやっかみか、あなたに嫌なことをやらせてあなたの人生をコントロールしようとする人の謀略です。誰の言葉を聞くのかは、すべて自分で決めるのです。自分の人生を誰か他の人の手に委ねてはいけません。一人でも多くのこれから社会に出ようとする人が、自分の人生を自分の手で創っていけるようになることを祈っています。


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「仕事が嫌で仕方がない人が読む記事」

 

この記事は、仕事が嫌で仕方ないという問題を抱えた人が、マインドを上手に使い、どのように解決すればいいかについて書かれています

仕事が嫌で仕方がないという人がいます。私はそういった話を聞くと「別に仕事が嫌でもいいんじゃないですか」と言ってみることがあります。もし、そんな私に対して「それもそうですね」という反応をするとしたら、その人はそもそも大して仕事が嫌ではなかったということでしょうから問題ないでしょう。「いや、それでもどうしても嫌なんです」という人がいたとすれば、それはそれで問題ありません。その人は仕事が嫌であるという自分の意思がしっかりとしているわけですから、望みがあると言えます。望みがあるとは一体どういうことか、この問題について深く考えていきましょう。

仕事が嫌であることの問題点は、生産性が落ちてしまうことです。人間は嫌な仕事を行う際には、生産性が高まらないようにできています。なるべくそのことをやらなくて済むように、創造的な方法を発見します。このマインドの働きをクリエイティブアヴォイダンス(creative avoidance)と言います。人間は嫌な仕事をする場合において、クリエイティブに生産性が高まらないようなやり方をやってしまうということです。


仕事が嫌である場合、当人の心身に悪影響であることも問題点としてあげられます。
先程述べたクリエイティブアヴォイダンスの最たる例が、体調不良です。体調不良であれば、嫌な仕事をやらなくてもすむ言い訳がたちます。もちろん、昨今では多少体調が悪いくらいで大手を振って休めるという状況ばかりではないでしょう。しかし、そうは言っても、体調も良く元気いっぱいのときよりは嫌な仕事をやらなくてもいいという言い訳が立ちます。人間は、嫌な仕事から逃げ出すためには自分の体の具合を悪くすることすら起こしてしまいます。

ところで、コーチングでは、モチベーション(動機づけ)を2つに分類して考えます。1つ目は、制限的モチベーション(restirictive motivation)です。制限的モチベーションとは、「~してはいけない」「~しなければならない、さもないと~になる」といった考えをもとにした動機です。つまり、禁止や恐怖によって、本来は望まない方向へと突き動かされている状態です。当然のことながら、こういった動機のもとで仕事をしようと思っても生産性は上がりません。上記のように、人間はそもそも嫌なことをできないようにできているからです。また、リラックスできないからという理由もあります。リラックスできないということは、抽象的な思考を正しく行うことができず、結果として生産性を高めることが難しくなります。

2つ目は、建設的モチベーション(constructive motivation)です。建設的モチベーションとは「~したい」「~を選ぶ」「~が好きだ」という考えをもとした動機です。建設的モチベーションに基づいて行動がなされた状態や、あるいはその行動そのもののことをコーチングでは want to と呼びます。want to の状態のとき、人は創造的になり、パフォーマンスを向上させ、高い生産性を実現します。ものごとの高い生産性を実現できるかどうかは、いかに建設的モチベーションにもとづいて物事を行うかにかかっているのです。


仕事が嫌で仕方がないという人は、制限的モチベーションにもとづいて仕事をおこなっている可能性が極めて高いと言えます。
つまり、本人の能動的な自己決定の結果行っていないからであるということです。簡単に言えば、本音ではやりたくないのにもかかわらず、やらないと怒られるとか、やらないと食いっぱぐれるとかいった気持ちで行っているからです。ということは、仕事そのものの側に問題があるのではなく、仕事をどのようなモチベーションにもとづいて行っているかというあなたのマインドの使い方に問題があるとわかりました。


仕事が嫌だという気持ちを大切にし、自分の責任で続けるなりやめるなりを決めましょう。
つまり、制限的モチベーションにもとづいて行っていた仕事を、自分の中で建設的モチベーションに基づくものに書き換えるのです。「やりたい」「選ぶ」「好きだ」という気持ちに基づいてのみ仕事を行うのです。これがうまくいけば、まったく同じ仕事をやっていても、嫌な気持ちがなくなります。もし、今の仕事の中でどうしてもそれを見出だしことができなければ、辞めて次を探すだけです。辞めてやりたい仕事をやれば、それはそれで問題解決です。冒頭で仕事が嫌だという自分の意思がある人は希望があると書きました。嫌な気持を尊重した上で、上手にマインドを使い、建設的モチベーションで仕事と向かい合えるような環境を作り出しましょう。そうすればあなたは、高い生産性を発揮し、社会にとって益々かけがえのない存在になっていくことでしょう。

 

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教育のプロが教える、子供のやる気と結果を引き出すアプローチ

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

子供のやる気を上手に引き出し、なんらかの結果を出させてあげることは、全教育者の悲願であるといえます。 親も同様でしょう。

事実これまでに、そのことに関するさまざまな方法論が語られ、現在も新しい方法論が生み出されています。

そこで今回の記事では、子供のやる気を引き出し、結果を出させてあげるために、コーチングではどのようにアプローチをするかということについて書いていみたいと思います。  

 

人はどんなときにやる気が最大になるか

人はどのようなときにやる気を出すのでしょうか。

答えは実に単純です。

やりたいことをやっている時にこそ、人のやる気は最大になります

実は、やりたいことをやっているときの状態は、やる気があるという表現もそぐわないほど、それをやることが当たり前になってしまいます。

具体的に説明しましょう。

人間は当たり前のように呼吸をしています。

生命維持を前提とすれば、呼吸はどうしてもやりたいことであると言えるはずです。

だからこそ人間は、あえてやる気をだすまでもなく極めて自然に呼吸を行います。

この場合、呼吸へのやる気が高まっているという言い方には違和感を感じるのではないでしょうか。

人はどうしてもやりたいことがあれば、やる気があるという表現ではそぐわないほどに勝手にそれをやってしまうということです。

ちなみにコーチングでは、心からやりたいことのことを want to と呼びます。  

 

have to とクリエイティブ・アヴォイダンス

一方、本当はやりたくないのにやらなくてはならないことを have to と呼びます。

この状態では、人間はパフォーマンスを発揮することができません。

実際にやりたくないことをやっているとき、人のやる気は著しく低下し、できるだけそれをやらなくてもいい状況を作り出そうとします。

このような心の働きを創造的回避(クリエイティブ・アヴォイダンス)といいます。

やらなくてもいい状況を極めて創造的に作り出してしまうのです。 たとえば、いじめにあってしまい、どうしても学校に行きたくない子供がいたとします。

その子が朝起きて学校に行こうとすると、お腹が痛くなり、動けなくなるというような話があります。

また、宿題として提出しなければならないプリントが見つからなくて、学校に向かうことができない、といったことが起きたりもします。

これらの例は、子供にとって have to になっている、いじめっ子のいる学校に行くことを避けるために、子供自身がクリエイティブ・アヴォイダンスを行っていると考えることができます。

 

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want to は爆発的な生産性を生み出す

人は want to でものごとにあたったとき、どのくらいの生産性をあげるのでしょうか。

アメリカの『フォーチュン』誌が年に一回発行、編集するリストであり、アメリカの企業を総収入に基づいてランキングしたものに、フォーチュン500というものがあります。

そのフォーチュン500の企業を対象に、ハーバードビジネススクールとアメリカのコーチング機関であるTPIがある試算を行いました。

その試算によると、やりたいことを自由にやれる文化の企業のほうが、そうではない企業に比べ、実に756倍の利益率を叩き出したのだそうです。

want to のパワーが産み出した数字であると言えます。

もうひとつ具体例をあげましょう。

かつて指導していた子供の例です(守秘義務があるので、話の詳細は大幅に変更しています)。

その子は当初、勉強を落ち着いてすることが難しい状況でした。

まず机に座ることができないし、かろうじて座ったとしてもすぐに立ち上がり、部屋を飛び出すということが何度も繰り返されました。

しかし、時間をかけながら話をし、勉強をすることが自分にとってのwant to であるというマインドが出来上がると、人が変わったように勉強に打ち込むようになりました。

見ていて頼もしいほどに、能動的に勉強に取り組むようになったのです。 当然ながら、成果もどんどんとあがっていきました。

このように、人は want to の時にこそやる気を発揮し、極めて高い生産背を達成できるのです。  

 

want to はゴールを考えることで見えてくる

さてそれでは、ものごとが want to か have to かはどのように決まるのでしょうか。

実はwant to か have to かはゴールによって決定されます。

心から達成したいゴールがまず前提としてあり、そのゴールを達成するためにやることを want to であると考えるのです。

これは考えてみれば当たり前で、達成したいゴールに近づくことがやりたいことであるのは自明でしょう。

たとえば、先ほどの子供の例を考えてみましょう。

その子供に与えた指示は、心から入学したいと思える中学校を探しなさいというものでした。

そのためにいろいろと資料を集め、たくさんの人の意見を聞き、実際に学校を巡るといった行動をとりました。

そしてその結果、自分はここに行きたいという確信を持てる学校が見つかりました。 その学校に入るには、試験を受けなければいけません。

入学のために必要なのが日々の勉強であるという認識が出来上がった瞬間、憑き物が落ちたように勉強に主体的に取り組むことができるようになったのです。

この例からもわかるように、want to について考えるということはゴールについて考えるということなのです。

 

ゴールは自分で決める

その際に大切なのは、ゴールは必ず自分で決定するということです。

よく陥りがちなのは、子供がゴールを決めているようで、実はそのゴールは親や指導者が誘導したものであるというパターンです。

子供は素直ですから、そのゴールがまるで自分のものであるかのように適応しようとします。

しかし、いくら子供が素直であっても、自分をだますことはできません。

いかに親や指導者が上手にゴールを与えても、そのゴールが子供にとって心から達成したいものでなければ、それに向かっていこうというやる気は湧いてこないということです。

当然のことながら結果を出していくこともできません。  

 

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ゴールはできるだけ大きいものにする

また、ゴールはできるだけ大きなものにするということも大切です。

先ほどの例では、どうしても入りたい中学校を選んだということでした。

しかし、実はその選択の前には、将来どんなことをやりたいかという話からはじまり、大学、高校、中学はどのような学生生活を送りたいかを考える段階がありました。

その際には制限をかけず、できるだけ大きなゴールを考えていきます。

世界中をまたにかけた翻訳者になるのもいいですし、ハリウッドで活躍する女優になるのもいいでしょう。

そして、そのためにどんな充実した学生生活を送るか、と考えていきます。 大きなゴールは、大きなエネルギーを生み出します。

何に対するエネルギーかと言えば、いまこの瞬間に行動をとっていくためのエネルギーです。

ゴールが大きく、心から達成したものであるからこそ、日々 want to なことに取り組んでいくための巨大なエネルギーが生まれてくるのです。

 

子供の場合は小さいゴール設定から

とはいえ、子供にいきなり将来の大きなゴールを設定することに難しさを感じるかもしれません。

そこから逆算していまの want to なことを考えていくことに対しても同様でしょう。

たしかに、いきなりそういったことを子供に考えてもらうことは難しいかもしれません。

どうすればいいでしょうか。

小さなゴールであっても自分で決めて達成のために行動をするという一連の流れを子供に習慣づけるのがおすすめです。

こどもに対していきなり大きなゴールを決めなさい、というのではなく、「今日はどんな日にしたい?」と聞き「じゃあどうするの?」と尋ね、「きっとできるよ」といってあげる日々を送るということです。

ここでは、その内容がどうであるとか、実際に達成できたかということは重要ではありません。

そういったことへの親の評価は一切必要ありません。

自分でゴールを設定し、それに向けて行動するというサイクルを子供の中に作ってあげることが重要なのです。

それが習慣になってくれば、やがて大きなゴールについてもしっかりと語り合うことができるようになるはずです。  

 

まとめ

この記事では、子供のやる気と結果を引き出すために必要なことを説明しました。

ゴールを設定し、その達成に必要なwant to なものを見つけることが大切であるということでした。

まずは小さなものでもいいので、自分でゴールを設定し行動する習慣をつけてあげることからはじまるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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【保存版】コーチングとは何かを知るための用語大辞典

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

コーチングとは何かについて書かれているウェブサイト、書籍はたくさんあります。

職業柄そういったものをたくさん読みましたが、多くはきちんとした理論に基づいて書かれたものではなく、著者の経験をまとめたものになっていることが残念です。

私の提供するコーチングは、科学的な理論に基づいた次世代のコーチングです。

それゆえ、パーソナルコーチングにおいても、セルフコーチングにおいても確実な結果につなげることができます。

しかしながら、理論がしっかりとあるがゆえに、理論の中に含まれる大切な用語を理解することが難しいという面があります。

用語の意味を理解することが難しいのではありません。

用語そのものに含まれる深い意味を捉えることに時間がかかってしまうのです。

そこでこの記事では、用語の深い意味の理解を助けるために、コーチングにおけるそれぞれの用語の定義を確認し、参考になる記事を紹介したいと思います。  

 

1:苫米地式コーチングの概要

コーチングとは、クライアントのゴール設定を促し、ゴールを達成できるマインドの構築をバックアップしていくことです。

そういったコーチとクライアントの関係をコーチングと呼んだり、そこで交わされるやりとりのことをコーチングと呼んだりします。

  「苫米地式コーチングとは何か、理論があるとはどういうことか」では、コーチングにおいて理論があるということはどういうことなのか、また、なぜ理論がなければならないのかについても説明しています。  

コーチングには、パーソナルコーチングセルフコーチングがあります。 パーソナルコーチングとは、コーチングの理論と技術を修めたプロのコーチをクライアントが雇い、定期的なセッションの中でコーチングを行うことです。

セルフコーチングとは、コーチング理論を学んだクライアント自身が、自分に対してコーチングを行うことです。

 

「【決定版】パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いとは」では、パーソナルコーチングとセルフコーチングの違いについて詳しく説明しています。  

 

2:ゴール

コーチングにおいて最も重要な概念がゴールです。

ゴールとは、達成すべき夢のことです。 いわゆる目標のことであると理解してもよいでしょう。

しかし、一般に言われる夢、目標とはいくつかの点において違いがあります。 その代表的なものは、ゴールは現状の外側に設定しなければならないというプリンシプルです。    

 

「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」では、ゴールは現状の外側にできるだけ大きなものを設定するという、超重要事項について詳しく説明しています。  

「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」では、ゴールは複数持ち、バランスが取れたものである必要があるという内容を説明しています。  

「教育のプロが教える、子離れできない親がコーチングを学ぶべき理由」では、子離れできない親は自分のゴールを持っておらす、正しく子離れしていくためには親がゴールを持つべきであると主張しています。

  「「うつ」まで巻き起こす、SNS疲れの原因と対策」では、SNSに疲れてしまうのは、ゴールから考えてSNSを利用するという発想が欠けていて、不必要な情報に振り回されてしまうことにあるという内容を説明しています。  

 

3:エフィカシー

エフィカシーとは、ゴール達成のための自己の能力の自己評価のことです。

エフィカシーの重要な点は、自己評価なので自分で勝手に上げてよいということです。

自分にはこういうゴールがありそれは確実に達成できる、という強い確信がエフィカシーなのです。

以下の記事では、エフィカシーの詳しい説明と、どのようにすれば効果的にエフィカシーを上げていけるかについて書いています。

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(基礎編)」では、エフィカシーという概念の詳細な説明と、その本質は自分で勝手に上げることであるという内容が書かれています。

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編2)」では、エフィカシーを上げるために、エフィカシーが高い人との人間関係を作ることが効果的であると主張しています。

 

4:コンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは、その人にとっての安心できる領域のことを意味します。

現状の外側にあるゴールを達成しようと思うのなら、いま自分がいるコンフォートゾーンを飛び出す必要があります。

その際には、不安な気持ちが湧いてくることが多く見られます。

そういった不安な気持ちをうまくコントロールし、コンフォートゾーンを飛び出すにはコツがあります。  

 

「コーチングの理論で考える失敗しない転職の仕方」では、転職とはコンフォートゾーンを飛び出すことそのものであり、そのことを理解しておくことが転職を成功させることにつながるという記事です。

  「教育のプロが教える、子供に自信をつけさせるとっておきの方法」では、子どもが成長し、親のコンフォートゾーンから飛び出そうとした結果、親は無意識に子どもの自信をくじくようなことがある危険性を指摘しています。  

「痩せられない人必見! ダイエットをしても痩せない真実の理由とは」では、ダイエットで痩せられない場合の本質は、太っていること自体がコンフォートゾーンになっており、そのコンフォートゾーンを移動させるという発想ができていないという説明をしています。

  「コーチング理論から考える、後悔しない生き方をするために」では、後悔はコンフォートゾーンを飛び出す怖さを味わわないですむためにしているのではという厳しい指摘をしています。  

 

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5:抽象度

抽象度とは、情報量で概念を並べ替えた上下関係のことを意味します。

「コート、ジャケット、パンツ」という概念をひとつ抽象度を上げて見ると「衣服」となります。

このような関係を抽象度の上下関係というのです。 コーチングにおいては、ものごとの抽象度を上げて観察することがたいへん重要視されます。

その結果、低い抽象度で見ていたときに解決できなかった問題の解決方法がひらめいたりするからです。

 

  「職場の人間関係に疲れた人が意識するべきたったひとつのこと」では、人間関係の問題を、抽象度をあげて観察することによって解決するというやり方を提案しています。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ」は、経営者とは組織内でもっとも抽象度の高い人であり、他の人には見えないものが見えているため、孤独に陥るのは必然であるという内容の記事です。  

「振られた恋人と復縁するための5(ファイブ)ステップ」では、振られた恋人との復縁は、自分だけのハッピーではなく、抽象度をひとつあげたお互いのハッピーを未来に設定することが大切であると主張しています。  

 

6:スコトーマ

スコトーマとは、心理的な盲点のことを言います。

何かに意識を向けて注目するということは、それ以外が意識の外側に隠れてしまうことになります。

この意識の外側の領域や、外側に隠れたしまったもののことをスコトーマといいます。

ゴールを達成していくためには、このスコトーマの中にある今まで自分の認識にあがらなかった新しい情報を手に入れていく必要があります。  

「孤独な経営者がコーチを雇うことのススメ(後編)」では、スコトーマが生じるメカニズムと、経営者はスコトーマを外してくれるコーチを雇うと大きなメリットがあると説明しています。  

「嫌な上司をこの世から消し去る技術」では、上司と折り合いのつかない人は、スコトーマの原理を逆手に取り、嫌な上司をスコトーマの中に入れて認識できないようにするという解決方法を提案しています。  

 

 

7:ブリーフシステム

ブリーフシステムとは、その人が持っている信念の集合のことをあらわします。

信念とは、コーヒーと紅茶があったときにはコーヒーを選ぶ、というように無意識レベルでの選択、判断、評価そのものであるといえます。

記憶によって出来上がった信念の集合であるブリーフシステムが、その人の人格であると考えることができます。

ゴールを達成するためには、現在のブリーフシステムが変容していく必要があります。  

 

「教育のプロが教える、感情に任せて子供を怒るのがよくない理由」では、勉強ができない子供はブリーフシステムがそのように出来上がっており、その原因は親が感情にまかせて子供を叱責したことにあるという注意を喚起しています。

 

8:ドリームキラー

ドリームキラーとは、ゴールを設定した際に現れるゴール達成を否定する存在のことを言います。

親はもっともドリームキラーになりやすい存在です。

ドリームキラーは、大きなゴールを設定して動き始めると必ず出現するので、あらかじめ対策を講じておく必要があります。

もっとも効果的な対策は、ゴールは不用意に他人に教えないというものがあります。  

 

「25倍収入を増やすことのできるマインドの構築法」では、収入を上げるというゴールを設定すれば、必ずドリームキラーが現れることを指摘し、そのメカニズムと対策について説明しています。

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9:セルフトーク

セルフトークとは、人間が自分自身に語りかける言語のことを言います。

セルフトークの中には、言葉に出されたつぶやきや、言語としてはっきりとして知覚できないような想念も含まれます。

セルフトークの積み重ねがその人の人格を作り上げていきます。 ゴールを達成できた自分になっているということは、ゴールにふさわしいセルフトークを日常から繰り返しているはずであると考えることができます。  

 

「自分に自信が持てない人のための処方箋(発展編1)」では、自信のない状態はセルフトークの結果であると指摘したのち、セルフトークをコントロールする具体的なステップを紹介しています。  

 

10:have to、want to

have to、want to はそれぞれ、やらなければならないこと、やりたいことと理解することができます。

コーチングが目指すのは、have to が 0%であり want to が 100%である状態です.。

また、人間は want to の状態であるからこそ能力を発揮することができます。

ゴールを達成するために能力を発揮するには、そのゴールが want to である必要があります。  

 

「そうはいってもやりたいことが見つからないんです」そんな人がどう考えるべきか」では、want to なことだけをやるべき理由を説明したのち、どのようにすればやりたいことが見えてくるのかを段階的に提示しています。  

「やりたいことがありすぎて困っている人の頭の中」では、やりたいことがありすぎて困っている人は、それらの中に他人から仕掛けられた have to なものが紛れ込んでいる可能性を指摘しています。  

「教育のプロが教える、子どもに読書の習慣をつける4つのアイデア」では、読書をするさまざまなメリットを紹介したのち、子供に読書の習慣をつけてあげるには、いかに want to で子供自身が取り組める読書環境を用意してあげられるかが大切であると主張しています。

 

11:臨場感

臨場感とは、五感を通じて生成された情動や体感に結びついたリアルな感じのことを言います。

ゴールを設定した際に重要なのは、現実の世界よりもゴールの世界の臨場感を上げることです。

目の前の世界の臨場感はあまりにも高いので、ゴールの臨場感を勝たせるには工夫が必要です。  

「コーチング理論から考える目標設定のリアリティを上げる方法」では、ゴールを達成するためになぜ臨場感を高める必要があるのかを説明したのち、ゴールの臨場感を高める具体的なワークを紹介しています。  

 

12:ステータス・クオ

ステータス・クオとは、大きな構造的変化が起こらないままやってくるであろう未来も含んだ現状のことを意味します。

ゴールを達成するには、この現状から外へと飛び出していく必要があります。

ステータス・クオを飛び出すためのポイントは、大きな構造的変化が起こらなければ達成できないようなゴールを設定することです。

  「考えすぎる性格の人が行動するために知ってほしいこと」では、ステータス・クオの中でいくら一生懸命行動しても、状況は大きく変わらないということを指摘した上で、考えることをいったんやめて直感で動くことを勧めています。  

「クリエイティブ(創造的)な仕事をしたい人が知っておくべきこと」では、真のクリエイティブとはステータス・クオの外側にあるものであり、そのためは、want to のゴール設定、大量の知識、ステータス・クオの外側に飛び出す勇気が必要であると主張しています。

 

13:アファメーション

アファメーションとは、自分に向けて唱える肯定的な言葉のことを意味します。

ゴールに合致したアファメーションを日々唱えることで、ゴールを達成した状態のマインドを積極的に作っていくことができます。

そのようなマインドができた結果、ゴールが達成されるのです。

  「あなたを成功に導くアファメーションの作り方」では、アファメーションを唱える有用性を述べたのち、正しいアファメーションの作り方について解説しています。

 

まとめ

この記事では、苫米地式コーチングにおける用語の意味を解説し、その理解を助ける記事を紹介しました。

実はコーチングにおいて重要なことは言葉で説明できる理論ではなく、言葉を超えた体感にあります。

コーチを雇うということはその体感を共有することなのです。

とはいえ、そういった体感は、理論を理解しておいたほうが強力になることはいうまでもありません。

ぜひ、この記事を活用し、理論を勉強していただけるとうれしいです。

 

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クリエイティブ(創造的)な仕事をしたい人が知っておくべきこと


苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

ミュージシャン、ファッションデザイナー、画家、小説家……、クリエイティブ(創造的)な素養が求められる職業はたくさんあります。

そういった職業に就いている多くの人たちは、日夜クリエイティブなものを生み出すために奮闘していることでしょう。

しかしながら、クリエイティブとはいったい何かということについては、様々な考え方があり、共通した見解がないように見えます。

そこでこの記事では、クリエイティブであるとはいったいどのようなことを指すのかについて述べるとともに、クリエイティブなものを生み出すにはどのようにすればいいのかについて説明したいと思います。

 

クリエイティブ(創造的)な人の特徴

クリエイティブな人について調べてみると、以下のような記事がありました。

『あなたとはココが違います! クリエイティブな人に共通する「13の特徴」』

少し前に話題になった記事なので、もしかすると読まれた方もいらっしゃるかもしれません。

せっかくなので、この記事が提唱するクリエイティブな人の特徴を引用してみましょう。

  • 他人の意見を鵜呑みにしない
  • ロジカルに考えて、最後は直感に従う
  • すぐに飽きちゃう
  • 他の人とは、違う時間で動く
  • 仕事と遊びを分けない
  • 時間を忘れて一つのことに集中する
  • 1人の方がスキ
  • 空気を読まない
  • 多くの人がピンチと思ったときに、チャンスと捉える
  • 自分の作品を好きになったり、嫌いになったり
  • 繊細でいて感情的
  • 旅が大好き
  • 夢見るドリーマー

ということだそうです。

みなさんはいくつあてはまったでしょうか。  

 

特徴は特徴に過ぎない

さて、この記事による分類は面白いとは思いますが、残念ながらクリエイティブでありたいという人にとって役に立つ情報であるとは思えません。

これらはあくまでクリエイティブな人に多く見られる特徴に過ぎないわけで、どのような人をクリエイティブな人と呼ぶかの説明ではないからです。

たとえば、「旅が大好き」という項目がありますが、旅が好きでもクリエイティブではない人はたくさんいるはずだ、と考えてみればそのことがわかると思います。

クリエイティブな人の中には空気の読めない人が多い、と言われるのならまだわかりますが、空気の読めない人=クリエイティブだと言われると、違和感を感じるでしょう。

ということで、クリエイティブな仕事をしたい人にとってこの記事は、自分がどのくらいあてはまるのかを楽しむ程度の指標であると捉えておけばよいでしょう。

では、クリエイティブな人とはどのような人のことを呼ぶのでしょうか。 

 

クリエイティブ(創造的)であるとはどういうことか

クリエイティブな人とは、新しいもの(こと)を生み出せる人のことです。

先日、デザイナーの佐野研二郎氏によってデザインされた、2020年の東京五輪エンブレムに盗用疑惑が沸き起こりました。

東京都や政府は、最終的にそのデザインを取り下げることにしました。 そもそも盗用疑惑がでた理由は、そのデザインがベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ていたからです。

最終的にはデザインの盗用を認めたそうですが、当初佐野氏は頑としてそのことを認めませんでした。

しかし当初から、多くの人がリエージュ劇場と佐野氏のデザインを比較した上で、あまりにも似ていると感じたのは事実です。

その段階であっても、佐野氏のデザインがクリエイティブな仕事と呼ぶことは難しいでしょう。

多くの人が、これは新しくていいねと思えなかったわけですし、実際に過去の他人の仕事の焼き直しだったからです。

佐野氏の仕事はともかくとして、この記事ではクリエイティブの重要な要素は新しさである、と考えたいと思います。  

 

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ほんとうに新しいものはわからない

実は、新しすぎるものは世の中の多くの人には理解されないという厄介な性質があります。

どういうことでしょうか。

新しいものとは言えども、その仕事の中には過去のさまざまな仕事の影響が入っています。

その意味では純粋に新しいものは存在しません。

そして人は、その中にある新しさがほどほどであれば、これは新しいと認識します。

しかし、佐野氏の仕事のように、もたらした新しさよりも過去の仕事の影響があまりにも大きいと、これはパクリだとなります。

逆に、新しさの割合が多すぎると、わけがわからないものとして認識されるということになります。

つまり、世の中に認められる新しいものを作るためには、理解できる範囲の、ほどほどの新しさ含んだものを作らなければならないということです。

そのバランスをどうとるかは本題ではないので、これ以上ここでは掘り下げませんが、新しさについてまわる難しさは理解しておくべきでしょう。  

新しい発想の源泉はどこにあるか

さて、新しい発想の源泉はどこにあるのでしょうか。

それは、現在私たちが見ている世界の外側にあります。

現在私たちが見ている世界とは、昨日までの私たちの経験や記憶によって成り立っています。

コーチングではその世界のことをステータス・クオ(現状)と言います。 ちなみに、この場合のステータス・クオとは、現状が常識的に続いた未来も含みます。  

 

多くの人が陥りがちなクリエイティブもどき

多くの人は、何かクリエイティブな仕事をしたいと思っていても、このステータス・クオの中で行ってしまいます。

ステータス・クオの内部の知識や経験にのみ基づいて、その中で一番いいものを作ろうとしてしまうのです。

確かにこれは新しいものに見える場合もあるかもしれません。

しかし、実際には現状の最適化であって、本当の意味での新しいものではありません。

つまり、本当の意味でのクリエイティブな仕事は、ステータス・クオの中から飛び出す覚悟を持たない限り行うことはできないのです。  

 

なぜ人は現状の外を見ようとしないのか

ところが、人はステータス・クオの外側にある知識を手に入れ、外側へと進んでいくことを本能的にいやがります。

ステータス・クオの内側のことを、コーチングの用語ではコンフォートゾーンと説明します。

コンフォートゾーンとは安心できる領域のことです。 昨日まではコンフォートゾーンの内側で生命を維持できたという安心感は、私たち人間に強烈に働きかけてきます。

その裏返しとして、コンフォートゾーンを出て何か新しいことをするのにたいへんな恐怖が湧いてくるのです。

新しいことを取り組んでいるつもりの人も、実はまったく新しいことができていないということは多々あります。

そういう人は、無意識でコンフォートゾーンを出ることを恐れてしまった結果、知らず知らず現状の内側での最適化を繰り返してしまっているのです。  

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クリエイティブな仕事をするために

クリエイティブな仕事をするためには、現状の外側の知識を手に入れ、現状の外側へと飛び出すしかありません。

その具体的な方法を順番に説明していきましょう。

 

1:want toのゴール設定と準備

ひとつめは、現状を大きく超える心から望ましいゴールを設定し、準備をすることです。

望ましいゴールのことをコーチングでは want to のゴールと言います。

先ほども説明した通り、コンフォートゾーンを飛び出すことには、私たちは大変な恐怖が湧いてくるようにできあがっています。

そのため、現状の外にゴールをただ設定したくらいでは、恐怖に押し負けて現状を維持してしまうということに陥りがちです。

やっぱり無理だ、やめておこうということになってしまいます。

だからこそ、このゴールを達成することができたら本当に嬉しいという want to のゴールを設定することが大切なのです。

そしてさらに、そのゴールの世界の臨場感を高め、そちらがコンフォートゾーンになるような準備をしていきます。

そうすることで、むしろステータス・クオを飛び出してゴールの世界へ進みたくて仕方なくなるのです。

《*ゴール設定に関する詳しい説明はこちらを参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「コーチング理論から考える一歩先に進んだ目標設定の方法」》  

《*ゴールの世界の臨場感を高め方はこちらを参考にしてください→あなたを成功に導くアファメーションの作り方

2:大量の知識獲得

同時に、大量の知識が必要になります。

その知識は、昨日までのものであったり、今日以降何もしなくても自動的に手に入る知識ではありません

本当の意味で新しい知識です。  

あなたがもし、ファッションデザイナーであるとしましょう。 そして熱心にファッションの勉強をしていたとします。

しかし、ファッション以外の知識にはまったくといっていいほど興味をしめさなかったとします。

だとしたらあなたは、ファッションの世界でクリエイティブな仕事をすることは難しいと言わざるをえません。

世の中にはたくさんの知識があります。

それこそあなたが想像するよりもはるかに巨大な世界が広がっているのです。 そして、それらはすべてつながっています。

ファッションと直接的に関係のないように見えるものであっても、すべてはひとつの巨大な世界としてつながっているのです。

たとえば、金融、経済、流通、政治、文学、コンピューター、宗教、スポーツ、医学、心理学、美容……、例をあげればきりがないですが、無関係なことなどひとつもありません。

知識獲得には読書が役立ちます。 多くの場合世の中の物事は、学問的な手続きを通して整理され、書籍の中に詰まっているからです。

書籍を読み、現状の外側にある知識を広げることはクリエイティブな仕事をするためには絶対に必要です。  

また、読書以外の直接的な体験も重要です。

体験もひとつの知識と考えることができるからです。

その意味で、自分のしたことのない体験があればあるほどよいといえるでしょう。  

そのようにして得られた大量の知識がある一定の量に達したとき、突然新しい結びつきが生まれます。

それこそが、ステータス・クオの内側にいるだけでは生み出すことのできない、クリエイティブな仕事なのです。

とにかく新しいものを生み出したければ、自分の狭い世界を超えた新しい知識をひたすら吸収するように努めましょう。  

 

まとめ

この記事では、クリエイティブな仕事をするためにどうすればいいのかということについて考えました。

クリエイティブなものを生み出すためには、望ましいゴールとそのための準備、そして大量の知識、が必要であるということでした。

参考にしていただけると幸いです。   

 

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教育のプロが教える、子どもに読書の習慣をつける4つのアイデア

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

読書習慣を身につけて欲しいと子どもに願う親は多いようです。

確かに子どもが読書習慣を身につけることは、極めて重要です。

なぜなら、読書ほど手軽で効果的な知的能力向上のワークは他にないからです。

安ければ数百円で名著と呼ばれる古典が手に入ります。

たったそれだけの投資で、歴史上の天才たちが膨大な時間を投入して考え抜いたエッセンスに触れることができるのだから、これほどコストパフォーマンスの高い投資はそうないでしょう。

だからこそ親はこぞって子どもに読書の必要性を訴えるのでしょう。

ところが、どうすれば読書習慣が身につくのかという肝心の点に関しては、理解が曖昧なことが多いようです。

そこでこの記事では、子どもが読書習慣を身につけることで得られるメリットと、いったいどのようにして読書習慣を身につけていくかについて論じてみたいと思います。  

読書の実態

現代人は本とどのように向き合っているのでしょうか。

財団法人出版文化振興財団が2009年に行った調査に以下のようなものがあります。

『現代人の読書実態調査』 この資料は、成人1550人と中高生1239人を対象に、現代人の読書生活全般に関する実態を調査したものです。

この調査の中で、成人に対して「一ヶ月にどのくらいの本を読むか」という質問をしたそうです。

すると結果は、まったく読まない人が23.7%、1〜2冊が38.4%、3〜7冊が23.8%、8冊以上が4.1%ということでした。

とくに、8冊以上読む人が4.1%しかいないのは驚きでした。

この統計に用いられた標本が、どのような層なのかもわかりませんし、そもそも標本数として少なすぎるかもしれません。

ですが、月に8冊も読めば日本の上位数%に入るくらいの読書家であると判断してよさそうです。

とにかく、この資料からわかることは、本を読む習慣があるという人でも、せいぜい月に数冊程度であるということです。

この数くらいならば、子どもの頃から読書習慣を身につけておけば容易に達成できるのではないでしょうか。  

アメリカのライフハック情報サイトによると

さて、ここからは読書をするメリットを紹介していきましょう。

読書を推奨する動きは、洋の東西を問わず存在するようです。 アメリカの人気ライフハック情報サイト、その名も「lifehack」に次のような記事がありました。 「10 Benefits of Reading Why You Should Read Every Day」 日本語にすると、「読書をする10の利益、なぜあなたは毎日本を読むべきなのか」といったところでしょうか。

以下、記事にあった10の項目を列挙してみます。

  1. 脳に刺激を与えられる
  2. ストレス軽減
  3. 知識習得
  4. 語彙力が増える
  5. 記憶力向上
  6. 分析的な思考が身につく
  7. 集中力が身につく
  8. 書く技術が向上する
  9. 心の平穏が得られる
  10. 無料で楽しめる

どれも大変妥当なものであると言えるでしょう。 興味があれば記事を読んでみてください。  

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読書をするメリットとは

ここで、上記のサイトでは直接的に語られなかったメリットについて追加説明をしていきたいと思います。

1:収入が上がる

実は読書量と収入は明らかに相関関係があると言われています。 こちらの記事によれば、20代から30代のビジネスパーソンは一年間読む本が3.1冊なのだそうです。

これは1ヶ月に換算すると、0.26冊です。 それに対して、年収が3000万円の人は一ヶ月に平均9.88冊の本を読みます。

もちろん、その中にはまったく読まない人もいるでしょう。

そういった人は、読書の代わりに別のインプットがたくさんあるのです。

それはそれとしても、平均値で見れば年収が高いほど読書量が多いと言えます。 このことからわかることは、一定以上の読書量は収入を増加させる可能性があるということです。

子どもがお金をたくさん稼げることは、即幸福を意味するわけではありませんが、稼げる能力を身につけるに越したことはないでしょう。

 

3:言語運用能力

読書をするメリットとして次に挙げられるのは、言語運用能力の向上です。

わたしたちは生まれてからこのかた、膨大な量の言語体験を積んできました。

生まれてからしばらくの間は、主に両親との会話の中で行われます。 だからこそ一番最初に身につく言語能力は「聞く」、そして「話す」ことなのです。

やがて、次のステップとして、「読む」、「書く」という段階に入っていきます。 ところが、ここで大きく差が開くことになります。

「聞く」、「話す」という段階は、生きていればある程度やらざるをえないのに対して、「読む」、「書く」という段階は本人の主体的な取り組みがなければ成立しないからです。

もちろん、学校は半ば強制的に「読む」、「書く」という行為を子どもに与えることはします。

しかしそれでも、能動的に「読む」、「書く」に取り組んだ子の量に比べれると微々たるものであると言えます。

ただでさえ言語運用能力を身につけるには大変な時間と労力がかかります。

通常の大人として生活するレベルにまでいくとしても、小学校、中学校、高校、人によっては大学まで、16年間も時間がかかるのです。

もちろん、よりよく社会へと役割を果たしていこうと思うのなら、もっと時間をかけて言語運用能力を身につける必要があります。

ある時期において、それまでに大量の読書体験がある人とそうではない人との間にある差は、なかなか埋めがたいものがあるでしょう。

 

3:IQが上がる

読書をすることによってIQが上がるのも大きなメリットです。

IQとは、「物事を抽象化して観察し、持っている知識を運用して問題を解決する力」のことです。

本の中には、著者が込めた抽象化された知識がたくさん詰まっています。

それらに直にふれていくことで、物事を俯瞰してみる抽象化の能力や、知識そのものの習得が自然に行われます。

職業上、さまざまな子どもと直に接することが多かったのですが、ときどき子どもとは思えないほどのIQの高さを持っている子に出会うことがありました。

彼ら彼女らは、学校の勉強とは別にさまざまな知識を有し、物事を俯瞰して捉え、手持ちの知識を用いて自分の頭で考える習慣を持ち合わせていました。

そういった子に共通していたのが大の読書家であるということです。

そして、そういった子の多くは、学校や塾の勉強もよくできました。 IQが高いと、俗に言う勉強もよくできることが多いと言えるでしょう。

  以上のように、読書をすることで得られるメリットはたくさんります。

なおのこと子どもに読書習慣をつけてあげたくなったのではないでしょうか。  

 

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子どもに読書の習慣をつけてあげるには

では、子どもに読書習慣をつけてあげるために、親にできることはなんなのでしょうか。 ここでは4つほど提案したいと思います。

 

1:本をたくさん手にとれるような環境を作る

まず1つ目は、本をたくさん手にとれるような環境を用意してあげることです。

子どもの年齢にあわせて変えてあげる必要はありますが、常時100冊以上はいつでも手にとって読めるような環境が望ましいでしょう。

この際に気をつけて欲しいのは、なかなか子どもが興味を持ってくれなくても無理やり読ませるようなことはしないということです。

人間の脳は、やりたくてやっていることに対してのみパフォーマンスを発揮するようにできています。

やりたくてやっている状態のことをコーチング用語で「want to」であると言います。

一方、本当はいやだけど、やらなくてはならないからやっている状態のことを「have to」であるといいます。

言うまでもなく、子どもに読書をしてもらう目的は、読書という行為が楽しいものであると認識してもらい、そこからたくさんのことを学んでもらうためです。

だとしたら読書が「have to」であってはならないのです。 環境を用意してあげたら、あとは本人の自発性に任せるか、本人が興味を持ってくれるような工夫をするにとどめましょう。

 

2:質問から本の世界へと誘導する

2つ目は、本人が本に興味を持ってくれるような工夫と関連します。

まず、日常の習慣として、自分の頭で考えさせる習慣を与えていきます。

子どもはいろいろなものに興味を持ちますから、気になったことを親に質問することはよくあることでしょう。

その際に親が答えてしまうのではなく、子ども自身に考えさせるように質問をするのです。

たとえば、子どもが「車はどうしてうごくの?」と聞いたとします。

このときに「どうしてだと思う?」と聞き返すのです。

そうすると、子どもは自分の頭を使って考え始めます。

そしてそのときに、質問事項に関連するような本の存在を教えてあげればいいのです。

このやり方であれば、極めて自然に本の世界へ足を踏み入れることができます。

 

3:読み聞かせをする

3つ目は読み聞かせをするということです。

物事に興味はあるが、自分で本を手にとって読み始めるような段階ではない場合には極めて有効です。

先ほども書きましたが、言葉を「聞く」という行為は立派な言語体験です。

本を読んであげると、日常の中では聞くことのできない言葉や内容がたくさん吸収できます。

その意味で読み聞かせは、日常会話だけで言語運用能力を高めるよりもはるか高等な訓練であるといえるでしょう。

親が読み聞かせをしっかりやってあげれば、その後に自分で行う読書にスムーズに入っていけるようにもなります。

 

4:親が読書をする

4つ目は、親自身がたくさん読書をして、その姿を見せてあげるということです。

ほとんどの場合、子どもと一番長い時間を過ごすのは親でしょう。

ということは、子どもが最も影響を受けるのは親であると言えます。

その親が楽しんでたくさん読書をしていたら、子どもも同じようになる可能性が極めて高いのです。

この方法を実践すれば、親自身の言語運用能力やIQも上がっていくので、まさに一石二鳥と言えるでしょう。  

 

(*同じ場を共有した人間どうしが影響を与えるという話題の詳しい説明はこちらをどうぞ→「教育のプロが教える、子供に自身をつけさせるとっておきの方法」)  

まとめ

子どもに読書習慣をつけさせるメリットと、そのためにどうすればよいのかという内容の記事でした。

子どもに読書習慣をつけさせるには、1:本のある環境、2:質問から本への誘導、3:読み聞かせ、4:親の読書 の4つが重要であるということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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やりたいことがありすぎて困っている人の頭の中

 

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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

世の中にはいろいろな悩みがあるのだな、と驚くことがときどきあります。

やりたいことが見つからないという悩みはなんとなく想像がつくのですが、やりたいことがありすぎて困るという悩みを持つ人もいるようです。

これには少々びっくりしましたが、少し考えてみると、そういうこともあるだろうと思いました。

なぜなら、現代の社会は価値観があまりにも多様化された上、望むと望まざるとに関わらずにそれらの情報が入ってくるからです。

今回の記事では、やりたいことが多すぎて振り回されてしまう場合、どのように考えていくべきかの話をしたいと思います。

 

《やりたいことが見つからなくて困っている人はこちらの記事を参考にしてください→「そうはいってもやりたいことが見つからないんです、そんな人がどう考えるべきか」「やりたいことがない人、あなたはもっと喜ぶべきである」》  

 

やりたいことがありすぎるのは問題なのか

やりたいことがたくさんあるということは問題なのでしょうか。

やりたいことが見つからなくて困っているという人からすれば、うらやましい悩みでしょう。

心からやりたいことがたくさんあるのであれば、それ自体は何の問題ありません。

その場合の問題とは、たくさんのやりたいことを処理するための自分の能力が足りなくて困っているということでしょう。

それはタスクの処理能力を上げればいいだけですし、遅かれ早かれ乗り越えられ問題です。  

やりたいことがありすぎる本当の悩みは何か

やりたいことが多すぎて困っているという場合、そのときの悩みの本質なんなのでしょうか。

それは、本当はやりたいわけではないのに、これはやりたいことだ、やらなくてはならないと思っていることが多すぎるということではないでしょうか。

本当はやりたくないのだから、できるようになるための処理能力はいつまでたっても上がりません。

そして、やりたいと思いこんでいることにただただ振り回されてしまうのです。 あれもこれもと振り回されているうちに時間だけが過ぎ、途方に暮れてしまうのでしょう。

 

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自我とは何か

なぜそのような状況が生まれてしまうのでしょうか。

そのことを理解するために、まずは自我とは何かを掘り下げて考えてみましょう。 自我とは宇宙にある全情報を、自分の重要なものの順番に並べ替える関数であると考えます。

つまり、世の中の物事を、自分なりに大切なもの順に並べ替える働きのことを自我というのです。

たとえば、あなたは何者ですかと問われたら、名前、家族、仕事、趣味などを答えると思います。

厳密な順番は別としても、自分にとって重要なものから答えていくはずです。 地球の裏側の国の人と同じ赤い血をした人間です、という答え方はしないでしょう。

このように自我とは、自分の重要なものが寄り集まり、ときに形を変えながら成立している状態に名付けた名前のことであると言えます。

価値基準も自我の一部である

このとき自分を形成している自我の一部には、名前や家族といった具体的なものだけではなく、価値観、信念、嗜好といった抽象的な性質も含まれます。

たとえば、曲がったことは許せないとか、背の高い女性が好きとか、セロリのにおいがどうしても苦手といったようなことです。

これらの価値基準も自我の一部としてその人を形成しています。  

自我はどのように出来上がるのか

そもそも自我はどのようにして出来上がっていくのでしょうか。

多くの場合、過去の経験によって自我は組み上がっていきます。

たとえば、セロリのにおいが苦手な人は、おそらくどこかでセロリのにおいで嫌な思いをしたはずです。

その結果、その人の自我の重要な部分にセロリのにおいを嫌がる性質が組み込まれます。

結果として、その後の人生でセロリに出会うと、においを警戒するような行動をとるようになるのです。  

自我がやりたいことをきめる

このように考えてみると、あなたが下す価値判断や行動は、過去の経験からすでに出来上がっている自我によって決定されるということがわかります。

やりたいことがたくさんある人は、自分の自我がそうさせているということです。

はじめに言ったように、それが本当に自分のやりたいことであれば問題ありません。

しかし、本当は大してやりたくもないのにやらなくてはならないと思っていることが問題なのです。

それでもその人の自我は、それがやりたいことである、やらなくてはならないと感じるように出来上がっています。

なぜこのような勘違いが起こってしまうのでしょうか。

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自我にエラーが紛れ込む

これは自我が形成される過程の中で、本当に自分に必要な価値基準以外が刷り込まれたことに起因します。

本当は自分にとっては重要ではないのに、それがとても重要なことであるかのように刷り込まれてしまったということです。

たとえば、テストの点でいい点をとることは自分にとって大して重要ではなかったとしましょう。

なのに、親がそのような価値観を強く押し出したため、まるで自分も心からそう感じているかのようになってしまうようなケースが典型です。

親に限らず、教師、権力者、メディア、友人など、自分にとって強く影響を与えるものはたくさんあります。

そういったところから入ってきた情報を、自分にとって重要なものであると勘違いして受け入れてしまいます。

その結果、自分の自我は歪んだものになり、やりたいと思い込んでいる物事があふれ、それにおしつぶされてしまいそうになるのです。

自我の構造上の問題

厳しいことに、人間が自我を作っていく際には、必ず一度は外からの意見を受け入れなくてはならないという事実です。

それは人間が、タブララサ(白紙の状態)として生まれてくるからです。

外からの情報が自分にとって必要なものなのかどうかを判断しようにも、その判断する拠り所となるような情報は外から受け入れなくてはならないという皮肉な状況です。

構造上、好むと好まざるとに限らず、一度は外部からの情報を受け入れなくては自我が出来上がらないのです。  

 

やりたいことがありすぎて悩む人はどうすればいいのか

ということは、一度出来上がった自我を再点検していくことに活路を見いだすしかなさそうです。

自分がこれは大事だと思っていること、これが好きだと思っていること、これをやりたいと思っていることなどすべてを、本当にそうなのだろうか、と吟味するということです。

それは自分以外の誰かによって仕掛けられ、自分がやりたいと思い込まされていたのではないだろうか、という視点を持つということです。

その上で、それでも自分はこれをやりたいのだ、と確信が持てれば問題ないでしょう。

そうでなければ、そんなものをやりたいことに掲げるのはさっさとやめましょう。 そういった吟味を繰り返した上で選び抜かれたやりたいことは、自分が本当にやりたいことのはずです。

本当にやりたいことであれば、いくらたくさんあったとしても必ず処理できるようになります。

そうすれば、やりたいことに振り回されて悩むようなことはなくなるでしょう。  

まとめ

やりたいことに振り回されている人は、それが本当に自分のやりたいことなのか、誰かに仕掛けられたのではないかという視点を持つ、ということでした。

参考にしていただけると幸いです。

 

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やりたいことがない人、あなたはもっと喜ぶべきである


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苫米地式認定コーチ、 TICEコーチの高嶋芳幸です。

やりたいことが見つからないといって悩んでいる人は多いと思います。

しかし、現在やりたいことがないという人は、実は喜ぶべきなのです。

今回はその理由について説明したいと思います。

やりたいこととは何か

やりたいこととは、その人の心から達成したいと思うゴールに向かう行動のことを言いました。

たとえば、素晴らしい小説を書きたい人は古典文学を読むことがやりたいことですし、プロボクサーになりたい人はランニングをすることがやりたいことになるでしょう。

やりたいことは何によって決まったか

ということは、現在のあなたにやりたいことがあるとしたら、それはあなたのゴールから決まってはずです。

ではあなたのゴールは何によって決まったのでしょうか。

それは過去の記憶によって決まっています。

つまり過去に経験したさまざまなものによってゴールを判断し、決めたということです。

あなたは本当にやりたいことをやっているのだろうか

ところで、あなたのゴールは本当に自分が心から望むものなのでしょうか。

実はそうでないことは非常に多いのです。

過去、あなたはさまざまなものに影響を受けてきました。

両親をはじめとした人間関係や、学校やメディアなど、様々なものがあなたに価値観を提供しました。

その価値観に基づいて現在のゴールを決めているはずです。

しかしながら、その価値観は本当にあなたが良いと思えるものとは限りません。

世の中にはまだまだ知らない情報がたくさんあるわけで、それらに触れずに決定した価値観が正しい可能性は低いと言えます。

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現在のゴールを疑うことは難しい

その意味で、たとえ明確なゴールがあったとしても、それを一度は疑ってみることが必要です。

そして、さまざまなものに触れていき、そのゴールが本当に自分のものなのか、あるいは、他に自分のゴールと確信できるものはないかと考えてみるべきです。

ところが、一度ゴールはこれだと決めてしまった状態でそれをすることはなかなか難しいことです。

だからこそ、いまゴールがなくて悩んでいる、つまりやりたいことがない人はラッキーであると言えるのです。

白紙の状態に新しいゴールを設定してけばいいのです。

まとめ

この記事は、やりたいことがないという状態がむしろ良いという側面があるということを伝えました。

やりたいことがない人は、あらためてゴールを設定し、ほんとうにやりたいことを見つけていってほしいと思います。

《*ゴール設定に関しては以下の記事を参考にしてみてください→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「そうはいってもやりたいことが見つからないんです、そんな人がどう考えるか」

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「そうはいってもやりたいことが見つからないんです」そんな人がどう考えるべきか


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苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

やりたいことだけをやって、楽しく前向きな人生を送っていくことがすべての人にとって理想であることに異論はないと思います。

ところが、やりたいことだけをやって生きるべきであるということを言うと、決まって「そんなに甘いものではない!」と言う人がいます。

しかしそれでも、人生においてはやりたいことだけをやるべきなのです。

この記事では、やりたいことだけをやることが正しいのかどうかを検証し、その上で、やりたいことが見つからないという人に対する考え方を説明したいと思います。  

やりたいこととは何か

そもそもやりたいこととは何のことを言うのでしょうか。

人間にはそれぞれゴールがあります。

そう聞くと、自分にはそんな明確に目指しているようなものはありませんと思われるかもしれません。

しかしそういった人でさえも、最低限生命を維持するというゴールがあるはずです。

人には必ずゴールがあるという観点からいえば、やりたいこととはその人のゴールに合致した行動であるといえます。

ミュージシャンとして活躍したい人はギターを弾くことがやりたいことでしょうし、お金儲けをしたい人は経済学について勉強することがやりたいことになるでしょう。  

やりたいことをやるべき理由

フォーチュン500という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これはアメリカの『フォーチュン』誌が年に一回発行、編集するリストであり、アメリカの企業を総収入に基づいてランキングしたものです。

そのフォーチュン500の企業を対象に、ハーバードビジネススクールとアメリカのコーチング機関TPIが行った試算によると、やりたいことを自由にやれる文化の企業のほうが、そうではない企業に比べ、実に756倍の利益率を叩き出したという報告があります。

当たり前の話ですが、人はやりたいことをやっているときにこそ、高い生産性を実現することができます。

高い生産性をあげられる人であるということは、それだけ社会に対して重要な役割を果たすことができているということです。

簡単に言えば、多くの人の役に立てているということです。 そのような状態であればこそ、人は心身ともに健やかに生きていけるのではないでしょうか。  

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全員やりたいことだけをやりなさいと言うと……

ということで、人は全員やりたいことだけをやるべきです。

しかし、こういうことを言うと必ず次のような反論をする人がいます。

「みんながやりたいことだけをやると、◯◯みたいな仕事をする人がいなくなるじゃないか! 全員がやりたいことをやりたいなんて非現実的だ!」

◯◯というのは、社会的に立場が低くて誰もやりたがらないと見られがちな職業です。

残念ながらこの反論は二重の意味で間違っています。

ひとつは、全員がやりたいことをやる社会の実現が難しいからといって、それを目指さない理由にはならないということです。

いうまでもない話ですが、仮に全員がやりたいことができていなかったとしても、一人でも多くの人がやりたいことをできている社会の方がいいに決まっています。

だったら、その実現を目指すのが当然なはずです。 もうひとつは、この発言が明らかな職業差別であるということです。

◯◯という職業は、確かに大変そうに見える職業ですが、中にはその仕事に対して誇りを持って誠実に取り組んでいる人もいるはずです。

そういった人たちの存在を無視し、安直に誰もがやりたがらない仕事の代表としてあげつらうのは職業差別でしょう。

論理的に考える力がある方なら、こういった反論は成り立たないということがすぐにわかるはずです。

とにかく、少しでもやりたいことをやって満足のいく人生を送る人が増えるのなら、やりたいことをやるべきであると主張していいのです。  

自己責任

ただし、やりたいことをやるといっても、あくまでそれは自己責任に基づいて行われなければなりません。

やりたいことをやりなさいというと、「じゃあ殺人をやりたいという人がいたとしても肯定するのか」と子供のようなことを言う人がいます。 殺人には責任を持って対応することができません。

なぜなら、一度失われた命は永遠に修復できないからです。

だから殺人が肯定されるわけがないのです。

殺人まで極端でないとしても、やりたいからといって、自分できちんと責任をとれないようなことをやることは許されません。

社会に生きる一人の成熟した大人として、きちんと責任をとることのできる範囲内でやりたいことをおもいきりやりなさいということなのです。  


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やりたいことがわからない人のために

さて、やりたいことをやるべきであるということには合意していただけたと思います。

しかし、そのやりたいことが見つからなくて悩んでいる人は大変多いように見受けられます。

そこで、やりたいことが見つからない場合、どのように考えていけばいいのかについて説明していきます。  

1:ゴール設定

やりたいことが見つからない最大の原因は、現状の外側にゴールがないことです。

やりたいこととはゴールに合致した行動のことであると先述しました。

だとすると、ゴールがなければやりたいことがあるわけがないのです。

自分が心から達成したいゴールが現状の外に見つかれば、そこにたどり着くのに必要なことすべてがやりたいこととして自分の眼の前に現れるはずです。

《※ゴール設定に関する詳しい解説はこちらを参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」》  

2:仮のゴールを設定する

とはいえ、現状の外側の心からやりたいゴールを見つけることがうまくできないという人もいるようです。

この場合、どういう風に考えるべきなのでしょうか。  

ゴールが見えない人は情報が足りていない

なぜ現状の外側のゴールが設定できないのかというと、現在持っている情報では判断するのに不十分だからです。

情報が足りないのなら、集めればいいということになります。

ここで注意していただきたいのは、現状の中で情報をいくらあつめてもあまり意味はないということです。

やりたいことを見つけるためにどうすればいいのかということについて書かれた記事に目を通してみると、このようなアドバイスが多くありました。

・過去分析

・自己分析

・市場分析

これらにまったく意味がないとは言いませんが、あまり効果はあがらないでしょう。

なぜならこれらは、現状の情報を前提に行うものだからです。

つまり、限られた情報しかもっていない状態でいくら分析をしたところで、限られた情報に詳しくなるだけだということです。

仮のゴールを設定する

では、どうすればよいのでしょうか。

ゴールを設定するというと、どうも完璧なものを設定しなくてはならないと感じる人が多いようです。

そしてこのことが、ゴール設定を難しくさせている要因のようです。

最初に設定するゴールは完璧なものである必要はありません。

ひとまず仮のゴールを設定することで、とにかく現状を出ざるを得ない状況を作りましょう。

この場合の仮のゴールは、現在のあなたでは選ばなそうなものである方が望ましいでしょう。

たとえば、体育会系のスポーツ文化で育ってきた人は、あえて茶道のような静かな文化のゴールを持ってみる、などです。

もちろんこの場合、できるだけ興味が持てるものの方がいいのはいうまでもありません。

また、仮のゴールなのですから、後になって変えることはまったくかまいません。

やりたいことが見えてくる

仮のものであっても、ゴールを設定してそのための行動を重ねると、そのプロセスの中でさまざまな情報に触れることができるようになります。

それは今までの現状の中にはない、本当に新しい情報です。

そういった情報をどんどんと自分の中に取り込むことで、やがてそれまででは思いもよらなかった新しいゴールが見えてくるはずです。

そういったことを繰り返すと、ある時これだと確信できるゴールに出会うことができます。

その時には、その達成のためにやりたくて仕方のないことがたくさん現れるはずです。

まとめ

この記事ではやりたいことをやるべきであるということについて書きました。

やりたいことが見つからない場合は、ゴールを設定すること、そしてそのゴールは仮のものでかまわない、ということでした。

とにかく、仮のものであってもゴールを設定し、行動を重ね、現状の中では見えない新しい情報に触れていくことが大切なのです。

参考にしていただけると幸いです。

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教育のプロが教える、子離れできない親がコーチングを学ぶべき理由

 

苫米地式認定コーチ、TICEコーチの高嶋芳幸です。

我が子の成長を見守るのは、親に与えられた何よりの特権です。

我が子が昨日までできなかったことができるようになる、そんなときは子育てをしてよかったと心から感じられる瞬間なのではないでしょうか。

その一方で、こうやって子供が成長してけば、いつかは自分の手元を離れていくのだと考えて寂しい気持ちが湧いてくることもあるでしょう。

これは極めて自然な感情であるといえます。

しかし、その気持ちが行き過ぎれば、俗に言う「子離れできない親」になってしまいます。

この記事では、子離れができなくなる理由、そしてどうすれば子離れができるようになるのかを、コーチングの理論を通してお伝えします。  

コーチの語源

「コーチ」という言葉は、ハンガリーの四輪馬車「コチ」に由来します。

19世紀のイギリスで、家庭教師(チューター)を目的地まで引っ張ってくれる存在としてコーチと呼び始めたのがはじめだとされています。

そしてその後、指導者一般のことをコーチと呼ぶようになりました。  

コーチの役割とは

現代におけるコーチの役割は、「クライアントのゴールの発見を促し、ゴールを達成できるマインドを作る」ということです。

一般にコーチといえば、たとえばサッカーや水泳のコーチなどと言うように、具体的な技術を教える人だというイメージがあります。

しかし、コーチングにおけるコーチはそういった人たちとは役割がまったく違うのです。

クライアントが自分自身でゴールを設定し、ゴールが達成できるような心と体の状態を作ることがコーチの役割であり、具体的な技術を与える存在ではないのです。

もちろんときには、ゴール達成に必要なマインドの使い方を教えることはあります。 ですがそれは、サッカーや水泳の技術を教えることとはイメージがずいぶん違って見えるはずです。

ちなみに、サッカーや水泳などの具体的な技術を教える人は「インストラクター」と呼ぶ方がふさわしいでしょう。
 

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コーチングの原則

コーチングを行う際に守らなければならないプリンシプルはたくさんあります。

その中でも、我々コーチが最も重視するプリンシプルは「コーチはクライアントのゴールを評価しない」というものです。

コーチはクライアント掲げたゴールを、良いとも悪いとも評価してはならないのです。  

コーチがクライアントのゴールを評価しない理由

なぜコーチがクライアントのゴールを評価してはならないのでしょうか。

クライアント本人ではないコーチが、クライアントが心から達成したいと思うゴールをわかるわけがないからです。

何かを心からやりたいと思う状態のことを、コーチング用語で「want to」であるといいます。

一方、ほんとうはやりたくないが、やらなくてはならないという状態を「have to」であるといいます。

コーチがクライアントのゴールを評価するということは、クライアントを have to のゴールへと誘導してしまうリスクがあります。

ほんとうはそこまでやりたくないのだが、コーチがそういうのなら正しいのかなという具合です。

あるいは、ほんとうはこれがやりたいのだけど、コーチがよくないというからやめようかな、ということもありえます。

これならばコーチングを受けない方がよかったということにもなりかねません。 だからこそ、クライアントのゴールをコーチが良い悪いと評価することはご法度なのです。

 
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子離れできない親

ところで、子離れできない親とはどのような親のことをいうのでしょうか。

それは、子供の主体性を尊重できない親です。

つまり、子供が自分で want to のゴールを決め、判断し、行動するという一連の動作を認めてあげることができず、管理してしまう親のことです。

もちろん、子供の年齢によっては、すべてを独力でやりとげるには難しいという場合もあります。

その場合には、親が最低限の手助けをしてあげればよいでしょう。

子離れできない親とは、そういった最低限の手助けを超えてまで干渉し、管理しようとする親のことをそう呼ぶのです。  

子離れできないことがよくない理由

なぜ子離れできないことが問題かといえば、結果的に子供が不幸になるからです。

ここで言う子供の不幸とは、子供が自らの人生を独力で切り開くことができなくなってしまうことです。

自らの人生を主体的に生きることができないことほど不幸せで寂しいことはないでしょう。

親が子離れできないことで、子供は主体的な人生を送る能力を育てる機会を失ってしまいます。

その結果、want to のゴールを設定して達成していくような、主体的な人生を子供が送りづらくなるということです。  

親が子離れできない理由

親が子離れできない理由にはいくか考えられますが、最も大きな理由は、「親が自分のゴールを持っていない」ということでしょう。

親自身が主体的な自分のゴールを持っていなくて、その欠落を埋めるために、無意識に子供に自分のゴールを達成させようとするのです。

結果として、あれこれと子供のゴールに口を出してしまいます。

コーチングに置き換えて考えてみてください。 そのコーチにはゴールがなく、ゴール達成もしていません。

ところが、あなたのゴールを良い悪いと言ったり、ゴールを達成出来ているかを監視するようなことばかりしています。 あなたはその人のコーチングに心からの信頼を置きますか?
 

親が子離れするための方法

親の子離れとは、子供のゴールを尊重してあげることです。 他人のゴールを尊重してあげられる人とはどのような人でしょうか。

それは、自身が want to のゴールを持ち、それを目指すような生き方をしている人です。

もし親が want to のゴールを持っていれば、自分にもゴールがあるのと同様にこの子にも心から望むゴールがあるのだ、と認めてあげることができるようになります。

そうなることができたならば、子離れもスムーズになり、子供は主体的な人生を送れるように育ってくれるはずです。  


《ゴール設定に関する詳しい方法に関してはこちらの記事を参考にして下さい→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」
 

まとめ

子離れできない親がコーチングを学ぶ意味はふたつあります。

ひとつは、子供のゴールを良い悪いと評価することは子供にとってマイナスであると理解し、子供のほんとうのゴールを発見する手伝いをするべきだと認識できるようになります。

つまり、親が子供のコーチになってあげられるようになるということです。

もうひとつは、親自身がゴールを設定し、それを達成するような生き方ができるようになります。

これは親が自分で自分をコーチングできるようになるということです。

いずれも子離れすることの助けとなるはずです。

参考にしていただけると幸いです。

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