ライフコーチング

やりたいことがない人、あなたはもっと喜ぶべきである


やりたいことが見つからないといって悩んでいる人は多いと思います。

しかし、現在やりたいことがないという人は、実は喜ぶべきなのです。

今回はその理由について説明したいと思います。

やりたいこととは何か

やりたいこととは、その人の心から達成したいと思うゴールに向かう行動のことを言いました。

たとえば、素晴らしい小説を書きたい人は古典文学を読むことがやりたいことですし、プロボクサーになりたい人はランニングをすることがやりたいことになるでしょう。

やりたいことは何によって決まったか

ということは、現在のあなたにやりたいことがあるとしたら、それはあなたのゴールから決まってはずです。

ではあなたのゴールは何によって決まったのでしょうか。

それは過去の記憶によって決まっています。

つまり過去に経験したさまざまなものによってゴールを判断し、決めたということです。

あなたは本当にやりたいことをやっているのだろうか

ところで、あなたのゴールは本当に自分が心から望むものなのでしょうか。

実はそうでないことは非常に多いのです。

過去、あなたはさまざまなものに影響を受けてきました。

両親をはじめとした人間関係や、学校やメディアなど、様々なものがあなたに価値観を提供しました。

その価値観に基づいて現在のゴールを決めているはずです。

しかしながら、その価値観は本当にあなたが良いと思えるものとは限りません。

世の中にはまだまだ知らない情報がたくさんあるわけで、それらに触れずに決定した価値観が正しい可能性は低いと言えます。

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現在のゴールを疑うことは難しい

その意味で、たとえ明確なゴールがあったとしても、それを一度は疑ってみることが必要です。

そして、さまざまなものに触れていき、そのゴールが本当に自分のものなのか、あるいは、他に自分のゴールと確信できるものはないかと考えてみるべきです。

ところが、一度ゴールはこれだと決めてしまった状態でそれをすることはなかなか難しいことです。

だからこそ、いまゴールがなくて悩んでいる、つまりやりたいことがない人はラッキーであると言えるのです。

白紙の状態に新しいゴールを設定してけばいいのです。

まとめ

この記事は、やりたいことがないという状態がむしろ良いという側面があるということを伝えました。

やりたいことがない人は、あらためてゴールを設定し、ほんとうにやりたいことを見つけていってほしいと思います。

《*ゴール設定に関しては以下の記事を参考にしてみてください→「コーチング理論から考える正しい目標設定の方法」「そうはいってもやりたいことが見つからないんです、そんな人がどう考えるか」

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