あなたは何か望ましくないことが起きた時、何に原因を求めますか?
何か自分にとって望ましくないこと(たとえば人に嫌がらせをされた、など)が起こったとしましょう。
そんなときにあなたは、どこに原因を求めますか?
あるいはこういう聞き方をしてもいいかもしれません。
改善するべきポイントをどこに求めますか?
多くの場合は、つい他人や環境のせいにしていまいます。
もちろん、他人や環境が望ましくないことに関係がないわけではありません。
しかし、他人や環境のせいにすることは合理的ではありません。
他人や環境に原因を求めるのではなく、自分に原因を求めるほうがよいでしょう。
なぜなら、他人や環境に働きかけ、それらを変えることは大変だからです。
まず自分を変えるほうが容易だからです。
なかなかそんなふうに思えない人は、単に自分を変える正しい方法を知らないだけなのです。
知ってしまえば「そんなものか」といったものです。
具体的な方法はおいおい書いていくとして、自分に原因を求める際の注意点だけ書いておきましょう。
望ましくないことの原因を自分に求めた際に、決して自己評価を下げないでください。
「原因は自分にある、だからだめだ」と考えてはいけません。
「原因は自分にある、だから次はこう変えよう」と考え、前向きな気持ちを持ちましょう。
この点はしっかりと意識して下さい。
それではまた。