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記憶が人を支配する


人間の認知は記憶を活用して行われます。

現在認知していると思っている風景も、音楽も、気になるあの子(なんだか大滝詠一みたいですね)も、大部分が記憶を活用して行うのです。

さて、人が人を支配する関係というものがあります。

夫婦関係、恋人関係、上司・部下関係、経営者・従業員の関係、教祖と信者の関係、国と国民の関係、、、あらゆる関係の中には支配・被支配の関係が見えます。

さて、支配・被支配の関係に大きな影響を与えるものは何でしょうか。

それは記憶です。

言い換えれば、人は記憶に基づいて支配し、記憶に基づいて支配されるということです。

ということは、記憶をうまく使えば、人を支配することもできるし、もちろん支配から自由になります。

さて、この文章を書いている私は何に影響され、この文章を書いているのでしょうか。

もちろん私の記憶です。

ということは、私はなにかに支配されているのでしょうか。

いいえ、そうではないと考えます。

その根拠はいろいろとありますが、支配されている自分を見ているもうひとりの自分がそこにいるからです。

記憶の使い方は、実に興味深いテーマです。

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